オーストラリアに旅行に行く時は短期間でもETAS(イータス)という許可証がいる事をご存知ですか?短期の観光ならパスポートだけでいいじゃん!なんとかしてよオーストラリア!って思いますよね(笑)旅行会社でツアーを申し込んだ時などは教えてもらえますが、全て自己手配だと見落とすことも。航空会社のホームページには書いてはありますけどね。今回はETASとはなんぞや、有効期限や滞在期間、いつまでに申請すればいいかを詳しくまとめました。
ETASとは
ETAS?そんな横文字意味わからん(笑)
私も20年前初めてとった時はそんな感じでした。
これはElectronic Travel Authority Systemの頭文字をとったもの。
Electronic Travel Authority(ETA)も同じものです。
読み方はETAS=イータス
※2009年から導入されたアメリカの電子ビザESTAとは違うのでお気を付け下さい!
(それにしても名前がそっくりだ)
まぁ、横文字は雑学程度に頭の片隅へ(笑)
つまるところ、イータスは電子渡航許可証これを取得することで初めてオーストラリアへ旅に出られるということです。(もちろん、他に有効なビザを持っていればETASはいりません。)これがないと門前払いを食らうことになり、泣くに泣けません。
ちなみに、パスポートに貼るラベルなどはなく、手続きがしっかり完了していればそれでOK!パスポートと現地のシステムが連動してるので、現地でパスポートを見せるだけでいいですよ!
イータスの取得条件
ほとんどの人がスムーズに取れますが、こんな条件を満たしておく必要があります。
☆滞在目的が短期の観光、家族や友人訪問、会議、展示会、調査、商談など。
☆現地で就労をしないこと。
☆ETAS申請者がオーストラリア国外にいること。
☆学生ビザやワーキングホリデイビザなどの現在有効なビザを持っていないこと。
☆犯罪歴やオーストラリアからの強制退去歴がある場合は拒否又は大使館に問い合わせる必要も。
そんなに身構えないでくださいね!
ほんとに何も引っかかる項目がなきゃ問題なくとれるので。
イータスはいつまでにとればいい?
一番最初にイータスがあるかどうかをチェックされる場所はオーストラリアの空港ではありません。航空会社のチェックインカウンターです。パスポートを見せるとイータスがとれているかどうかわかるそう。
なので・・・
この時までに用意ができていればOKです。
イータスは最短で1日見ておけばほぼとれます。(瞬時にとれることも多々)でも、システムトラブルがあったり、記入ミスが発覚した時にはめちゃくちゃ焦ります。まあ、ミスがあれば取り直せばいいんですけど・・・何か引っかかる所があればもっと時間がかかります。
さすがに旅行の出発日に取ろうとは思いませんよね。当日に気付いたら当日頑張ってみるしかないですが、何があるかわからないので早めに準備をしておきたいところです。
代行会社にお願いする時は早割がある所もあるので余裕を見て1か月から2週間前に取得しておく人も多いですよ。
逆に有効期限がもったいないので、数カ月も前からとる必要もないです。うちの母が焦って半年も前から取ろうとしていたので止めました(笑)
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イータスの有効期限
イータスの有効期限はイータスが降りた日から1年間。
ただ、その間にパスポートの期限が切れる場合はパスポートの有効期限までということになります。有効期限内なら何回でも渡豪することが可能。
あまりにも頻回に入国すると不法就労者ではないかとにらまれて質問を受けることもあるようですけどね。友人が1年の内1週間位ずつ3回渡豪した時がありましたがその程度なら普通にスルーでした。(審査官にもよるかな)何回も遊びに来たい人も普通にいますもんねぇ♪
ETASでの滞在期間
さっき有効期限内なら何回でも出入りができると言いましたが、一回の滞在期間は入国日から3か月までが上限です。それ以上になると他のビザが必要になってきます。観光なら3か月あれば十分ですが、短期留学の時などでイータスを使って入国する場合は気を付けておく必要がありますね。
まとめ
渡航関係の話になるとなんか難しそうですが、イータスの取得はほんとに簡単です。申請方法もいくつかあって値段もまちまちなのでお好きな方法で取得も可能です。詳しくはETASの申請と料金 代行業者の方が移民局より安いって本当?にまとめてます。それでは、素敵なオーストラリア旅行を!