せっかくのお月見だから食事も特別な感じにしたいですよね。
今回は、満月をイメージしたお月見らしいメニューと、昔からお供え物として使われている食材を使ったレシピをご紹介します。
記事の内容
お月見レシピ
それでは、お月さまにちなんだお月見らしいメニューを見てみましょう。
月見うどん・月見そば
満月を連想させる月見うどんや月見そばはお月見にピッタリです。
作り方は、茹でたうどんや蕎麦に熱々のおつゆをかけ、ねぎとかまぼこ、黄身を乗せるだけ。
生の黄身が嫌なら、ポーチドエッグ(落とし卵)を入れても美味しいです。
ポーチドエッグの作り方はこの3ステップです。
② 容器に割り入れた卵を静かに①の中へ。
③ 数分煮て白身が固まったらお玉ですくって完成。
ドライカレー
卵をトッピングするドライカレーは、うちのお月見メニューの定番です。
材料と作り方はこちらです。
・ミンチ:200g程度
・玉ねぎ:中1個
・にんじん:小1本
・ピーマン;1個
・にんにく:1かけ
・赤缶カレーミックス:適量
・オイル:適量
赤缶カレーミックスはこちら。ドライカレーもチャーハンもカレーうどんも、これ一つで味が整うため手放せません。
① 野菜をみじん切りにする。
② オイルを敷いて玉ねぎ、にんじんを炒める。
③ ②にミンチと残りの野菜を投入。
④ 赤缶カレーミックスを味を見ながら加える。(2~3杯程度)
⑤ 塩コショウで味を整える。
⑥ ご飯の上に盛り付け、目玉焼きやカットしたゆで卵を乗せて完成。
スコッチエッグ
スコッチエッグはゆで卵をミンチで包んで揚げたもの。
半分に割ると中からお月さまが登場します!
<材料>
・合い挽きミンチ:250g
・玉ねぎ:1/2個
・おろしにんにく:小さじ1
・パン粉(タネ用):1/2カップ
・牛乳:1/2カップ
・塩、コショウ
・ナツメグ:少々(あれば)
・小麦粉
・溶き卵
・パン粉
・揚げ油
<作り方>
② タネ用のパン粉を牛乳に浸す。
③ ミンチと①、②、塩コショウとナツメグを合わせて粘りが出るまで捏ねる。
④ タネを手から手へキャッチボールしながら空気を抜く。
⑤ タネを4等分してラップに広げ、ゆで卵を乗せて包む。
⑥ ラップを外して表面をなめらかに整える。
⑦ 小麦粉→溶き卵→パン粉の順につけて揚げる。
ナシゴレン
ナシゴレンはトップに目玉焼きをトッピングするのでお月見メニューにピッタリ。
作り方はチャーハンと同じなのにエスビックでスペシャル感の出る一品です。
参考ナシゴレンがウマい!必要な調味料と作り方を紹介しますゆで卵のサラダ
サイドディッシュでお月見感を出すならゆで卵のサラダがばっちりです。
半分にカットしたゆで卵やスライスしたものを、いつものサラダに添えるだけなので簡単です。
せっかくなのでゆで卵は潰さないでくださいね。
お月見団子
お月見のデザートはお団子で決まりです。
買ってきてもいいし、家でたくさん作って保存しておくのもありですよ。
作る時は、使う粉によって食感と作り方が違うので団子の作り方 [上新粉,白玉粉 ,だんご粉,もち粉の違いと保存の仕方も解説]を参考にしてみて下さい。
十五夜メニュー
芋名月と呼ばれる十五夜には昔から里芋をお供えする習慣があり、今ではサツマイモを食べることも多いです。
十五夜の日はお芋のメニューを加えてみて下さい。
参考十五夜はいつ?お供えの意味と団子の数や積み方,供える場所を解説里芋の煮っころがし
里芋の煮っころがしは十五夜によく食べられるおかずの定番です。
<材料>
・だし汁:里芋が浸かるくらい
・醤油・みりん・砂糖(1:1:0.5の割合)
<作り方>
② 里芋が大き過ぎたら食べやすい大きさにカット。
③ 鍋に里芋と里芋が浸かる程度のだし汁、調味料を入れて中火にかける。
④ 沸騰したら弱火にし、落し蓋をして15分程煮る。
⑤ 落し蓋をとって、さらに5分程煮る。
⑥ 汁がほとんどなくなり、竹串がスーッと通ったら完成。
さつまいもの天ぷら
輪切りにしたサツマイモの天ぷらはおいしいし、満月を連想させます。
卵なしで片栗粉を混ぜた衣をつけるとサクサクに揚がります。
<材料>
・小麦粉と片栗粉(小麦粉:片栗粉は3:1程度の割合)
・冷水:適量
・揚げ油
<作り方>
② 小麦粉と片栗粉に冷水を入れてさっくり混ぜる。(粉っぽくてもいいいので混ぜすぎない!)
③ 水切りしたさつまいもに小麦粉を軽くまぶす。
④ ③に②をつけて竹串がスッと通るまで揚げる。
さつま汁
さつま汁はヘルシーなのにボリュームたっぷりです。
さつま汁とは言わないかもしれませんが、サツマイモの代わりに里芋を使ってもおいしいです。
<材料>
・大根
・にんじん
・ごぼう
・豚バラ
・しめじ
・豆腐
・油揚げ
・唐辛子、ごま油(オプション)
・だし入り味噌
※材料は全てお好きな量を。
<作り方>
② さつまいもとごぼうは水につけてアクを抜く。
③ その他の材料は食べやすい大きさにカット。
④ 鍋に油を敷いて豚肉を炒め、さつまいも、にんじん、大根、ごぼうを投入して更に炒める。
⑤ 水を加えてアクを取りながら煮る。
⑥ 豆腐、しめじ、油揚げを加えて味噌を溶く。
⑦ オプションで唐辛子やごま油を少量加えて完成。
十三夜のメニュー
栗名月や豆名月で知られる十三夜には、栗や豆を使った料理がよく食べられます。
栗ごはん
栗といえば栗ご飯。秋を感じる一品です。
<材料>
・米:2合
・水:2合分
・だし昆布:5㎝ほど
・塩:小さじ1
・酒:大さじ1(お好みで)
<作り方>
② 米を洗う。
③ 炊飯器に米と水、塩、酒を入れ1度混ぜる。
④ 昆布を乗せて通常通り炊いて完成。
黒豆ご飯
ふっくらお豆のご飯は、なぜか特別感を感じるのでお月見にはピッタリです。
<材料>
・黒豆(乾燥): 50g
・米:2合
・塩:小さじ1
・だし昆布:5cm
・お酢:小さじ1(色が綺麗にするため)
※黒豆の入った雑穀米を使うのも簡単です。
<作り方>
② 米を洗い、黒豆の戻し汁を入れ、2合の線に足りない分の水をたす。
③ ②に塩とお酢を入れて1度混ぜる。
④ 黒豆とだし昆布を入れて通常通り炊き込む。
おわりに
お月見は夜空をゆったり眺める時間の優雅さを思い出させてくれる日です。
お月さまにちなんだ物や旬の味覚を味わいながら、名月鑑賞をお楽しみください。