
特大荷物のルールはここ数年で変わってきているので、地味にドキドキしますよね。
今回は、当日に重い荷物を抱えて右往左往しなくてすむように、2026年最新の大型荷物事情をわかりやすく解説します。
※東海道・山陽・九州新幹線に限定。
記事の内容
そのスーツケース、本当に「特大荷物」?

特大荷物は、3辺の合計が160cmを超える荷物。全てのキャリーケース=特大荷物ではありません。
160cm以下なら上の棚のせて乗車できます。
とは言え、160cmと言えば大型スーツケースのサイズ。これを自力で上の棚に乗せるのは至難の業です。
それならば、自力で棚に乗せられる荷物なら上の棚、それ以上なら「特大荷物付きの席」を予約すると安心です。
ちなみに、3辺が250cm以上の荷物は新幹線に持ち込めません。
参考スーツケースのタイヤ交換を自分で直す!素人でも20分でできた一部始終特大荷物はここに置く!

さて、新幹線で特大荷物を置ける場所はこちらの2箇所です。
- 特大荷物スペース:車両の一番後ろの席。要予約
- 特大荷物コーナー:デッキにある収納ラック。予約不要
ベビーカー、車椅子、スポーツ用品、楽器などは予約なしで持ち込めるものの、「特大荷物スペース」を利用するなら予約が必要です。
特大荷物コーナーは予約不要なの?
ここが一番の混乱ポイントです!
元々は、両方予約が必要でした。
ただ、「特大荷物コーナー(デッキにある収納ラック)」は2025年7月1日から予約不要(早い者勝ち)でのトライアル中。
2026年2月現在、予約が必要なのは特大荷物スペースだけです。
ただし、このトライアルはいつ終わるか未定なので、必ず予約前にJR東海の公式サイトでご確認を!
それと、「特大荷物コーナー」を使うには交通系ICカードが必須です。
持ち込めるサイズが違う
「特大荷物スペース」と「特大荷物コーナー」は、収納できる荷物の大きさが違います。
- 特大荷物スペース:3辺合計が250cm以内
- 特大荷物コーナー:上段:80cm以内×60cm以内×50cm以内・下段:80cm以内×60cm以内×40cm以内
「特大荷物スペース」の方が、より大きな荷物を収納可能。
「特大荷物コーナー」は、荷物を持ち上げなくてもいい下段の方が便利です。(今は予約ができないけど)
特大荷物スペースの予約を忘れると有料に!
「特大荷物スペース」の予約は無料ですが、うっかり忘れて乗車すると大変。
「特大荷物コーナー(先着順)」が空いていればセーフですが、埋まっていたら、邪魔にならない場所に荷物を移動され、手数料(1,000円)を支払うことになります。
不便さと想定外の出費はキツイので、忘れずにご予約を!
特大荷物の予約はどこで?

「特大荷物スペース』は、新幹線チケットの予約購入時に指定できます。
予約できる場所はこちら。
「EX旅パック」や「ぷらっとこだま」の予約時も「特大荷物スペース」を指定できます。
参考EX旅パックは本当にお得?新幹線・宿の別予約と比較して確かめてみた 参考「ぷらっとこだまは破格!それだけじゃない新幹線を満喫できるメリット新幹線チケット購入後、指定忘れに気付いたら?
こんな時は、座席を変更すればOKです。
窓口や券売機で買った切符は1回に限り無料で変更可能。
ネット予約なら変更は何度でも無料です。(JR東海ツアーズの旅商品は独自のルールあり)
「特大荷物席」が満席だったら?
「特大荷物席」が満席の時は、希望の時間をずらせば解決することが多々。
どうしても無理な時は、値段は上がりますが「グリーン車」にも特大荷物席の設定があります。
最終手段としては「宅急便」で送るのもあり。
ゆうパックで東京から大阪へ160cmのスーツケースを送った場合の料金は、2,160円です。(2026.2現在)
「特大荷物席」を快適に使うコツ

「特大荷物席」こと「一番後ろの席」は、目の届く所に荷物が置けて安心。ドアにも近いので乗り降りも楽です。
難点は、時々スーツケースがスルーっと横滑りすること。
ただ、これを防ぐのは簡単!手取り早い方法はこちらです。
- リクライニングを倒してスーツケースを固定する
- キャスターのストッパーをかける(付いてれば)
私のスーツケースにはストッパーがないですが、毎度リクライニングで固定できてます。
さらに、通路側に座れば、必ず自分で横滑りを止めることが可能!
自分の席が窓側、スーツケースが通路側にある場合、隣人が椅子を倒してくれるとは限りません。でも、自分が通路側なら必ず阻止できます。
「でも、通路側だと富士山見えないじゃん!」
大丈夫!立ち見にはなりますが、デッキに行けばじっくり富士山が拝めます。
荷物スペースが誰かに取られたら?
自分の荷物スペースが占領されていたら、車掌さんに相談するのが一番です。
と言うのも、誰が荷物を置いているかが不明だから。
「そんな荷物、引っ張り出せばいいじゃん!」
と思うかもしれませんが、それはトラブルの元。さらに、スーツケースはコロコロ滑っていくので危ないです。
車掌さんは結構回ってくるので、その時まで待つのが無難。
不便だしイラっとしますが、揉め事や事故で旅を台無しにするより全然マシです。
大きな荷物がある時の旅のコツ

最後に、特大荷物を持って新幹線に乗るコツをいくつかご紹介します。
- 必ず「特大荷物スペース座席」を予約。(できれば早めに)
- 荷物コーナーは先着順。利用するなら交通系ICカードを持参。
- 乗り降りは少し早めに準備。
- 乗る時は、自分の号車の一番後ろ側のドアから乗る。
- リクライニングで荷物を固定したいなら通路側がベスト。
- 乗り換え時間は十分に取っておく。
余談ですが、先日、品川で成田エクスプレスに乗り換える時、事件が発生しました。
品川駅は大改装中。成田行きのホームに降りるにはエスカレーターがない上に、この時はエレベーターも工事中でした。
結局、大荷物を持って、一段一段階段を降りる羽目に。
幸い、乗り換え時間が十分あったので事なきを得ましたが、そうでなかったら最悪でした。
参考スマートEX・EX予約・EX早得が紛らわしい!違いとベストな選択を解説おわりに
大きな荷物を抱えての移動は大変。
特大荷物の予約システムが導入されて便利になりましたが、システムの変化には注視が必要です。
情報をキャッチしつつ、早め早めに手を打って新幹線を快適に乗りこなしましょう。