せっかく作ったお粥が残ることってありますよね。そうじゃなくても離乳食や介護用に作り置きしたい場合だってあります。
今回は、お粥のベストな保存方法と保存期間、温め直し方とリメイクのアイデアをまとめてみました。
記事の内容
お粥の保存の仕方
お粥は作ってすぐに食べるのが一番。
でも、ちゃんと保存したお粥なら温め直しても美味しく食べられます。(「ご飯を残すと目が潰れる」と言われるので捨てるのは待った!)
お粥は冷蔵庫や冷凍庫で保存することができるので、方法と保存期間の目安を見ていきましょう。
お粥の冷蔵保存
冷蔵庫で保存する場合の日持ちは2日程度なので、割とすぐ食べる場合には冷蔵保存が向いてます。
保存の仕方は、冷ましたお粥を密閉容器に入れて冷蔵庫に入れるだけ。
茶碗によそってラップをした状態でもOKです。
火にかけて温め直すなら、冷ましてから鍋ごと冷蔵庫に入れてもいいでしょう。
糸をひいたり、異臭がしたり、色がおかしかったらアウトなので、食べる時は見た目と匂い、色のチェックをお忘れなく。
お粥の冷凍保存
お粥を冷凍保存した場合の保存期間は2週間前後なので、すぐに食べない場合は冷凍保存がベスト。
離乳食や介護食のお粥なら冷凍保存で1週間を目安に食べきると安心です。
全部まとめて冷凍すると、次回使う時に食べ切る必要があるので、こんな風に冷凍すると便利です。
- ジップロックに1食分ずつ入れ、空気を抜いて冷凍。
- 大きいジップロックに薄く伸ばして冷凍(ポキポキ折って使う)
- 冷凍OKの密閉容器に入れて冷凍
- 1食分ずつシリコンカップに入れ、それを密閉容器に入れて冷凍
離乳食やおかずの作りおきにはこんなケースも人気です。
炊飯器で炊いたお粥の保存
と思うかもしれませんが、お粥がべちょべちょになったり、変色することがあるのでおすすめできません。
すぐに食べないなら冷蔵庫or冷凍庫へ。
お粥の温め直し
お粥の温め直しはレンジでやるのが簡単です。
冷蔵保存の温め直し方
冷蔵保存の場合は、そのままレンジでチンできます。
一気に加熱しようとすると温度のムラができたり、吹きこぼれたりするので、このように加熱します。
- レンジ対応の容器に入れて、ある程度までレンジで温める。
- レンジから出して全体をスプーンで混ぜる。
- また少し加熱。
- スプーンで混ぜて全体が温まっていれば完了。(温まっていないなら繰り返す)
水分が少ない時は水を少量加えて混ぜると緩まります。
茶碗に軽く1杯分のお粥なら、30秒ほど加熱してから混ぜるのを2〜3回繰り返すといい感じに温まりますよ。
火にかけて温めるなら
もし火にかけて温めるなら、常にかき混ぜながら極弱火で加熱します。
水分が足りず焦げそうなら水を加えて緩め、若干の塩を足せばOKです。
冷凍保存の温め直し方
冷凍保存の場合は、一旦冷蔵庫で自然解凍させてからレンジにかけるとムラなく温まります。(レンジにかける方法は上記参照)
もし、自然解凍させる時間がない時は、この方法でやってみて下さい。
- レンジ対応の容器にお粥を入れて、解凍されるまで様子を見ながら加熱。
- お粥が緩まったら混ぜて再度加熱。
- お粥が温まるまで繰り返す。
水分が少なくてドロドロの時は、水を適量加えて混ぜてみて下さい。
参考ネットスーパー比較[大手6サービスの内容と違いをわかりやすく解説]残ったお粥をアレンジするなら?
お粥は味を変えてリメイクすることもできます。
余ったお粥を食べるのに飽きた時はお試し下さい。
雑炊風にする
白粥に味をつけて具をたすと雑炊風に早変わりします。
これは私もよくやるおすすめです。
- 鍋に少量のダシ汁と、細かく切った野菜を入れて弱火で煮る。
- ①にお粥とツナ缶、キノコを投入して弱火で混ぜながら煮る。
- 醤油とみりんで味付けして完成。
ダシ汁の代わりに少量のお水で煮て、調味料の代わりに麺つゆを使うのもおすすめ。
ツナ缶はオイルを一緒に入れても美味しいです。(全部じゃなくて半分くらい)
チーズリゾット風
やったことはないですが、割と人気のアレンジです。
- お粥に少量の牛乳とコンソメを加えて温める。
- 熱い内にパルメザンチーズやピザ用チーズを混ぜ込む。
- 塩分が足りなければ塩を追加。
- 盛り付けてブラックペッパーをかけたら完成。
お粥のお好み焼き
これは保育園のおやつで出ていた覚えがあります(笑)
お粥のリメイクだったかは知りませんが、意外と美味しかったです。
- お好み焼きの生地にお粥を投入し、生地の固さを調整。
- キャベツなどいつもの具材を混ぜ込んで焼く。
- ソースとカツオ節、マヨネーズなどをかけて食べる。
小さく焼いておやつやお弁当にも使えます。
おわりに
お粥は余っても保存ができるので大丈夫。
割とすぐ食べるなら冷蔵、長めに保存したいなら冷凍がベストです。
レンジで温め直しができるし、飽きたらリメイクもできるので、お好きな食べ方でお楽しみ下さい。