油でギトギトしたガスコンロの五徳やバーナーリング。黒色の物が多いから遠目に見るとわかりにくいけど、近くで見るとよくない意味で黒光り。なかなか掃除しない場所でもあるので、大掃除の時にしわ寄せが来ますね~。今回は、そんな五徳やバーナーリングなどパーツ系のお掃除方法と自分で掃除してみた結果をお伝えします。
ガスコンロの掃除 五徳
五徳ってなんかいい響き♪それなのにうちの五徳はギットギト。それだけお料理を楽しんでるってことですな。と妙にプラス志向なのもつかの間。厳しい五徳との戦いが始まります。
まず、ギトギトレベルごとの五徳の掃除の仕方はこんな感じ。
★ギトギトレベル1
割とこまめに掃除されているギトギトレベル1の五徳は、食器洗いの洗剤などで洗ったり、重曹水などでふき取ればOKな事も多々。このレベルならそんなに苦労はいりません。
★ギトギトレベル2
割と長い間放置されて触るのも嫌なレベルのべとつき。洗剤や重曹で洗った位ではとれないようなものはつけ置きがベスト!シンクにお湯を貼り、レベルに応じて重曹/食器洗い洗剤/酸素系漂白剤を振り入れ最低1時間以上放置。その後、歯ブラシなどで擦って完成。(漬け置きのお湯は45度前後がベスト)
それでも取れない場合は、ステンレス製の鍋に重曹と水(大さじ1:1L位)と五徳を入れて煮沸する方法も。(水からがベスト)沸騰したら火を止めて30分ほどしたら歯ブラシで擦ります。これでとれない時は次へ!
★ギトギトレベル3
最強レベル。極度のギトギトさで炭化している状態のはず。ここまでになるとめちゃくちゃ大変。はっきり言っててこずります。この場合は、こびりついた汚れにも強いマジックリンなどの強力洗剤を直に振りかけて10分ほど放置してからこすってみて下さい。
又は、つけ置きようのワイドマジックリン入りのぬるま湯につけ置きして、1時間程つけ置きしてからこするのも効果的です。
マジックリンなどの強力な洗剤を使う時は、手袋をして洗浄するものが変色する素材ではないかチェックして下さいね。
こんな感じで策は色々あります。ところが、うちの五徳はでかすぎて、シンクで洗おうとしたらトップ画像みたいなことに(笑)端と端しかつけ置き出来ず、煮沸も出来ず。(そんなでかい鍋ないし!)シャワールームで洗剤振りかけて、歯ブラシで擦りましたさ(笑)
きれいになったところはきれいになったけど、炭化した所はムリ。ゴツゴツのまま。でも、ギトギト感はなくなって手触りがよくなったのでよしとしました♪
ガスコンロの掃除 バーナーリング
バーナーリングやその周辺の部品も五徳と同じで汚れますよね。大掃除の時だからこそ、外してみようかなと思う部品たちです。(←私だけじゃないよね?)このパーツ類の掃除の仕方は五徳の掃除の仕方と一緒。小さい分つけ置きも簡単だし、擦ったりする時も楽々。腕がタルくなりません。
ガスコンロを掃除する時って天板やバーナーリングの下なども掃除しますよね。最初にパーツを外すと思いますが、外したらすぐに漬け置きしておくとタイムロスがありません。
バーナーリングの下などはめっちゃ時間がかかるので(←普段掃除してないと)、そうしてる間に小物達の汚れを浮き上がらせておけばバッチリですよ~。
天板の掃除がひと段落したら、パーツ類の様子をチェック。よさそうなら、洗剤類と歯ブラシを使って磨いていきます。
上の写真のように酷くこびりついてボコボコした部分は少し残りましたが、五徳と同様でギトギト感はなくなりました。ちなみにこびりついた部分は煮沸や強力洗剤、酵素系の漂白剤でも取れず。こびりついた部分は削るしかないような気がします。←しないけど。
五徳の汚れが落ちない時は
そんなわけで、ギトギトは落ちたけど、こびりついた焦げは残るという結果に。私の場合、油汚れがとれたからスッキリ~なんて思ってるわけですが、ピカピカにしたいという人はこんな方法があります。
☆ 五徳やバーナーリングなどを買い替える。
パーツだけ買えられるの?!と驚いちゃいますが、ガスコンロのメーカーが部品を販売してます。ガスコンロの型番をしっかりチェックして、サイズのあった物を買わないとだめですが。それができるならかなりいい方法です。五徳だと数千円台の物が主流。安いものだと1000円前後の物も結構ありますよ。
☆ガスコンロの掃除業者に依頼する。
さすがはプロだけあって、我々がどうあがいてもとる事が出来なかった汚れを落としてくれます。業者に頼んだら高そうなイメージですが、キッチンだけなら1万円前後の業者さんも多いみたいです。
参考:ガスコンロの掃除で油汚れとこびりつきが落ちない時の裏技
おわりに
なんとも手のかかる、ガスコンロ周りの大掃除。ギトギトの油汚れは洗剤類を駆使したり、つけ置きする事で結構とれますが、炭化したようなこびりつきは難しい。黒いから目立たないし、しっかり洗えたならOK!と言うことにするのもいいし、部品の買い替えや最初からプロにお任せするのもありですね。