明治神宮にもほど近い東京都渋谷区千駄ヶ谷。ここにあるパワースポットが鳩森八幡神社です。
「いきなり直感で「千駄ヶ谷」と降りてきた!」と言って突然この地に移り住んだ友人一押しのスポットだったので、
遊びに行ったときにお参りしてきました。
新国立競技場もあり、オリンピックに向けて盛り上がりを見せる千駄ヶ谷。
セレブなお店や外国風の飲食店も多く素敵なエリアです。
さて、この鳩森八幡神社へ行った感想ですが、かなり興味深い!
大きい神社ではないですが、なんか清々しい!
ぜひ、みなさんにも立ち寄って頂きたいと思ったので
どんな場所かまとめてみました。
鳩森八幡神社のご利益とは?
昔々、今の鳩森八幡神社のあるあたりの林では何か良いことがおこる前兆として瑞雲が現れていたと言います。
ある日、不思議な白雲が林に降りてきて、その後何羽かの白鳩が西の空へ飛び立ったとのこと。
こうした経緯から祠(ほこら)が営まれ、「鳩森」と名付けられました。
その後、860年に慈覚大師(円仁)によってご神体として神功皇后・応神天皇が祀られ八幡神宮となったようです。
とても由緒のある神社ですね!
御祭神の神功皇后(じんぐうこうごう)と応神天皇は母と息子の関係。
神功皇后は安産祈願、子育て、家内安全などの御神徳で知られるとともに、武神的な側面もあるんです。
応神天皇(おうじんてんのう)は国家鎮護、殖産興業、勝運招来、文武両道などの御神徳があり、
武神的な要素を持ち合わせる母上の神功天皇と一緒に祭られていることで勝負運の御神徳はダブルになりそうです。
境内には全国でも珍しい(ここだけ?)「将棋堂」もあり、将棋の上達と共に勝負運のご利益もありますよ!
そして、次にご紹介する富士塚!ここもすごいパワースポットです!
鳩森八幡神社の富士塚はパワースポット
私:「えっ、あれのことか?」
境内でこんなやりとりが(笑)
てっきり冗談かと思っていたら、
富士塚がありました。(上の写真)
鳩森八幡神社の境内にある円墳形の小山。
「千駄ヶ谷の富士塚」として親しまれる都指定有形民俗文化財なのです。
富士塚にのぼる入り口には鳥居があり、塚の前には池や里宮も。
本格的!と思ったらこの富士塚1789年に築造されているんです。歴史が古い!
(関東大震災後に修復はされていますが、旧態をよくとどめる都内では最古の塚なんですって!)
5月に行ったのでツツジが満開できれいでした。
6月だと菖蒲や紫陽花がきれいだとのこと。
さてここから登山(?)開始!
自然石の階段を登っていくと、
所々に丸石が置かれたり、クマザサなども植わっています。
7合目には小さな洞窟の中に身祿像(みろくぞう)が安置されているので手を合わせて、頂上へ!
頂上近くからは富士山の溶岩も配置され、頂上には浅間神社の奥宮(御祭神は木花咲邪姫命という女神様)も安置されています。
富士山のエネルギーがひしひしと伝わってきます。
頂上まではゆ~っくり鑑賞しながら登っても10分程ですが、本当に山を登っているような感覚で結構険しい!
でも頂上ではすごく爽快な気分になりますよ!
それにしても、富士塚の役割って何?と思いませんか?
これは、江戸時代中期以降に庶民に広まった富士山信仰と関係しています。
体調や距離の問題で富士山に登れる人ばかりではないですよね。
なので、神社の境内などに誰でも参拝がしやすいように富士山に見立てた小さなお山を作ったのが
富士塚の由来だそうです。
富士塚に登れば富士山に登ったと同様のご利益があるということですね♪
鳩森神社のおみくじと絵馬
由来からもわかるように鳩森八幡神社の授与品には鳩のモチーフが沢山使われています。
おみくじも友人に勧められひいてみました。
おみくじを開くと鳩の絵柄があって、そこから鳩が話しているかのように吹き出しの中にお告げが書かれていました!
さらに、それを結ぶとパステルイエローとパステルグリーンの鳩型に変身!!!
めちゃくちゃ可愛いんです♪
これを見るだけでも幸せな気分になりました。
内容は・・・可愛さに気をとられてあまり覚えていません(笑)
絵馬もツル植物の縁取り(ちょっとハート型に見えなくもない)の中に2羽の鳩。
すごく和む絵柄になっていましたよ!
鳩森八幡神社の詳細とアクセス
最後に鳩森八幡神社の詳細とアクセスについてまとめて終わりにしたいと思います。
まず鳩森神社までのアクセスです。
都営大江戸線「国立競技場」から徒歩5分
東京メトロ副都心線「北参道」から徒歩5分
続いて、詳細です。それではよいお参りを!
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-24
問い合わせ:03-3401-1284
社務所窓口:午前9時~午後17:00