結婚式の準備を進める中で悩めることの一つがお車代。
招待する方の住んでる場所も違うし、自分との関係も違うし、お金のやりくりもあるし・・・考え始めるとギャーってなる事もありますよね(笑)
今回は経験を元にお車代の相場と距離(近距離、中距離、遠距離)についてまとめてみたいと思います。
記事の内容
結婚式のお車代 相場と距離は?
距離とお車代の相場って人によってマチマチですよね。
距離に関係なく招待した方全てに渡すという人もいれば、遠方からのゲストだけに渡すという人もいるし、なしという人も。金額だって色々です。
近距離・中距離・遠距離ってどう判断するの?という問題も。
実際のところどうなんでしょう?
結婚式のお車代 近い距離
近距離というと例えば市内だったり、県内だったり片道1時間以内のイメージです。
親の時代だと結婚式のゲストはほぼ近場の親族。車で親族が乗り合いをしたり、タクシーを手配して交通費全額負担ということが多かったそう。(家で結婚式をすることもあったし)
ただ今は友達を呼ぶことも多いので事情が違いますよね。(←親とお車代の話をしていてズレるポイント。笑)
ということで、いろんな人に聞いたりリサーチしまくった結果判明したのは、近距離のゲスト(友人)にはお車代を出さないことも多い。ということです。
実際私も10回近く市内の友人の結婚式に出ましたが、お車代が出たのは1回のみ。(一日乗車券で)親切だなーと感動した反面、この距離でお車代?と恐縮した覚えがあります。
近距離で交通費を渡したという人は現金ではなく、当日に少額の交通カードやクオカードを渡したという人が多かったですよ。
ちなみに私の時は近距離の友人の交通費は無しとさせてもらいました。(結婚したのが一番遅かったので友達に合わせてみた感じ。笑)
結婚式のお車代 中距離
近場でもなく遠方でもない中距離ってのは厄介ですよね(笑)
どの位が中距離なんだ?と言われると難しいですが、近隣の県からゲストを招待する時なんかがそうですよね。
新幹線や飛行機を使う程ではないけど、車や交通機関で片道1時間半~2時間位の距離って感じでしょうか。
この中距離は悩みどころ。
対応の仕方も近距離の時と違ってお車代を出す人と出さない人に分かれます。さらにお車代を出す人の中でも全額出す派と半額出す派に分かれる傾向があります。
例えば、先にその方の結婚式に出ているならそれに合わせればいいですが、そうでなければご自分がスッキリするようにするのが一番です。
ちなみに半額というのは端数を切り上げた金額。千円以下の端数は切り上げて用意するのがベターです。
ゲストが車で来場する場合の駐車場代はホスト側が持つ場合がほとんど。
お車代を出す場合は、来場方法を聞いておいて実費(電車代やガソリン代など)の半額なり、全額を包むことになります。
ちなみに私は中距離の人の結婚式に出たことも招待したこともありませんが、友人の話を聞いてみると隣県の結婚式のお車代は出たりでなかったりだそう。
ただ中距離の移動は結構大変なので、お車代なしだとしてもホスト側からしっかり感謝の気持ちを伝えましょう。
結婚式のお車代 遠方
一般的に新幹線や飛行機を使ったりする場合を遠距離と呼びますよね。
例えば、東京ー北海道、九州ー東京など場合によっては宿泊も考えた方がいいような距離です。最近は海外から参列も珍しくありませんね。
この場合、お車代を出すのが一般的です。
遠距離からの参列となると移動と宿泊を入れて数万円~数十万円(海外なら)。それプラス時間をかけて結婚式に来て下さるゲストに礼を尽くすのはマナーです。
相場は交通費と宿泊費を合わせた金額の半額~全額or交通費全額か宿泊費全額のどちらかです。
ただ、全額なのか半額なのかはその家庭によりけり。さらに交通費の額に限らず遠方からのゲストに一律の金額をお渡しする場合もあるようです。
