菊水の寒干しラーメン(乾麺)を食べてみました。
スーパーで売っている菊水の生ラーメンは元々大好物。寒干し麺シリーズも「山頭火」「白樺山荘」に続いて今回で3度めです。
ということで、今回の乾麺はどんな感じだったのか綴ってみました。
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菊水の寒干しラーメンって何?
「菊水?」「寒干しラーメンって何?」という方もいらっしゃるかもしれないので、レビューの前に少し前置きをさせてください。
まず、「菊水」さんは北海道の麺メーカー。
そして、寒干しラーメンは熱を使わず、極寒の環境でじっくりと乾燥させた麺のこと。「菊水」のラーメンの代名詞と言っても過言ではありません。
寒干し麺は、揚げ麺や熱処理された麺とは違い、生麺を食べているような独特の食感。
今回食べたのは、札幌ラーメンの醤油、味噌、塩味なので、さっそく食レポを始めたいと思います。
菊水の寒干しラーメンを買ってみた
菊水の生ラーメンは地元のスーパーにも売っているんですが、乾麺はなかなか手に入らないので通販で購入。
いろんな味を試したかったので、業務用っぽい袋に入った10食入りを注文してみました。
味の構成は、醤油4つ、味噌4つ、塩2つ。
梱包はしっかりしていて、麺もきれいな状態で到着。作り方の説明書きも入っています。
菊水の寒干しラーメンを食べてみた
寒干しラーメンに飢えていたので、さっそく食べてみました。
寒干し麺を実食
麺は思った通りコシがあって、生ラーメンに近い食感。歯ごたえもよく、麺だけすすっても満足できます。
さすが、菊水の寒干し麺は裏切りません。
菊水から出ている生麺の方がラーメンらしい食感ですが、寒干し麺ならではの噛みごたえもクセになります。
茹で時間を微妙に調整することで、寒干し麺の良さを最大限に楽しむことが可能。
固めの麺が好きな方は若干短くするのがおすすめです。
スープを実食
スープは3種類なので、それぞれ感想を述べていきます。
醤油
醤油味は「これぞ、昔ながらの味!」といった感じ。
醤油ラーメンだけあって醤油の旨味、コクと深みを感じるスープです。
味噌
コク深い味噌味は3種類の中で一番濃厚。個人的には麺との相性が一番いいと思います。
濃厚とは言え、しつこさはなくバランスのいいスープ。
野菜をたっぷり入れて食べたくなる味です。
塩
塩味はあっさりした中にも深みがあり、スルスル飲めてしまうスープ。ほのかに生姜の風味も感じられます。
「塩気が強いのでは?」と思っていたものの、全くそんなことはなく、麺との絡みもバッチリです。
名店の味シリーズとはどう違うのか?
菊水の寒干しラーメンには、今回紹介した乾麺の他に「名店シリーズ」もあります。
名店シリーズは「山頭火」「白樺山荘」「けやき」「てつや」「純連」「一文字」など北海道の人気ラーメン店シリーズ。
冒頭でも書いたように、私自身も「山頭火」と「白樺山荘」のラーメンを試しており、こちらがとても気に入ったので今回の購入に至りました。
名店シリーズは2種類しか食べていないものの、どちらも麺はそっくり。スープは、食べた瞬間に「うまっ」と声が出てしまった名店シリーズの方が好みです。
対して今回のシリーズは、どのスープも昔の中華そばを彷彿とさせる飽きのこない味。
どちらがいいかは家族の中でも意見が分かれるので、どんなラーメンが好みかで選ぶといいと思います。
参考菊水の寒干しラーメン「白樺山荘」の味噌味を食べてみた 参考山頭火のインスタントラーメン「 旭川とんこつ塩」を食べてみたおわりに
今回食べたラーメンは、シンプルな昔ながらの味。それだけに寒干し麺の良さも十分に引き立っていました。
私の好きな名店シリーズのスープとは少し違ったものの、「素朴な中華麺が好きなの!」という方にとっては大満足のラーメンだと思います。