ひよこ豆の水煮や缶詰はよく見るけど、乾燥ひよこ豆は扱い方に戸惑いますよね。
ということで今回は、ひよこ豆の戻し方、茹で方、蒸し方、炊飯器での炊き方と保存の仕方をご紹介します。
ひよこ豆の戻し方
ひよこ豆の戻し方はとても簡単。手順はこちらです。
- 乾燥ひよこ豆をお米を研ぐように洗う。
- 水を張った大きめのボウルや鍋に入れて6~8時間以上水に浸す。(一晩水につけておけばOK)
- ひよこ豆が2倍強くらいになっていたら、水を切って軽くすすぐ。
水戻しは以上。これが終わったら茹でる工程に入ります。
ちなみにひよこ豆のコロッケ(ファラフェル)に使う場合は水戻しだけでOK。茹でません。
参考ファラフェルの上手な作り方と揚げないレシピ 保存の仕方も紹介ひよこ豆の茹で方
次に茹で方です。水戻しが終わったお豆を茹でていきましょう。
- 戻したひよこ豆を、豆の3倍程度の水で煮る。(塩を少々入れる)
- 沸騰したら弱火にし灰汁を取りながら20~30分茹でる。
- 煮物に使うなら固め、サラダに使うなら好みの固さに煮て火を止める。
- 茹で汁は保存しておくと便利。
茹で汁は栄養や旨みが染み出ているので、カレーやシチューなどに使えます。
ひよこ豆の蒸し方
蒸した時のホクホク感が好きという方もいますよね。
蒸す場合、水戻しまでは同じ。その後、蒸し器or深めの鍋で40分~1時間程蒸せば完成です。
固めが好きな方は40~45分ほどでチェックしてみるといいでしょう。
ひよこ豆を炊飯器で炊く方法
ひよこ豆は炊飯器で炊くこともできます。
水で戻す時間があればするに越したことはないですが、水で戻してなくても大丈夫です。
- ひよこ豆を洗う。
- ひよこ豆と水を1:3の割合で炊飯器にセット。
- 塩を少々入れる。
- 普通にご飯を炊くモードで炊く。
- 炊きあがったら少し蒸らしておく。
- 固めだったら保温モードで調整する。
ひよこ豆の保存の仕方
ひよこ豆はまとめて茹でて保存しておくこともできます。
冷蔵庫だと2~3日ほどしか持ちませんが、冷凍なら1ヶ月程度持つのですぐに食べないなら迷わず冷凍庫へ!
やり方はこちらです。
- ひよこ豆を茹で汁ごとジップロックや容器に小分けして冷凍。(茹で汁はひよこ豆が浸かる程度)
- 汁を切ったひよこ豆だけをジップロックや容器に小分けして冷凍。
- ひよこ豆と茹で汁を分けて冷凍。
スープや煮込み系の料理に使う時は汁ごと、サラダやフムスなどに使う時は豆と煮汁を分けておけばOKです。
使う時は冷蔵庫に入れて自然解凍させるだけ。加熱するなら冷凍のままでも使えるので便利です。
おわりに
乾燥ひよこ豆は缶詰などと比べると少し手間がかかりますが、自分の好きな固さにすることができるので重宝します。
ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)を作る時も絶対乾燥ひよこ豆の方がいいので、水で戻してから作ってみて下さい。
参考ファラフェルの上手な作り方と揚げないレシピ 保存の仕方も紹介