尾張西枇杷島祭りは、伝統的であり、庶民的であり、活気と熱気にあふれたお祭り。山車や屋台目当てに沢山の人が訪れますが、混雑がピークになるのは花火の時間帯です。
地元民だけでなく遠方の人にも愛されてる証拠ですが、できる事なら大混雑を避けて花火が見たいですよね。今回は、地元民だからわかる花火鑑賞の穴場と混雑を避けてお祭りと花火を両方楽しむモデルコースを紹介します!
参考:西枇杷島祭り2019の地図と日程 花火の時間と場所&駐車場情報
西枇杷島の花火の穴場はここ!
西枇杷島祭りで花火が打ち上がるのは庄内川リバーランド(庄内川西枇杷島緑地)。露店が並び山車の引き回される会場から庄内川沿いに入った場所ですが、もちろんここは大混雑!
メイン会場すぐそばだし、仕掛け花火なども楽しめる一番の鑑賞スポットなので混雑するのは当然ですね。
私も何回かこの場所で見たことがありますが、勘弁してくれよと思いました(笑)6月と言えば夜でも結構ムシッとしてるし、花火の後に大混雑のお祭り会場を歩いて戻るのも大変です。
そこで混雑嫌いの人におすすめしたいのが打ち上げ場所の対岸の堤防です。(私もほとんどの花火を対岸から見てきました。)
対岸の堤防も地元民や遠方からの人が結構いますが、打ち上げ場所よりは相当ましです。屋台やトイレなどの設備はないですが、混雑を避けて花火大会を楽しみたい人にはばっちりです。
では、対岸の堤防を地図で見てみましょう。
この地図の黄色の星が花火の打ち上げ場所。オレンジのラインが露店と山車の通りでピンクのエリアが対岸の鑑賞場所です。
このピンクの部分は公園(西の方に枇杷島緑地はありますが)ではなく、畑あり、お墓あり、林あり、名城高校のグランドありの河川敷です。
畑をしている人の車以外は通らず、犬の散歩やジョギングの人がよく利用しているのどかな細道で、お祭り会場からはマップ上の紫の道を通っていくのが安全。名城高校のすぐ脇の道を通って堤防に出て歩道橋を渡るとピンクの細道に出られます。
ちなみに花火だけならピンクの道の西側にある枇杷島緑地(地図上の緑の木のマーク)から2重堤防の内側の方(庄内川に近い方)へ上がり、東の方へ歩いていくという手もあります。(運が良ければ枇杷島緑地公園の駐車場が使えるかもしれません。←早い時間に到着すればの話ですが。)
西枇杷島祭りから花火の穴場への混雑を避けたモデルコース
ここでは、西枇杷島の花火を対岸から見ると仮定して祭りの山車&屋台と花火をスムーズに楽しむモデルコースをご紹介したいと思います。
まず、西枇杷島祭りで花火の日(土曜日)に露店が営業を始めるのが17時前後。それ位の時間から徐々に人が増えてきます。この時間はまだ混みあってはいないのでゆったりと山車を見物したり、神社を参拝したり、露店が楽しめます。
なので、お祭りの端から端(枇杷島橋のあたりから新川橋のあたり←地図上のオレンジライン)まで一往復して祭りの雰囲気を楽しみましょう。往復にかかる時間は約1時間ちょっとです。
次に花火の打ち上げ場所の対岸へ向かいましょう。6時半前にはお祭りを出て、徒歩で20分程かけて対岸の堤防へ行く(地図上の紫の道)といい感じで混雑が避けられると思います。私も小さい頃からこんな感じのプランで動いてましたから^^
対岸にいればパック詰めのお祭り会場を通る必要もないので花火大会の後も割とスムーズに帰ることができますよ。対岸から帰る場合は名鉄本線の「名鉄東枇杷島駅」を使うのが便利。東枇杷島駅は普通しか止まりませんが名古屋駅まで2駅なのであっという間です。
ちなみに花火大会の後にお祭りへ戻るのはめちゃくちゃ混むので、できれば避けた方が無難。お祭りらしい熱気は味わえますが、おすすめはしません(笑)お祭りをじっくり見たいなら日曜日の朝もなかなかいいですよ。(セレモニーもあるし)
おわりに
西枇杷島の花火大会はとても風流で素敵なので、できれば静かに見るのが一番です。今回紹介した穴場も割と人は多いですが主会場よりは落ち着いて見られるし、帰りがスムーズなのでおすすめです。西枇杷島祭り自体も本当に素敵なお祭りなので是非セットでゆったりとお楽しみくださいね。