栗の皮剥きは時間がかかるし手も痛くなって地味に重労働。なるべく簡単な方法で剥きたいですよね。
今回は、「簡単に剥ける」と言われている方法の中で「これは剥きやすい!」と思った3つをご紹介します。
参考栗の茹で方,蒸し方,炊飯器での炊き方&おいしい栗レシピ6選栗の剥き方3選
それでは、実際にやってみて剥きやすかった3つの方法をご紹介していきます。
手間がかかるいうことには変わりありませんが、かなりラクになるので挑戦してみて下さい。
生栗を冷凍してから剥く方法
栗を殻付きで冷凍すると皮が剥きやすくなります。
いろんな方法を試した中で一番剥きやすかったのでおすすめです。
- 栗を洗って拭いてからフリーザーバッグに入れて冷凍する。
- 冷凍した栗を熱湯につけて5分ほど放置する。
- 栗の底の部分に包丁で切り込みを入れ、皮をナイフで押さえながら栗をコロンと回転させて皮をめくる。
- 最初に剥いた箇所を中心に鬼皮(外の固い皮)と渋皮(薄い皮)を手で剥いていく。
- 手で剥けない渋皮は包丁で剥いて仕上げる。
この方法だと鬼皮だけでなく渋皮も剥きやすくなり、ほとんども手で剥けます。
渋皮が剥きにくい部分は包丁でめくり口を作ると手で取りやすくなりますが、それでもダメなら包丁で皮むきすればOKです。
茹でた栗を剥く方法
茹でたり蒸したりした栗は半分に切ってスプーンですくって食べることもできますが、剥くならこの方法がやりやすいです。
栗はお湯につけて温めながら、剥く時だけお湯から取り出すと剥きやすくなります。
- 茹で栗の底の部分に包丁を入れ、引っ掛けてめくるようにして鬼皮を剥く。
- 手でめくれそうな渋皮を手で剥く。
- 渋皮の一部に包丁を入れて、引っ掛けてめくるように剥く。
- 最後に残った渋皮を包丁で剥くか、削ぎ取るようにカットする。
茹でることで剥きやすくなっているので、めくり口さえ作れば鬼皮は手で簡単に剥けます。
渋皮は手では剥きにくいですが、包丁で引っ掛けて剥くようにするとスムーズです。
参考栗の保存方法と下処理(虫止め)のやり方[このひと手間で長持ちします]栗剥き鋏を使う方法
「栗が大好きでよく食べるけど、剥くのが億劫…」
頻繁に栗を食べる方は「栗くり坊主」のような道具を持っておくと生栗を剥くのが格段にラクになります。
私も栗好きの伯母の家で試しましたが、皮にハサミの刃を入れてスルスル剥いていく感じで快適に剥けました。(切れ味がいいので手に注意)
2~3個剥いてコツを掴む必要はありますが、そんなに力を入れずに生栗の鬼皮と渋皮が同時に剥けるのでラク。(渋皮を残すことも可能)
栗をたまにしか食べないなら包丁で剥けばいいですが、生栗をよく剥く人には便利な一品です。
おわりに
栗の皮剥きは骨の折れる作業ですが、旬の時期の美味しい栗を頬張る瞬間はとても幸せです。
上で紹介した方法は剥く手間を完全に省く方法ではありませんが、かなりラクに剥けるようになるので機会があればお試し下さい。