投稿日:2018年2月27日 更新日:

焚き火って最高ですよね!もう何時間でも見ていられます。でも、いざ焚き火を起こすとなると手順がわからない!という方も多いのでは?私も一昨年キャンプデビューして、回数をこなすことでようやく勝手がわかってきました。
今回は焚き火の起こし方と消し方、道具を写真入りで紹介していきます。
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焚き火の道具
まず最初に焚き火をするのに必要な道具をリストアップしてみます。
☆薪

薪はキャンプ場やホームセンターで調達。田舎道を走っていると格安で手に入る事もありますよ。オンラインだと送料が高くつくし、木材業者で買うなら大量購入が必要な場合も。
時々キャンプで使う位ならキャンプ場かホームセンターで買うのがいいような気がします。上級者なら自分で作るって方法もありますけどね。
☆小枝や枯葉
枯葉は着火する時に必須!火がついたら細ーい小枝も使えます。キャンプ場周辺にも沢山落ちているので拾い集めるのも楽しみの一つ。乾いた白樺の皮や杉の葉っぱなどは抜群の着火剤です。
☆小枝より少し太めの枝

写真のような少し太目の小枝は着火して火が安定して着た時に使えます。これもキャンプ場で拾い集めましょう!
☆焚き火台
キャンプ場には焚き火がOKなところとダメなところがあります。焚き火OKでも直火(地面で直に焚き火する事)NGのキャンプ場がほとんどです。
直火はマナーが悪いと山火事の原因にもなるので、直火OKかどうかは必ず土地の所有者に確認をして下さいね!
余談ですが、去年、直火禁止のキャンプ場で直火をした人がいて、消防車2台が来る惨事に巻き込まれた。火の回りはめちゃくちゃ早いです。あの時はホントに気を付けようと思いました。
で、直火がダメな時に役に立つ道具が「焚き火台」です。キャンプ場に備え付けてある所もありますが、自分で持っていればキャンプ場選びも楽ですよ。焚き火を見て楽しむこともできるし、調理もできるので一石二鳥。
ソロキャンプ用の小さなものもありますよ。芸人ヒロシさんのキャンプ動画(ヒロシちゃんねる)でお馴染みのピコグリルも人気ですよね。
☆チャッカマン
火打石で着火してみたいなとも思うんですが初心者にはハードルが高い。こんな時はチャッカマンやライターが便利です。
☆火バサミ
薪の位置をずらしたい時や片付けの時などに安全に作業ができます。
☆皮の手袋や軍手
こちらもあると便利です。ないと手が傷ついたり真っ黒になったりします。
☆シャベル
焚き火後に灰を片づける時に便利です。
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焚き火の起こし方
1.焚き火台を安全な場所へ設置。草の上やテントに火の粉が飛ぶような場所はNGです。
2.乾燥した枯葉を焚き火台に入れて着火。火がついたら小枝を投入し。安定してきたらその上に少し太めの枝類を隙間を空けて空気が入るように投入。

3.ある程度火が回ってきたら薪も少しずつ投入。火が安定してきたら一安心。
キャンプファイヤーのように薪を井形に組まなくても大丈夫ですよ。
キャンプ場で売っていたガソリンを使っている人もいましたが、なくても火は起こせます。ただ、雨の後で葉っぱや枝が湿ってると、煙だけモクモクして苦労しますね。

4.火が弱くなってきたら、隙間を空けながら枝や大きな薪をくべていきます。隙間はあけ過ぎてもダメだけど密着させないように。というのがポイント。
5.焚き火をお楽しみください。枝にマシュマロをさして焼いて食べるのもいいですよ~。
参考記事:キャンプ料理 初心者に便利な道具とバーベキュー以外のメニュー・ご飯炊き
焚き火の消し方と後始末
焚き火をしたらしっかりと安全に片づけるのがマナー。薪の投入は消す時間も考えながらしていきましょう。では、どうやって火を消していくのでしょう?
1.薪と薪を離して温度が下がるようにすると火が弱まっていきます。
2・小さなカスは逆に真ん中に寄せて白い灰になるまで燃やしきります。
3.燃えカスの炭火は砂地の地面に転がして砂でまぶす。水をかける人もいますが水蒸気がすごいし、完全に消えたかどうかも不明。
炭火をトングで火消壺に入れておくと安心。真っ赤な炭火も酸素のない火消壺の中で自然鎮火。壺自体はかなり熱くなるので触れないように!
壺の中で鎮火した木炭は次の日にも使えますよ!火のつきがとてもいいです!ちなみに水をかけて消した場合も次回使えます。(しっかり乾燥させてください)
4.焚き火台の灰はトングでかき回し、飛ばないように上から鉄板などを置いて終了。(水をかけると蒸気がすごいです)
5.次の日、また焚き火をする時はそれも使えるし、帰るならしっかり冷めているかを確認してからキャンプ場の灰捨て場へ。なければ缶か二重のごみ袋に入れて家に持ち帰り、燃えるごみへ。家庭菜園があるなら肥料にもなりますよ!
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おわりに
火の起こし方は思った以上に簡単でしたか?ズブの素人の私でも出来たので皆さんも絶対に大丈夫だと思います。
最初の内はある程度道具があった方揃ってた方が便利だなと思いましたが、だんだんワイルドな挑戦をしていくのも楽しいもの。
安全面についてはキャンプ場や山のルールを守って、わからない時はしっかり聞いてアウトドアライフをお楽しみくださいね!
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