七草粥は朝食べる風習のようですが、ゆったりと夕食に食べる事も多いですよね。
でも、夜だとお粥だけでは物足りず、こってりした物と一緒に食べると胃が休まらないので献立に困ります。
と言うことで今回は、七草粥を中心にした献立とお粥をボリューミーにするためのアレンジ方法をまとめてみました。
記事の内容
七草粥の献立
七草粥は健康祈願や豊作祈願をしながら食べるものですが、疲れた胃腸を休めるという目的もあります。
なので、七草粥には昔ながらの和食というか、さっぱり系のお料理がピッタリです。
さっそくおかずの例を見ていきましょう。
メインのおかず
まず、メインのおかずは魚系がおすすめです。
赤魚やカレイなどの煮つけ、鮭やサバ、アジの開きなどの焼き魚、お刺身の盛り合わせもよく合います。
七草粥を中華風の味付けにするなら餃子やシュウマイもピッタリです。
サイドディッシュ
煮物
ひじきや高野豆腐、糸昆布や切り干し大根などの煮付けはお粥と相性良し。
里芋やかぼちゃ、厚揚げの煮物や肉じゃがもボリュームがあっていい感じです。
おせちの残り
おせちのかまぼこや伊達巻、昆布巻きなどが余っていたらお粥の付け合せに重宝します。
おせちは味が濃いものが多いのでお粥のお供にピッタリです。
やっこ豆腐
奴豆腐は品数を足したい時の名助っ人。
ヘルシーでお腹に優しいのも魅力です。
おひたし
カツオ節をたっぷりかけたほうれん草のおひたしや和え物はいい箸休めになります。
汁物
お粥にも汁物が欲しい場合は、具沢山のお味噌汁やさつま汁を添えるとボリュームが出ます。
汁物ではなく茶碗蒸しにしても豪華です。
漬物
漬物はお粥の味を引き立ててくれる名脇役。これがないと始まりません。
梅干し、たくわん、壺漬けなど数種類の漬物を上品な小皿に並べておくだけで料亭気分です。
ガツンといきたい時はキムチも合いますよ。
参考ネットスーパー比較[大手6サービスの内容と違いをわかりやすく解説]七草粥をアレンジ!
こんな時には基本の七草粥に一手間加えてアレンジしちゃいましょう。
参考おかゆの作り方[ご飯と米から作る方法と味付けの仕方を紹介] 参考七草粥の作り方と七草の分量,味が薄い時に試したい味付け方法中華風の七草粥
中華風の七草粥は基本のお粥に鶏がらスープの素、鶏のささみや干し貝柱、小エビ、生姜を少量を加えて炊くだけ。
最後に七草を投入し、アクセントにゴマ油を垂らしたら出来上がりです。
鶏肉入りの和風七草粥
ダシ汁でお粥を炊く途中で一口大に切った鶏肉を投入。
弱火でグツグツ煮つつ少量の合わせみそを溶かし入れ、七草を投入したら完成です。
大根や人参、ごぼうなどの根菜を入れて煮込むとさらにボリュームアップします。
七草粥の卵とじ
ダシ汁で七草粥を炊き、七草を入れる時に塩ひとつまみと溶き卵を加えてひと煮立ちさせます。
ふんわり卵がとても優しく美味しいです。
チーズリゾット風の七草粥
「えっ?七草粥にチーズ!?」って感じですが、チーズリゾットと言われれば納得。
私は作ったことがないですが、お粥嫌いの子でも美味しく食べると評判も上々です。
作り方は、お米をみじん切りの玉ねぎとオリーブオイルで炒めてからコンソメスープで炊き、最後に七草と粉チーズを入れるだけ。
ベーコンのみじん切りや刻んだマッシュルーム、ピザ用チーズや黒胡椒を足すとより美味しくなるそうです。
野菜いっぱいの七草粥
ダシ汁でお粥を炊く途中に、細かく切った人参やかぼちゃ、ゴボウや大根などの根菜を投入。
その少し後できのこや青菜類を入れ、最後に七草を加えます。
七草と野菜たっぷり野菜が超ヘルシーな一品です。
参考鏡餅の食べ方[乾燥してカチカチに固い時のアレンジと保存法も紹介]おわりに
七草粥を夕飯にする時はある程度のボリュームが欲しいもの。
七草粥に具を足してアレンジするのもいいし、お粥に合ったおかずを何品か足すことでとても豪華な夜ご飯になります。
素材の味をかみしめながら体も心もリフレッシュさせて下さいね。