風邪のサインが出始めたら一刻も早く治したいと思うのが人の心。
皆さんは即病院へ行ったり、市販薬を買いに行きますか?
ギリギリまで病院へは行かない方も多いし、薬嫌いの方もいらっしゃいますよね?
逆に風邪の引き始めだからこそ薬を飲むという人も。
結局のところ病院受診や風邪薬は治りを早めるんでしょうか?
今回は自分の体験談も交えながらその謎にスポットを当ててみようと思います。
関連記事:風邪の引き始めに悪化させない方法 食事・お風呂・睡眠・うがい等体験談
風邪の引き始めには病院に行った方がいい?
風邪の引き始めは病院に行くより、安静で様子を見る人も多いかと思います。
私も病院に行くのは相当ひどくなった時だけですが、
初期でも症状があまりにも不快な時はさっさと受診することもあります。
例えば、鼻水がダラダラな時。いくら風邪の初期症状でも
数秒ごとに鼻をかまなきゃいけないような時は即耳鼻科に行く事も多いです。
受診後にすごく楽になることも多々あるので。
風邪を治す特効薬はないので病院へ行っても症状緩和しかできませんが、
症状が緩和されるとと睡眠をとったり、栄養をつけたりするのも容易になります。
風邪は寝て治せと言われるくらいなので、睡眠が苦痛なくとれるように不快な症状をとってあげるのも大事だなぁと思います。
風邪の症状は抑えてはいけないという考え方もありますが、
鼻が詰まって息もしにくいような時にはしっかり睡眠もとれませんしね・・・寝不足で症状悪化とか嫌ですし。
お医者さんにかかる事で実は風邪じゃなかったんだ~と判明する時も多々あります。
風邪だと思っていたら、持病のアレルギー性鼻炎だったりとか。
わからないんですよね、風邪なのか他の病気なのか。
鼻に症状があれば口呼吸で喉に影響が出たり、頭重感のような症状も出るので区別がつきにくいんです。
風邪なら内科だと思われがちですが、風邪特有の鼻・のど(もちろん耳もですが)症状が強い時は
耳鼻咽喉科がおすすめです。さすがは専門ですよ。吸入などの処置で即効症状が改善することも多いですから。
風邪でも気持ちが悪いとか、おなかの症状がある時などは内科の方に行った方がいいですが
症状ってミックスされていることも多いですもんね。
経験上、どちらに行っても何らかの治療はしてくれるので問題ないと思います(笑)。
まぁ、でも風邪の症状がマイルドで寝てれば何とかなるわ~っという時には
おうちで安静にしているのが一番です。
混んだ病院の待合室で他の患者さんたちに接触しなくてもいいですし。
我慢しきれない不快症状や何か気になる事がある場合は我慢せずにお医者さんに相談するのがベストということですね。
風邪の引き始めに風邪薬は効くのか?
風邪を治す薬が発明されればそれは画期的な事だと言われています。
風邪のほとんどはウイルス感染ですが、無数にあるウィルスをやっつける薬はありません。
風邪薬は市販薬でも処方薬でも対症療法のための物。
完治をさせるものではなく、症状を押さえるものです。
風邪薬を飲むと眠くなることも多いですよね。
あれは意図的に休ませてくれているんだと聞いたことがあります。
必要なのは休息なので。
結局のところ、風邪を治すことができるのは自分の免疫力のみ。
眠りたいけど、のどの痛み、咳、鼻水、鼻づまり、熱、頭痛などの症状が不快で眠れない!
という時に症状を軽減してしっかり休息をとるお手伝いをするのが風邪薬の役割です。
どうしても会社が休めないとか、大事な用事が控えている時に風邪薬で症状を抑える事も多いと思いますが
それを治ったと勘違いして無理をするのは禁物!
体はウイルスとの戦いが終わっていない状態なので、あなたに向かって
「頼むから無理しないでくれよ~!」と言っていますよ。
エネルギーをウィルス退治に使いたいわけです。
無理を続けられると体は参ってしまい、免疫力がダウンした体はいろんな病原体に侵されやすくなります。
私もありましたよ。
無理して風邪をズルズル引きずり、
咳がひどくなったなと思ったら気管支炎にかかっていて、
さらにインフルエンザまで拾ってしまったという悲惨すぎる時期が・・・
どうぞ、仕事や用事が終わったら、しっかり体を休ませてあげてくださいね。
風邪のひきはじめ 病院と風邪薬の効果まとめ
風邪のひきはじめなら安静にしていれば自己治癒力で治せることがほとんどですが
気になる事があれば病院に行くのも安心材料になります。
症状改善のために風邪薬を使うのも効果的な場合がありますが、
風邪を治すための薬ではないので、できる限り体を休ませることを優先してあげてくださいね!