ひじきの煮物は家庭料理の定番。地味ながらご飯が進みまくる一品です。
保存の仕方次第でかなり日持ちするので、一度にたくさん作っても問題なし。リメイクして他の料理を引き立てることもできちゃいます。
今回は、一度食べたら癖になるひじきの煮物のレシピと冷蔵・冷凍の仕方、リメイクにおすすめの4品をご紹介します。
参考冷凍しといてよかった!忙しい時に役立つ作り置きメニュー15選記事の内容
ひじきの煮物レシピ
ひじきの煮物に入れるものは人によって違うと思いますが、うちではツナを入れるのが定番。
旨味が出て癖になるのでおすすめです。
材料
まず、材料はこちらです。
- 乾燥ひじき(15g前後)
- 人参:1本(細切り)
- 油揚げ:1枚
- 玉ねぎ:小1個(スライス)
- ツナ缶:1缶
- だしの素:小さじ1
- 醤油:大さじ1.5〜2
- みりん:大さじ1.5〜2
- 砂糖:小さじ2
- 水:ツナの空き缶1杯分
この他に、大豆の水煮、さつま揚げ、こんにゃく、れんこん、ちくわ、しめじ、しいたけ、高野豆腐、鶏肉などを入れても美味しいです。
乾燥ひじきは、スーパーのものだと30g〜45gのものが多いので半袋から1/3袋使うイメージです。(←適当でOK)
ちなみに、日本食品標準成分表2015年版(七訂)によると、ほしひじき100g中の鉄の含有量は製造中に鉄窯を使ったものが58.2gなのに対し、ステンレス窯を使ったものは6.2gとなっています。
参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)第2章 日本食品標準成分表
鉄分が多いことで知られるひじきですが、今はステンレス窯を使うことが主流だそうなので、鉄分にこだわるなら鉄釜製を選ぶといいかもしれません。
作り方
- ひじきを水で戻し、具材を切る。
※ひじきはふっくら10倍位の大きさになればOK又はパッケージ参照
- 鍋にツナ缶、玉ねぎ、人参、油揚げを入れ、ツナ缶の油で炒める。
- 玉ねぎと人参に火が通ったら、水切りしたひじきを入れて炒める。
- だしの素、醤油、みりん、砂糖、水を投入。
※調味料は味見しつつお好みで調整して下さい。
- 煮汁がかなり少なくなるまで煮て、味の調整をしたら完成。
しっかり具材が煮えて味が整っていれば、少々煮汁が残っていても問題なし。逆に少し残ってる方が美味しいです。
ひじきの煮物の日持ち
ひじきの煮物は一回で食べきらないことも多いですが、冷蔵庫や冷凍庫で保存することができます。
ひじきの煮物を冷蔵する場合
ひじきの煮物を作ってから数日以内に食べる場合は冷蔵保存が便利。
保存方法は、冷ましたひじきの煮物を密閉容器に入れて冷蔵庫に入れるだけ。
中に入れる具材や味付けの仕方にもよりますが、経験上3〜4日ほど持つことが多いです。
冷蔵保存したひじきを清潔な箸で取り分けて食べるのも長持ちさせるコツ。食べる時は匂いや見た目の確認をお忘れなく。
ひじきの煮物を冷凍する場合
冷凍の場合の日持ちは約1ヶ月ほど。
冷凍する時は煮汁を切って1食分ずつラップで包み、ジップロックに入れてから冷凍庫へ。
1食分ずつ容器に入れて冷凍したり、おかずカップに入れてから密閉容器に並べて冷凍してもOKです。
解凍する時はレンジでもいいですが、自然解凍してそのまま食べるのがおすすめ。
カスカスになるのでコンニャク入りの煮物は冷凍保存に向きません。
ひじきの煮物をリメイクするならこれ
ひじきの煮物は他のお料理に作り変えることもできます。
ひじきのおかげでよりおいしくなるので、この4品は特におすすめです。
ちらし寿司
ちらし寿司の酢飯には人参や椎茸などを煮たものを混ぜ込みますが、それをひじきの煮物に変えるだけで美味しいご飯ができあがります。
酢飯にひじきの煮物を混ぜ込む時は汁気を切ってくださいね。
炊き込みご飯
ひじきの煮物は炊き込みごはんの具にもピッタリ。
煮汁ごと入れればOKですが、炊き込みご飯の水の量と調味料の量を調節してあげて下さい。
参考炊き込みご飯レシピ[調味料の黄金比とおすすめのおかずも紹介]コロッケ
コロッケにひじきの煮物を入れるといい味が付いて美味しくなります。
コロッケのタネによく汁気を切った煮物を混ぜ込むだけなので、コロッケ作りの時に煮物が余っていたらぜひ。
参考ツナ缶コロッケの作り方と冷凍の仕方[お弁当や常備菜におすすめです]ハンバーグ
汁気を切ったひじきの煮物をハンバーグのタネに混ぜ込めば、ひじきハンバーグの出来上がり。
ほのかに味も尽くし、具材が増えてボリュームアップします。
参考卵なしでもふっくら!簡単ハンバーグの作り方おわりに
ひじきの煮物はおかずが足りない時に便利だし、それ1品だけでもご飯が進むので常備菜にピッタリ。
保存も効くし、和の優しい味付けは他の料理にも使い回しやすいので作り置きしておくに越したことはありません