アヒージョは最近メジャーになってきたスペイン料理。おつまみにピッタリで、アウトドアでも人気です。
今回は、こんなアヒージョの美味しい作り方を解説。おすすめの具材や味付けのアレンジ、オイルの種類もご紹介します。
記事の内容
アヒージョとは
アヒージョはスペイン料理のタパス(小皿料理)の一つ。現地のバールと呼ばれるカフェバーで出される定番料理です。
オリーブオイルでニンニク、唐辛子、魚介類や野菜を煮込んだ料理で、スペイン語では「具材名+al ajillo(アル・アヒージョ)」と呼ばれてます。
例えば小エビのアヒージョなら「Gambas al ajillo(ガンバス アル アヒージョ)」です。
日本ではただ単に「アヒージョ」と呼ばれてますが、これはスペイン語だとニンニクの意味。
小鍋やスキレットで煮込んでフランスパンをオイルに浸して食べるスタイルなので、おつまみやキャンプ飯にぴったりです。
アヒージョの作り方
アヒージョの作り方はとても簡単。日本の鍋料理に近い感覚です。
ステップごとに見ていきましょう。
- にんにくを準備する。(みじん切りorスライスor丸ごとをナイフの背で叩く)
※ニンニクは1人1かけ+1かけ位が美味しい。 - 唐辛子を輪切りにする(辛味が少ない方が良ければ丸ごと投入or入れない)
- 具材を食べやすい大きさに切る。
- スキレットに①②③を入れ、具材が肩まで浸かる程度までオリーブオイルを注ぐ。
- 弱火で具材が煮えるまでグツグツ煮る。
- 具材に火が通ったら塩コショウで味を整えて出来上がり。
アヒージョの具材
アヒージョの具材は好きな魚介類や肉類、野菜類を入れればOK!
もし、迷った時はこんな具材の中から組み合わせるのがおすすめです。
魚介類
定番の魚介類は、エビ、牡蠣、タコ、イカ、シーフードミックス、ホタルイカ、アサリ、鮭など。
サバ缶や、鮭缶、アンチョビ、イカの塩辛などを入れてもおいしいです。
肉類
鶏肉、ベーコン、ウィンナーなどが定番。
牛すじやサイコロステーキ、砂肝、肉団子などを使ったアヒージョもあります。
野菜・きのこ類
どんな具材とも相性がいい定番と言えばミニトマトとマッシュルーム。
他にも、エリンギやしめじ、ブロッコリー、パプリカ、じゃがいも、ナスなどと相性がよく、和風にするならネギやごぼう、栗なども使えます。
その他
上で紹介した具材以外でおすすめなのが、チーズと豆腐です。
チーズは丸いモッツァレラチーズやカマンベールチーズをトマトやエビ、ウインナーなどと煮込むと絶品。
豆腐はネギやゴボウ、牡蠣などと煮込んで少し味噌を足して和風にしてもいいし、魚介やトマトなどと一緒に洋風仕立てにしても美味しいです。
アヒージョの味付け
アヒージョはオリーブオイルと具材から出る旨味で十分美味しいので、味付けは塩・コショウだけでOK。
もちろん、ローズマリーやタイム、バジル、パセリなどのハーブを加えても風味が引き立ちます。
あとは、味噌やキムチ、サバ缶、イカの塩辛などをお好みで足してバリエーションを増やすのもおすすめ。
日本の鍋にも色んな種類があるように、アヒージョもいろいろ冒険できます。
アヒージョのオイルの種類
アヒージョに適したオイルはもちろんオリーブオイル。
オイルをたっぷり使うので、油っぽくなくサラッとしていて香り高いオリーブオイルは第一選択です。
ちょっと癖が強いですが、オリーブオイルの代わりにごま油を使うことも可能。ニンニクとの相性がよく、中華のおつまみっぽく仕上がります。
エキストラバージンオリーブオイル VS ピュアオリーブオイル
一般的には、香りがマイルドで具材の風味が引き立ちやすいピュアオリーブオイルを使うのがいいと言われています。
ただ、うちはいつもエキストラバージンを使っていますが、コクがあって風味もいいし素材の味も普通に引き立つので特に問題ありません。
両者は少し風味が違うので好みが分かれるところではありますが、個人的には質の良いオイルを使うならどちらでもいいと思います。
参考アヒージョの残り,オイルのリメイク4品[保存方法と賞味期限も紹介 参考ソロキャンプ飯9選と旨いおつまみ[手間なし超簡単がモットーです] 参考キャンプでバーベキュー以外のおすすめ料理12選(グルキャンの夕食編)おわりに
アヒージョは難しそうに聞こえるだけでとても簡単。それでいて、おしゃれだし美味しいので人気があるのも納得です。
具材は好きな物でいいし、オイルや調味料のアレンジも自由自在。
アウトドアでもおうちごはんでも存分に楽しめるので、ぜひトライしてみて下さい!