雪景色の小樽の街に無数の灯りがともされる幻想的なお祭りと言えば「小樽雪あかりの路」。雪の中に温かく灯るキャンドル、小樽運河に浮か灯・・・私も2018年に行ってきましたが今でもその情景が浮かぶほど素敵なイベントでした。今回は、このあまりにも美しい「小樽雪あかりの路」はどのようなものかまとめてみたいと思います。
記事の内容
小樽雪あかりの路とは
「灯り」という言葉から連想するもの。「温かさ」「希望」「祈り」「愛」「命」・・・小樽雪あかりの路はそんな優しさを感じさせるイベントです。
市民や外国チームなど総勢2000名を超えるボランティアによって成り立つこのイベント。約12万本のキャンドルの灯と人の心が作り出す温かさは凍えるような小樽の地で観光客に感動を与えます。
私が行った時も寒さの中で灯りを見つめる人たちが沢山。思い思いの雪や氷を使ったクリエーションとキャンドルの光が見事に調和したアーティスティックなイベントでした。小樽の街並みやライトアップと共に浮かび上がる蝋燭の温かみがなんとも幻想的で人々の「祈り」のように見えるのが不思議です。
日にちが近づいてきたら来たら小樽観光協会のツイッターからリアルタイムで情報が見られると思います。↓
小樽雪あかりの路の会場
雪あかりの路のメイン会場は「手宮線会場」、「運河会場」と「朝里川温泉会場」準メイン会場は「天狗山会場」になります。※マップは会場説明の後にまとめてあります。
小樽 手宮線会場
明治13年開通の幌内鉄道跡地。中央通りから日銀通りまでのエリアに雪の中に作られたギャラリーのような風景が広がります。雪を積み上げた壁に祠のような空間を作りキャンドルと雪のアートが設置されていてホントに素敵。
雪だるまの家族だったり、ハートだったり、動物の家族だったり・・・見ていて優しい気持ちになる物ばかり。ボランティアの人も楽しそう。おとぎの国に迷い込んだ感じになりますよ。
小樽運河の雪あかり
小樽の顔と言えば小樽運河!運河には無数の浮き球キャンドルが浮かび、レンガ倉庫のライトアップと共に異国情緒を盛り上げます。川岸にも手宮線会場のような雪のアートとキャンドル。雰囲気が良すぎる会場です。
雪あかり 朝里川温泉
小樽の中心からバスで35分程の朝里川温泉。実は私ここに泊まったんですが静かな山間でスキー場もすぐ近く。温泉もいい穴場的エリアでした。この自然豊かなエリアでも小川沿いに温かな光が灯ります。もちろん雪の中に。少しわかりずらい場所でしたが静けさの中に圧倒的な存在感を生み出していました。
小樽駅からのアクセスは中央バス。「小樽駅前ターミナル2番乗り場、朝里川温泉線⑬」から乗車。「温泉坂上」で下車すぐです。
運賃:片道330円(子供170円)(2018.12現在)
中央バスのページには雪あかりのバス情報なども載るので行く前に「中央バス 冬まつり」でチェックを♪
雪あかり 天狗山会場
北海道三大夜景の一つとして知られる天狗山。ロープウェイで上がった山頂には展望台や小樽天狗山神社、魔よけや念願成就のご利益もある鼻なで天狗さんもいますよ。
雪あかりの規模は小さめですが、なんといっても夜景とのコラボがすごい!天狗さんにお願い事ができるメッセージキャンドルも見逃せません。
天狗山へは小樽駅前のバス停から中央バスで20分。そこから山頂までは4分です。スキー場もある人気スポットだけあって私が行った時もバス停に行列ができてました。
中央バス運賃は片道220円(子供110円)。ロープウェイは大人往復1200円(子供600円)。(2018.12現在)ロープウェイなどとセットになったセットチケットもありますよ。←「中央バス 冬まつり」で検索を♪
参考:新千歳空港・小樽間の移動方法 時間・料金とフリー切符情報
小樽雪あかりの路のマップ
それぞれの会場を一覧マップにしてみました。
小樽駅から近いのはメインの手宮線会場と小樽運河会場。小樽駅から手宮線会場や運河会場まで中央バスを使うこともできますが、徒歩も可能。雪道ですが歩いている人も多かったです。小樽駅から運河会場まで歩いても雪が無かったら15分弱の距離。(雪に慣れてないと20分位)
灯りは日暮れの時間からしか見ることができないので、朝里川会場や天狗山まで足を伸ばす場合はバスの時間を見て計画を立てておいた方がスムーズです。正直、一晩で全会場回るのはかなりキツイですが・・・。
小樽雪あかりの路の日程は?
2019年の開催期間はこうなってます。
時間は
17:00~21:00
特にマジックアワーと呼ばれる日没から数十分の色合いは息をのむ美しさですよ!
ちなみにさっぽろ雪まつりも一緒に楽しみたいという方も多いので、参考まで。
2019年の札幌雪祭りは
2019年2月4日~2月11日(大通り&すすきの会場)
2019年1月31日~2月11日(つどーむ会場)
の予定です。
毎年、数日は被るので両方楽しみたい方は是非!
札幌雪まつり 会場ごとの違いと屋台の営業時間&おすすめグルメ
おわりに
札幌の雪まつりが大迫力の「動」なら小樽の雪あかりは「静」だと形容されます。雪国の温かい灯で「心」や「つながり」に出会えたら最高ですね!最後に詳細です。
ホームページ: http://yukiakarinomichi.org/