今回は、梅酒作りに適した瓶の選び方と簡単な消毒方法をご紹介します。
梅酒作りに挑戦しようと思っている方は参考になさって下さい。
参考梅酒の基本の作り方と初めてでも失敗なく作るための6つコツ 参考梅酒に適した梅の種類と選び方のコツ、販売時期と売ってる場所を解説 参考梅酒の梅は入れたままでも大丈夫?賞味期限と長期保存のコツ梅酒の瓶のサイズ
梅酒を漬ける瓶のサイズは梅の量の4倍程度が目安。
表で見るとこうなります。
梅の実の量 | 瓶のサイズ |
250g | 1リットル瓶 |
500g | 2リットル瓶 |
1kg | 4リットル瓶 |
2kg | 8リットル瓶 |
「瓶、大きすぎない?」と思うかもしれませんが、梅の実、砂糖、アルコールを余裕をもって入れようと思うとこれくらいのサイズがピッタリです。
>生産者から直接届く【食べチョク】で梅酒用の青梅を見る大量に漬ける時は瓶を分けるとラク
と思うかもしれませんが、梅を大量に漬ける時は瓶を複数に分けると取り扱いがラク。
大きすぎる瓶は持ち運びが大変なので、個人的には4L瓶あたりまでが使いやすいと思ってます。
ちなみに、冷蔵庫に入れるなら2Lくらいまでの瓶がおすすめです。
梅酒の瓶の選び方
梅酒に限らず果実酒の瓶を選ぶ時はサイズ以外にもチェックするポイントがあります。
それはこちらです。
- 密閉式の瓶←発酵するので密封式でないもの。(ただし、脱気機能付きの密封瓶ならOK)
- 口が広い瓶←洗浄・消毒・梅の取り出しがラク。
- 大きすぎない瓶
- ガラス製の瓶
- 金具付きなら錆びにくい素材の物。←ステンレスなど
- 取っ手付きの瓶←持ち運びが楽。(オプション)
果実酒用の瓶ならこの辺はクリアしているのでおそらく心配はないですが、安いだけの粗悪品にはご注意を。
果実酒の瓶は昔ながらの物からおしゃれタイプまで色々あるのでじっくりお選びください。
梅酒の瓶の消毒の仕方
瓶の消毒は長持ちする美味しい梅酒を作るのに欠かせない工程です。
消毒の方法には熱湯消毒とアルコール消毒があるので、それぞれのやり方を見てみましょう。
アルコール消毒
アルコール消毒は簡単!大きい瓶や熱湯が使えない瓶でもスイスイ消毒できるのでおすすめです。
やり方はこちらです。
- 瓶を洗剤でよく洗って乾かす。
- 瓶全体にホワイトリカーなどの度数の高いアルコールや消毒用アルコールを回し入れる。(スプレーなら吹きかける)
- 清潔なペーパータオルでふき取り自然乾燥させる。
35度程度のホワイトリカーは消毒には不十分という意見もありますが、うちを含めホワイトリカーを使ってる人は多いです。
心配なら消毒用のアルコールスプレーを試してみてください。
煮沸消毒
小さめのガラス瓶なら煮沸消毒することもできます。ただし、ガラス瓶は40度以上の温度差があると割れてしまう物が多いのでご注意を。
※ガラス以外の瓶や熱湯禁止のガラス瓶、大きい瓶はアルコール消毒で。
- 瓶とフタを洗剤でよく洗う。
- フタはしっかり乾燥させる。
- 大きな鍋に水を張り、ガラス瓶(フタ以外)を入れる。
- 沸騰させ10分ほどしたら火傷に気を付けてトングなどで取り出す。
- 瓶の口を下にして、清潔なタオルの上でしっかり乾燥させる。
ガラスでも熱湯禁止の瓶があるので説明書を要チェックです。
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梅酒の瓶は毎年使う物なので使い勝手が良く、扱いやすいサイズを選ぶのが一番です。
サイズは梅の量の4倍の大きさが必要なので、どの位漬けるか決めてから購入すると間違いありません。
消毒は瓶の素材や大きさにもよりますが、アルコール消毒の方が手軽だと思います。それでは楽しい梅酒作りを!