シフォンケーキ型はないけど、どうしてもシフォンケーキが焼きたい!っていう時ってありませんか?スポンジケーキにはないふわふわ感がたまりませんもんね。
今回はシフォンケーキってホントに型なしではできないの?なぜ型はあの形なの?代用するなら何がいい?ってなことをまとめてみました。
記事の内容
シフォンケーキは型なしでも焼ける?
経験上、なんとか焼けます。が、シフォンケーキ型で焼くような分量をそのままケーキ型に流し込んだりすると少し苦戦します。というか、イメージと違ったケーキになるかもしれません。←私のは「焼きムラ陥没ケーキ」になりました(笑)
一度挑戦してみると、シフォンケーキ型ってダテにあの形してるわけじゃないんだなというのがよくわかります。とっても理にかなった設計になってるんですよ。
カップケーキの型はなぜあの形?
ケーキ型の真ん中に煙突が突き出したようなシフォンケーキ型。片付けるのに邪魔と思うかもしれませんが、シフォンケーキ作りにはパーフェクトな代物です。
だって、あの真ん中の穴がある事によって・・・
・膨らんだ生地が外側だけでなく、中心部にもくっついているからしぼみにくい!
・真ん中の煙突がケーキ型よりノッポなので逆さまにして冷ませる。
シフォンケーキの穴にはこんな理由があったんです。
しかもシフォンケーキって型にバターを塗ったり、クッキングシートを敷いたりしませんよね。型から剥がす時はナイフではがすのが普通。
剥がすのめんどい!と思ったことがあると思いますが、あれもしぼみ防止。生地が型に固定することで膨らみをキープできんです。
シフォンケーキ型ってすごく合理的。シフォンケーキを焼くがために誕生した一品ですね!
ということで、シフォンケーキを型なしで作ろうとすると、
・焼きムラ←熱がうまく伝わらない
・真ん中が凹む
・しぼみやすい
という結果を招きやすいというのも納得です。
ただし、あきらめるのはまだ早い!シフォンケーキ型なしでもふわふわシフォンケーキを作る方法があるんです!少し頭を使えば楽々です!
シフォンケーキ型の代用はこれ!
実は代用品が色々とあります!シフォン型がない場合はこんなもので作れちゃいますよ!
シフォンケーキをケーキ型で
丸形のケーキ型は上手くできないって言ったじゃん!と思うかもしれませんが、ここで一工夫します。
丸形の真ん中に耐熱紙コップやオーブン対応の湯飲みを入れて煙突を創作するだけ。(型よりも高さがあるものがベスト)生地を流す時に浮かないようにコップを抑えながら生地を流してくださいね。
冷ます時、逆さまにするのも楽々です。
シフォンケーキ型の代用に紙コップ
えっ?っと思うかもしれませんが、紙コップは代用品の定番。
記事をコップの8分目まで入れて、170度で20分程焼けば完成。焼けたらすぐに逆さまにして冷ますのは普通のシフォンと同じです。
紙コップの底の淵部分を洗濯ハンガーを使って吊るすとグッドです。
ただ紙コップレシピは沢山出ていますが、有害物質の溶けだしやオーブン使用の危険性を危惧する意見も。
紙コップの説明書きをチェックして、気になる時はクッキング用のカップや型を使う方がベターです。紙コップって便利なんですけどね。
シフォンケーキをマフィンカップで
マフィンカップも定番ですよね。紙コップと同様、普通のシフォンケーキよりかなりミニなので、しぼみにくいです。
こちらも生地を8分目あたりまで入れて、170度で15分程。焼き上がってそのままだとしぼむので逆さまに。
シフォンケーキをカップケーキ型で
マフィン型と同じような感じですが、もっと小さ目です。私も挑戦してみましたが、うまく仕上がりました。
生地は8分目位まで入れて170度で13分程。サイズ的に普段使いにばっちりで、デコレーションすればプレゼントにも♪
参考:シフォンケーキをカップケーキ型で挑戦!材料 レシピと冷まし方
シフォンケーキ型の代用にパウンド型
丸形のケーキ型より四角いパウンドケーキ型の方が熱の伝わりがベター。焼き時間は型の大きさによるのでパウンド型のレシピを参考にしてみて下さいね。
冷ます時は逆さまにするのをお忘れなく。
おわりに
シフォンケーキの型って只者ではなかったんですね!合理的すぎてびっくりしました。でも、型なしでも代用する方法がいくつかあるので助かりますね!それでは楽しいベイキングを!