初心者ソロキャンパーはどんな道具が必要なのか迷いますよね。
キャンプ道具を揃えかけるとあれもこれも欲しくなりますが、最初から全て完璧に揃える必要はありません。
今回はソロキャンプに行くなら最低限必要な物をご紹介したいと思います。
記事の内容
ソロキャンプの道具 最低限
ソロキャンプの道具は基本的には普通のキャンプと同じ。それが一人用のコンパクトサイズになるだけです。
キャンプギアはブランド物を一式揃える必要はなく、評判が良くてリーズナブルな物を選んで慣らしていけばOK。家にあるものや100均の物で工夫するのも大ありです。
さて、本題のソロキャンプに必要な道具はこんなものです。
⇒グランドシート
⇒寝袋
⇒マット
⇒バックパック
⇒クーラーボックス
⇒ガスバーナー
⇒ランタン・懐中電灯・ヘッドライト
⇒テーブル
⇒椅子
⇒調理器具・食器・カトラリー
⇒焚き火台
⇒バッテリーチャージャー
それでは道具を1つずつ見ていきましょう。
ソロキャンプのテント
ソロキャンプなら1~2人用のテントでOK。
少し嵩張るし、ちょっとだけ設営に時間がかかりますが、登山などでなければシングルウォールよりダブルウォール(インナーテント+フライシート)の方がおすすめです。
ダブルウォールで前室が広いタイプだと、物を置いたり作業をするにも快適です。
ちなみに、初心者だとハードルが高いかもしれませんがテントの代わりにタープとハンモック泊でもいいし、揃える余裕がない場合は車中泊でも問題なしです。
ソロキャンプのグランドシート
テントと地面の間に敷くシート。このシートがテントの汚れ、地面からの浸水や冷えを防いでくれます。
メーカーの物でなく#3000以上のビニールシートでも代用してもOK。ただテントと同じようなサイズを選んで下さい。
ソロキャンプの寝袋
寝袋=シュラフです。
キャンプに行く場所の最低気温より5度~10度下がっても快適に過ごせる寝袋がおすすめ。
化繊とダウンの物がありますが、気候のそこそこいい時期に車で行くようなソロキャンプなら化繊の寝袋の方が扱いやすいです。
私も化繊の封筒型ですが、暑かったら開いてブランケット代わりにできるし、帰宅したら洗濯機で丸洗いできるので重宝してます。
ソロキャンプのマット
寝袋の下に敷くマットでベットで言えばマットレスに当たる部分です。
地面のゴツゴツ感や下からの冷気を防いでくれるのであるのとないのでは大違い。ソロキャンプなら折りたためて軽量なマットがおすすめです。
バックパック
車なら買い物バッグなどに詰め込んで出かけてもいいですが、ツーリングや電車だとそうもいきません。
必要な物をすべてコンパクトにしまえる収納力の高いバックパックがベストです。
ソロキャンプのクーラーボックス
食材やドリンクを入れておくのに欠かせないクーラーボックス。ハードとソフトタイプがありますが、経験上1泊以上するなら小型のハードケースがおすすめ。(デイキャンプなら折りたためるソフトケースでもOK)
ソロの場合は食材も少なくて済むので、コンパクトサイズの方が軽くて持ち運びも楽です。
ペットボトルに水を入れて凍らせたものを入れておくと、持ちがいいし溶けた物を飲むこともできます。
ソロキャンプのガスバーナー
ソロならシングルバーナーで十分。コンビニなどでも手に入るCB缶を使うタイプや、キャンプ用品店などで売られているOD缶を使うタイプの物があるのでお好みで。
嵩張るけど家にカセットコンロがあるなら、当面それを持って行くこともできます。
ソロキャンプのランタン
夜になるというまでもなく真っ暗になるのでライトは欠かせません。家の電気のように上から下を照らしてくれる物が重宝します。
何泊かする場合はUSBでチャージできるランタンがおすすめ。モバイルバッテリーでいつでもチャージができます。
懐中電灯やヘッドライトは数泊のキャンプで電池が無くなる事はあまりないですが、電池の変えがあると安心です。
ソロキャンプのテーブル
調理をする時や食べる時にちょっとしたテーブルがあると便利です。
ソロの場合は大きなテーブルだと嵩張るし、焚き火の番をしながら料理を作るなら低くてコンパクトな物の方が向いてます。コーヒーブレイクにも最適です。
ソロキャンプの椅子
地面に敷き物を敷いて座るのも意外と快適ですが、ゆったりビールを飲んだりする時には椅子があった方が快適。
低めのコンパクトチェアが色々出てるので物色してみるといいかもしれません。
ソロキャンプの調理器具
調理器具は上に挙げたガスバーナーと小型なべや小型フライパンがあれば何でもできます。コーヒーも、ラーメンも、ステーキも、焼き魚も、ご飯もほぼオールマイティーです。
キャンプというとスキレットやダッチオーブンというおしゃれなイメージも強いですが、それは慣れてから買い足せばいいだけの事。
ナイフやまな板、お玉やトングなども最初は家のもので十分です。(ナイフは後からいいのが欲しくなる可能性大。笑)
コンパクトさや雰囲気にこだわるならクッカーを用意するのもいいですね。
クッカーとバーナーがセットになった物もあります。
ソロキャンプの食器とカトラリー
食器とカトラリーも最初の内は家にあるものや安いプラスチックのお皿などで十分。
100均に行くとそれらしい金属マグなども売ってるので見に行ってみてもいいと思います。
シェラカップやクッカーを食器替わりにすることだってできますよ。
参考:ソロキャンプの料理 簡単で美味しいおすすめ7選とおつまみ
ソロキャンプの焚き火台
ソロキャンプのハイライトとも言える焚き火。焚き火をいじりながら夜を楽しむのは最高です。
直火禁止の所が多いので焚き火台が必要になりますが、ソロキャンパーに非常に人気なのがピコグリル。芸人ヒロシさん率いる焚き火会の動画を見てる人にはすっかりお馴染みの一品です。
軽量コンパクトなのに、大きめの薪もくべる事ができ、100均の網などと組み合わせる事ができるので愛用者も多いです。
焚き火をする場合は薪をいじくる用の薪ばさみや皮手袋(or軍手)も必須。火吹き棒もあると火のコントロールがしやすくなります。
焚き火が終わってから炭を入れておく火消壺もあった方が安心です。
バッテリーチャージャー
ソロキャンプ初心者には絶対あった方がいい携帯の充電やUSB対応のランタンの充電に使えるので重宝します。(車があれば車で充電も可能)
ソロキャンプにいる物
これまでメインの道具について書いてきましたが、もちろんこの他に必要な物もあるのでリストアップしてみます。
色々とありますが、物が沢山ありすぎると持ち運びも準備も大変なので、いつでも持ち出せるようにコンパクトにまとめておくといいと思います。
まとめ
最初から道具を全て揃えて出かけるのもいいですが、お金もかかるしなかなか動き出せないことも。
最低限、安全で快適に過ごせる装備があれば大丈夫なので最初は家にあるもので代用しても問題なしです。
回数を重ねる内に自分のこだわりが出てくるので、その時に一つづつ買い足していくのが醍醐味かもしれません。