タピオカ粉で作るわらび餅は超プルプル。次の日も美味しく食べられるので我が家の定番です。
今回は、タピオカ粉で作るわらび餅レシピと食感などを詳しくまとめてみました。
記事の内容
タピオカ粉で作るわらび餅レシピ
さっそく、レシピをご紹介していきます。
材料(小皿で4食分)
わらび餅
- タピオカ粉:100g
- 砂糖:60~80g(お好みで)
- 水:500ml
砂糖はグラニュー糖でもキビ糖でもなんでもOK。黒糖を使えば黒糖わらび餅が作れます。
抹茶わらび餅にする時は抹茶を小さじ1程度加えてみてください。
きなこ(トッピング)
- きなこ:大さじ2~3
- 砂糖:大さじ2~3
黒蜜(トッピング)
- 黒糖(パウダー):100g
- 水:100g
2~3人分のわらび餅に対してこの量は多いですが、多めに作って保存しておくと便利です。
黒糖はブロックでなく粉状の物が使いやすいです。(ブロックなら削っておくと◎)
わらび餅の作り方
- 材料をぜんぶ鍋に入れて混ぜる。
- 混ぜながら強火にかける。
- 粘りが出てきたら、中~弱火にして練りながら混ぜる。
- 全体が透明になったら火から下ろす。
- 容器に入れて、上からラップをかける。(ラップは容器の上からでなく、餅に密着させる)
- 冷めたら冷蔵庫に入れて3時間以上冷やす。
- 冷蔵庫から出したら、ラップをはがしてスプーンなどで一口大に切り、きなこをまぶす。
- お好みで黒みつをかけて完成。
きなこ
トッピングのきなこは、きなこと砂糖を混ぜるだけで完成です。
砂糖ときなこの割合は味を見ながらお好みで。レシピのように半々にすると、きなこの風味と甘味のバランスがいい感じです。
黒みつ
- 黒糖と水を小鍋に入れて混ぜる。
- 弱火にかけ、とろみがつくまで煮詰める。(15分程度)
- アクが出たら静かに取る。
- とろみが付いたら火から下ろして冷ます。
黒みつは冷蔵庫で保存すると固くなることもありますが、食べる時に使う分だけ水でのばすといい感じになります。
タピオカ粉のわらび餅は次の日もプルプル
タピオカ粉のわらび餅は当日も、次の日も、その次の日もプルプル。むしろ、作った当日より食感がいい位で驚きます。
こちらが、作って3日目のわらび餅。当日より色は白くはなってますが、プルプル感は変わりません。
スーパーのわらび餅は次の日に食べるとボソッとした固い感じになるものの、タピオカ粉のわらび餅は弾力とモチモチ感が持続。
何度か片栗粉で作ったこともありますが、翌日には白くなってボソボソするので、次の日も食べるなら確実にタピオカ粉がベストです。
タピオカ粉って何?
タピオカ粉は言わずと知れた「タピオカ」の原料。
タピオカ粉は熱帯地域で広く栽培されている「キャッサバ(芋)」の根茎から作られるデンプンで、グルテンフリーです。
弾力が強く、モチモチした食感が特徴で、「ポンデケージョ(ブラジルのチーズパン)」の材料としても有名。
ちなみに、もちもち食感が大人気のミスタードーナツの「ポンデリンク」は「ポンデケージョ」からヒントを得た商品だそうです。
わらび粉や片栗粉とはどう違う?
わらび粉も片栗粉もタピオカ粉と同じでデンプンの一種。
わらび粉はワラビ(山菜)の根からとれるデンプンで、片栗粉はじゃがいものデンプンです。(元々は、カタクリという植物の地下茎からとられていた)
わらび粉には「本わらび粉(ワラビ100%)」と、いろんなデンプンが混ざった「わらび餅粉」があり、「本わらび粉」は希少な高級品。
スーパーに並んでいるわらび餅は、いろんなデンプンを混ぜて作ったものが主流だそうです。
ちなみに、わらび餅に似た「くず餅」は「葛(クズ)」という植物からとった葛粉(くずこ)を使ったもの。本葛粉もお高級です。
タピオカ粉はどこで買える?
タピオカ粉は一部の業務スーパーやカルディーなどの輸入食品を扱うお店で売られているようですが、一般的なスーパーではほとんど見かけません。
一番手っ取り早くお得に買えるのは通販です。
タピオカ粉の栄養素
ちょっと興味本位で、タピオカ粉(100g)の栄養素を調べてみました。(食品成分データベース参照)
カロリー | 354kcal |
炭水化物 | 85.3g |
タンパク質 | 0.1g |
脂質 | 0.2g |
ちなみに、わらび餅100gあたりのカロリーは平均150~170kcalだそう。ツルンとしてるからカロリー0なら最高だったのに(笑)
参考梅酒の基本の作り方と初心者でも失敗なく作るための6つのコツ 参考梅干しの作り方[漬け方から干し方までをステップごとに解説]おわりに
「わらび餅は残ると嫌だな」と思ってましたが、タピオカ粉で作るようになってからはそんな心配がなくなりました。
次の日もその次の日もプルプル食感が楽しめるので、ぜひ試してみてください。