こんな時ってありますよね。
今回は、
- シフォンケーキは型なしでもできる?
- なんで型はあの形なの?
- 代用するなら何を使う?
についてまとめてみました。
シフォンケーキは型なしでも焼ける?
型なしでシフォンケーキはムリかと思いきや、一応焼くことはできます。
ただし、シフォンケーキ型で焼く時と条件を揃えるための工夫は必須です。
シフォンケーキ型はとても理にかなった設計になっているので、なにかで代用する時にはその要素を取り入れてあげる必要があります。
シフォンケーキの型はなぜあの形?
ここでちらっとシフォンケーキ型の特徴を見ておきましょう。
シフォンケーキ型はダテにあの形をしているわけでなく、真ん中の特徴的なえんとつ部分はこんな役目をしています。
- 外側と内側両方から熱を伝え均一に焼く
- しぼみにくくする(生地が外側だけでなく中心部にもくっついているから)
- 真ん中の煙突がノッポなので逆さまにして冷ませる
しかも、シフォンケーキ型にはバターを塗ったりせず、ナイフでケーキを剥がすのが普通。
「剥がすのめんどい!」と思ったことがあると思いますが、あれはしぼみ防止策。生地が型に固定することで膨らみをキープできるんです。
シフォンケーキ型なしで焼くとこうなりがち・・・
上で見た通り、シフォンケーキ型にはシフォンケーキを焼くための仕掛けがいっぱい詰まってます。←あたりまえ。
ということで、型なしでシフォンケーキを焼こうとするとこんなことが予想されます。
- 焼きムラ←熱がうまく伝わらない
- 真ん中が凹む
- しぼみやすい
ただし、あきらめるのはまだ早い。
型がないなら代用品をうまく利用しましょう!
シフォンケーキ型の代用品
ここからはシフォンケーキ型の代用品と工夫の仕方をご紹介します。
シフォンケーキをケーキ型で焼く
まずは、普通のケーキ型に煙突を作って焼く方法。
やり方はこちらです。
- 丸いケーキ型の真ん中にオーブン対応の湯呑みをセットする。
- 上の型に生地を流し入れる。(浮かないように湯呑みを手で抑えておく)
- オーブンで焼く。
- 逆さまにして冷ます。
真ん中に入れるコップはケーキ型より高さがあるものを使うと逆さまにして冷ます時に便利です。
シフォンケーキをマフィン型で焼く
シフォンケーキはマフィン型で焼くこともできます。
サイズが小さいからかしっかり膨らみ、しぼみも少ないのでおすすめです。
実際に焼いてみたので参考にしてみて下さい。
参考シフォンケーキをマフィン型で焼いてみた【工程を写真付きで紹介します】シフォンケーキをトールカップで焼く
トールカップはマフィンが入っている少し背が高めの紙カップのこと。
マフィン型で焼く時と同様、ミニサイズなのでしぼみにくいです。
焼き方は生地を8分目あたりまで入れて170度で15分程。逆さまにできないのでケーキクーラーの上で冷まします。(少ししぼみます)
シフォンケーキ型を紙コップで焼く
「えっ?」っと思うかもしれませんが、紙コップで焼くこともできます。
焼き方は生地をコップの8分目まで入れて170度で20分程焼くだけ。
焼き上がったら逆さまにして紙コップの底のヘリの部分を洗濯ハンガーで吊るして冷ませばOKです。
※紙コップは使いやすいし、いろんなレシピが出てますが、安全面が気になるなら他の方法を試すといいでしょう。
おわりに
シフォンケーキの型にはシフォンケーキのためのいろんな仕掛けが隠されてたんですね。
でも「型がない!困った!」という時は代用品を使うことができるので試して見て下さい。