人によってやり方が違うだけに、交通費の半額のお車代にえっ?と思うこともあれば、全額出してもらって恐縮するという場合も。
遠方からの参列者が少なくて予算に余裕があるなら全額出した方が気持ちがいいですが、遠方からの参列者が多数で予算がどうにも回らないという時は半額又は遠方からの友達に一律1万円などという風にしたという例も。
招待される側も親しい友人の結婚式には遠方からでも参列したいものですが、交通費の事が気になるのもたしか(特に出費の多い時期や休職中など)。
ゲスト側からはなかなか聞きにくい話なので遠方のゲストを招待する場合は事前に打ち合わせておくか、招待状に交通費に関する一文を添えておくと相手側への気遣いとなります。
海外からゲストを招待する場合は恐らくめちゃくちゃ親しい関係だとは思いますが、交通費や宿泊費については相談した方が無難。(恐らく宿は実家になる事が多いけど)海外でも遠い国の場合は交通費が莫大になるので招待状を出す前に話を詰めた方がいいかもしれません。
親しい友人なら「日本に一時帰国がてら参列するよ~」なんて交通費の事はそんなに気にしない人も多いですけどね♪
また友人間や親戚間で暗黙のルール(お車代は無しなどの取り決め)がある場合は素直にそれに従えばいいので楽ですね。
ちなみにどうしてもお車代は工面できないときは「ご祝儀辞退」という形でご招待をすることもできますよ。
結婚式のお車代は親族にも必要?
親族の場合、お車代はいるのでしょうか?
いらないんじゃない?と思いますよね。ところがいろいろ見聞きしてみると親族へは距離関係なく全額負担している人も多いんです。
昔からの名残なのか近場でも車を出したりタクシー券を渡したりすることも多いです。←うちの母方の実家もそう。
ただ、親族へのお車代をどうするかは友人に対するお車代より簡単。なぜなら冠婚葬祭のあーだこーだは親族の間で取り決めがある場合が多いからです。
もし、親族間で毎回お車代を出しているなら出す、半額なら半額、出していないなら出さないでOKなのでご両親に確認してみましょう。
それぞれの家庭によっていろんなルールがあって面白いですよ。
例えばうちの場合は父の親族が北海道、母の親族は名古屋。遠すぎて普段行き来もあまりないし、冠婚葬祭ごとは両家が気を使って事後報告にしているそう(笑)後からお祝いのみ贈るという形をとってます。
名古屋の友人のところは親戚がほとんどが九州ですが、頻繁に行き来もあり、冠婚葬祭時も全員集合。持ちつ持たれつなのでお車代などもなしだと言っていました。
パートナー側の親族のお車代もそちらのルールに合わせてやってもらえばいいので問題なしです。
結婚式のお車代 上司には?
上司や恩師を結婚式に招待する場合のお車代ですが、これは近場、遠方に関わらず全額出すのが一般的です。
なぜかというと、昔からの習慣でわざわざお越し頂くスペシャルゲストだからです。(友人や親族だってそうなんだけど)
さらに伝統的に主賓又は上司の方に乾杯の音頭やスピーチをお願いすることが多いので、そのお礼として1万円~3万円を含めて交通費と共に「お車代」としてお渡しすることが一般的。
ちなみ結婚式の参加費を経費で落とす会社だとお車代はいらないと言われることもあるようです。その場合は素直に甘えても大丈夫ですね。
参考:結婚式のお車代の渡し方 誰がいつ渡すかと断られた場合の対応
参考:お車代の封筒と表書きや名前の書き方・お金の入れ方について
まとめ
結婚準備は楽しい反面わからないことも沢山出てきますよね。ご両親や経験者の友人などに相談して自分達だけでパニックにならないことも大事ですよ♪
お車代に関しては、距離や招待する相手、親族内や友人間の暗黙のルールにも左右される所多々。面倒ですがキラキラの結婚式はすぐそこなのでファイトです♪