カード付帯の海外旅行保険は多いですが、いまいち不明な点が多くて使っていないという人も多いのではないでしょうか。カード付帯の利用額だけでは心配という声もよく聞きます。
今回は、海外旅行保険はクレジットカード付帯の保険だけでも大丈夫か、足りない分は上乗せもできるのか、複数のカードを持っていたら補償額の合算はできるのかをご説明したいと思います。
記事の内容
海外旅行保険はカード付帯だけで大丈夫?
カード付帯の旅行保険で大丈夫かなぁ?と心配になる事は多い物。何となく、カードについてくるおまけみたいな感覚ですもんね。でも、カード付帯の保険でも利用条件をしっかり満たし、補償内容が十分であれば問題ありません。まずはご自分のカードに付いている海外旅行保険の内容を確認してみましょう!
海外旅行保険の補償内容と補償額
補償内容や補償額の確認はとても重要!意外と低い設定の保険もあるので注意して下さいね。
目安が知りたい時はここでチェックを。↓
海外旅行保険の補償内容と補償額の目安 ネット申し込みできるおすすめは?
自動付帯か利用付帯か
クレジットカードについてくる旅行保険には2種類あります。
・利用付帯:旅行代金の一部をそのカードで支払うと保険がついてくる
ネットで調べるか手っ取り早くコールセンターに電話して確認して置きましょう!
利用付帯は海外旅行代全てをそのカードで払わないといけないような気がしますが、ほとんどの場合旅費の一部でOK。
例えば、今私が持っている楽天カードの場合だと
・海外航空券
・旅行のツアー代
・自宅から空港まで旅費
など旅費の一部を日本を出発する前にカード払いすることが条件となっています。利用額の限度はなく1円以上の決済でOK。ただ、自分の車のガソリン代や高速料金、国外で払ったホテル代や、旅行前日などに宿泊するホテル代などは対象外。
これは楽天カード(プレミアム・ブラック除く)の例でしたが、この辺の細かい規約はカードごとに異なるため利用付帯の場合は必ずご確認ください。
海外旅行保険の旅行期間をチェック!
ほとんどのカード付帯保険は旅行出発日から90日間有効ですが、カードの種類によってそれより短い物も。こちらもチェックが必要ですね。留学などの長期滞在の場合はお気を付け下さいね!
カード付帯保険は家族にも適応?
カードの保険内容によってまちまちです。特に家族会員カードをもてない未成年の子供がいる場合、子供には保険がかからないカードも多いので規約をしっかりご確認くださいね。
海外旅行保険はカード付帯に上乗せできる?
カードの補償内容と補償額をチェックしたんだけど、ちょっと不十分かも・・・って時がありますよね。そんな時は海外旅行保険を上乗せして足りない所だけ補うことができますよ。
例えば、治療費用を例にとってみましょう。
カード付帯の補償額が200万だったとして、上乗せする保険の治療費用が2000万だったとすると合計2200万円の補償額となります。
色んな保険会社がバラ掛け(オーダーメイドプラン)やクレジットカード上乗せプランを提供しているのでチェックしてみて下さいね。ちなみに人気のプランには、
・損保ジャパンの新・海外旅行保険「off!(オフ)」
・三井住友海上の「クレカ上乗せプラン」
・AIG損保のクレジットカード上乗せプラン
などがあるので、比較検討してみて下さい。
海外旅行保険 カード付帯のものは合算できる?
海外旅行保険付帯のクレジットカードが複数あるんだけど合算できる?
はい。合算できますよ!ただし、死亡保険と後遺症障害補償以外。
死亡保険と後遺症障害補償は合算ではなく、複数のカードの補償額の内最高額が支払われます。例えば、カードA:500万 カードB:1000万 カードC:5000万の場合、3社が按分して5000万円が支払われます。
その他の保証は合算。カードA+カードB+カードCの額を上限として支払われます。
まとめ
カード付帯の海外旅行保険を使う時は、まず補償内容と補償額、利用条件をチェック。補償額に不安がある場合は別の海外旅行保険を上乗せしたり、複数のカードを合算して補償額をアップさせるのも賢い方法です。万が一の時のため、ご自分のカードの利用規約を読んでおくことをお忘れなく。それでは!