名古屋昭和区の川原神社は1000年以上の歴史がある神社として有名。
私も結婚式をさせてもらったので、すごく親しみのある神社です。
この神社は地元の人からもすごく愛されているので、夏祭りもすごく賑わうんですよ。
赤丸神事や茅の輪くぐりなどの伝統行事に沢山の屋台、地元の人みんなが心待ちにしているお祭りです。
今回は、この夏祭りの日程や神事の詳細をまとめてみました。
川原神社の夏祭りっていつ?
地元の小さな神社かと思いきや、かなり広くて境内には池もある川原神社。
きれいで立派な社殿と池の中に佇む赤鳥居の川名弁天さん、沢山の末社。
亀や鳩もいっぱいいます。
自然が多くて清々しい神社です。
本殿は天井絵が見事で火の神、水の神、大地の神が御祭神なんですって。
そんな川原神社の境内いっぱいに屋台が並び、
地元の人で溢れかえるのが7月の夏祭りなんです。
日程は毎年決まっていて、曜日に関わらず
7月5日は末社の津島本祭でもあります。
時間はというと、
7月5日は9時~21時
となっています。
赤丸神事や茅の輪くぐり、鈴払いなどは日中からできますが、
屋台が本格的に開きはじめるのは夕方から。
日中は子ども達も学校ですしね。
屋台は食べ物の屋台から輪投げ、風船釣りなどのゲームの屋台まで境内に
所せましと並ぶので昔ながらの縁日気分を存分に楽しめますよ!
ちなみに池があるので虫よけスプレーがあると快適です。
川原神社の赤丸神事って何?
赤丸神事って聞きなれない人もいますよね。
名前の通りおでこに朱色の赤丸を押して祈願もらう神事です。
これは本殿でやってもらえますよ。
昔からの伝統行事で子どもの疳の虫封じのために行われていたとか。
疳の虫とは夜泣きや癇癪、病弱などのこと。
これが起こらないように昔からお参りしていたんですね。
最近はお祭りの時でも赤丸神事をする神社は少ないそうですよ。
伝統的な神事が受け継がれているって素敵ですね。
地元の子供たちもみんな赤丸をつけてます^^
なんか可愛らしい♪
でも・・・
なんだ、子供だけかと思った大人の皆さん!
実は・・・大人もやってもらえます!
これを受ければ、その年は無病で平穏に過ごせるそうですよ!
巫女さんが頭の上でお鈴を鳴らしてくれるお鈴払いもあります。
これにも成長祈願と魔よけの意味があるそうです。
子供の頃はなぜか「頭がよくなるからやってもらいなさい」と親に言われたものですが(笑)
大人ももちろん受けられます。
川原神社の茅の輪くぐりって何?
お祭りでは、本殿の前に大きなわらでできたような輪っかが登場します。
大人でも余裕で通れるくらいの大きさで、沢山の人が輪の中をくぐっています。
これが有名な茅の輪(ちのわ)くぐり。
これも昔からある神事で、お正月から今までの穢れを払い、
暑い夏を超えてこれから先の無病息災を祈願するものです。
元々は茅(ちがや)と言う植物で輪が作られていたので、この名前がついたとか。
この輪はくぐればいいってものではなく、回り方に決まりがあるんですよ!
結構複雑です。
最初に輪をくぐって左回りに回って輪に戻ってきて、
次に輪をくぐったら右回り、
もう一度を輪をくぐって左回り、
最後にくぐって本殿へ進むという具合。
輪をくぐる前には一礼もお忘れなく。
八の字に回る感じでややこしいですが、手順が書いてあるので見ながら是非やってみて下さい♪
夏バテもせず、元気いっぱいに過ごせることでしょう。
まとめ
伝統的な行事盛りだくさんの川原神社の夏祭り。
お正月から半年間のお礼参りと暑い夏に向けて健康祈願をするにはもってこいです。
出店も沢山出るので縁日気分満点なのも魅力的なところ。
子供から大人まで楽しめること間違いなしです!