愛知県清須市の尾張西枇杷島祭りをご存知ですか?
名古屋市の中心名古屋駅からも近く、山車や花火大会も有名なため
毎年200万人近くの人が訪れるそうです。
私も実家が近いので毎年行っていましたが、古き良き感じで見せ場も多いので
大好きなお祭りです。
今回はこの西枇杷島祭りの情報をめいっぱいお届けしようと思います!
記事の内容
西枇杷島祭りの場所は?
愛知県清須市西枇杷島町の旧美濃路(今の西枇杷島本通り)で行われます。
地図を拡大していただくとわかりやすいと思いますが、美濃路は県道126号線です。
庄内川にかかる名古屋市と清須市を結ぶ枇杷島橋の清須市側の端辺りからお祭りは始まります。看板もあるので橋のふもとにこればすぐにわかります。ここから西へ新川橋付近までの約2km弱の細い旧街道に200軒余りの露店がひしめき合って並びます。
この美濃路は1601年に関ヶ原の戦いで勝った徳川家康が凱旋したとも伝えられ、
昔は枇杷島市場もあったことから、多くの人で賑わっていたようです。
西枇杷島祭りは、このあたりの氏神様である橋詰神社・六軒神社・松原神社などに祀られる
天王社の祭礼で疫病退散を祈祷するお祭りとして1802年に始まったとされています。
2017年西枇杷島祭りの日程は?
毎年、6月の第1土日に開催されるので今年は
6/3(土)正午~午後9時
6/4(日) 午前9時~午後9時(祭りセレモニー午前10時)です。
昔の印象では土曜日は夕方から混みだし、花火の後は特に混雑がひどかったです。
恐らく今もそうでしょうね。
日曜日の方が好いていると思います。特に朝方は。
西枇杷島祭りに山車は出るの?
橋詰町の王義之車(おうぎししゃ)
問屋町の頼朝車(よりともしゃ)
東六軒町の泰亨車(たいこうしゃ)
西六軒町の紅塵車(こうじんしゃ)
杁西町の頼光車(らいこうしゃ)
の5台でどれもからくり人形などの手の込んだ仕掛けがあります。
一番古いものは1802年に登場し、一番新しいものが完成したのは1871年だそうです。
どれも個性的でとても豪華な作りなので、とても見ごたえがあります。
からくり人形の演舞素晴らしいです。
露店のひしめき合った本当に狭い道を、男たちが威勢のいい掛け声とともに山車を引いていく様子は
すごく豪快です。特に曲場と言われる山車の方向転換は必見です!
山車の中では地元の子供たちがお囃子(はやし)を演奏しているのでそれもとても風情がありますよ。
西枇杷島祭りの花火大会
6/3(土)の7:30前後から8:15位まで庄内川リバーランドから大小合わせて約1700発が上がります。
とても混雑するので午後5時位から場所を取り始める人も多いです。
荒天時は6/4(日)の同時刻に変更です。
ちなみに私が毎年行っていた頃は、変更になったことがなかったように思います。
不思議と天気が良かったんですよね。
花火を見る穴場スポットの詳細情報はこちらです。
西枇杷島祭りへのアクセス
公共交通が便利です。
名鉄電車の「二ツ杁(ふたついり)駅」徒歩5分
名鉄電車の「西枇杷島駅」徒歩10分弱
名鉄電車の「東枇杷島駅」徒歩15分弱
JR「枇杷島駅」徒歩15分
西枇杷島祭り臨時駐車場
JR枇杷島駅付近にある西枇杷島中学校が臨時の駐車場として開放されるようですが、
競争率がとても高いです。
お祭り区間の旧美濃路とその周辺の脇道、枇杷島橋付近、堤防沿いの道など交通規制される区間もあるので、
公共交通機関がベストです。
まとめ
歴史あり、雰囲気あり、花火ありのとても魅力的な西枇杷島祭り。公共交通機関でぜひ足を運ばれると初夏のいい思い出になると思いますよ!