お洒落で簡単なキャンプ料理として有名なアヒージョ。具材のうまみが凝縮されたオイルをパンにつけて頬張る瞬間がたまりません!
でもオイルが残ったら?処分するのはもったいないですよね。今回は余った油の使い回し方法と賞味期限、冷凍保存は可能かどうかをまとめてみました。
記事の内容
アヒージョのオイルの余り活用法
アヒージョのオイルってすごく美味しいけど必ずと言っていいほど余ります。アヒージョは具よりも味の染み出たオイルを楽しむ料理。せっかくなので何かに活用したいですよね。
実は、とっておきのリメイク術があるのでご紹介していきますね!
アヒージョのオイルでリゾット
これはもう鍋の後の雑炊みたいに鉄板の一品です。アヒージョの後の〆となるのでお腹にスペースを開けておいて下さいね(笑)
作り方も実に簡単。あえて具材を少し残しておいたオイルに生米を投入し、水を適量を加えて煮込むだけ。余っている具材があれば追加しても◎。最後に塩コショウ、粉チーズやパセリなどで味付けして完成です。
オイルに十分素材の味がしみ出しているのでコクがあって超絶美味ですよ!アヒージョ自体よりも楽しめるかもしれません。
アヒージョのオイルでパスタ
アヒージョは前菜感覚で食べることが多いので、最初に楽しんだ後はパスタオイルとして使いまわすこともできます。
アヒージョはにんにくの風味がたまらない一品なので、パスタに絡めるだけでシンプルなアーリオ・オーリオの完成!鷹の爪を加えればペペロンチーノが出来上がります。お好みで余った具材を足すのも大ありです!
アヒージョのオイルでチャーハン
ご飯があれば残った油で炒めてガーリック風味のチャーハンが作れます。ネギや卵、ハムなどの具材を追加すると美味しさアップです。
キャンプでも簡単にできるので私のおすすめはこんな所ですが、その他炒め物、ムニエル風の焼き魚、肉のロースト、ドレッシングなどガーリックオイルが合いそうな料理と相性バツグンです。
アヒージョのオイルの賞味期限は?
アヒージョを食した後はその場でリゾットなどにして片付けるのがベストですが、油を保存したい時もありますよね。オイルは腐るものではないし、揚げ物の油も使いまわすぐらいなので一応保存はできますよ。
やり方は、オイルの中から具材を取り除いて密封容器に入れ、冷蔵庫で保存するだけです。
ただ、オイルは酸化するし具材から出た水分や取りきれていない細かい具材のカスが臭いの元になるので、できれば翌日、長くても2~3日以内には使い切りたいところです。せっかくのオイルの風味を楽しみたいですからね。
ちなみにオリーブオイルは5度以下で固まったり、白濁したりしますが火にかければ元通りになります。次の日の朝にオムレツやスクランブルエッグの油として使うのもおすすめです。
アヒージョのオイルは冷凍もできる?
オイルの冷凍なんて聞いたことがないけど、アヒージョの残り油って冷凍できるんでしょうか?家でアヒージョを作った場合には便利ですよね。
調査してみたところ、オリーブオイルを冷凍することは一応できます。ただ、風味が落ちるのでおすすめはできないそう。
ただ、残った油に一口大に切った肉類やサーモンなどの魚介類を漬け込んで、ジップロックに入れて冷凍すれば味がしみ込んでいい感じになりますよ。使う時は自然解凍やレンジの解凍機能を使えばOKです。
漬けて冷凍した物をキャンプに持っていったら準備する手間と味つけの手間が省けて一石二鳥です。
おわりに
具材のエキスとガーリックの風味がたまらないアヒージョの残り油は使い回し度大!個人的には食べてすぐリゾットにするのが好きですが、食べきれなければ保存もできます。活用するまでに時間がかかるならガーリック炒めなどに使いたい肉や魚を漬け込んで冷凍してみて下さいね!