甘酸っぱくて生姜の風味がたまらないガリは自宅で簡単に作ることができます。
おうちで作れば無添加で安心。自分好みの味に仕上げることができますよ。
今回は、こんな新生姜の甘酢漬けの作り方と保存の仕方、漬けた後の液の使い道をご紹介。
生姜の辛味の抑え方や色の付け方もまとめたので、ガリ作りが初めての方は参考になさって下さい。
記事の内容
新生姜の甘酢漬けの材料
さっそく、ガリの材料から見ていきましょう。
先がピンクの新生姜が出回るのは6月〜8月頃。それ以外の時期は茶色のひね生姜(根生姜)でも作れますが、辛味が嫌いなら新生姜がベストです。
- 新生姜:400g
- 塩:小さじ1
(甘酢用)
- *砂糖:80g〜120g
- *酢:300ml
- *塩:小さじ1
生姜の量はお好みで。砂糖の量もお好みで調整すればOKです。
新生姜の甘酢漬けの作り方
② 甘酢用の材料(*)を5分ほど煮立たせて砂糖を溶かし粗熱をとっておく。
③ 新生姜を切りやすいように節の所でポキポキっと割る。
④ 茶色っぽい固めの皮をスプーンでこすり取りながら洗い、傷んだ部分があればカット。
⑤ 新生姜を繊維に沿って1~2mmにスライス。(スライサーを使うのも◯)
⑥ 生姜に塩小さじ1程度をまぶして数分置く。
⑦ たっぷりのお湯に塩をまぶしたままの生姜を入れ1~2分茹でる。
⑧ ザルに上げてギュッと絞る。(熱いのでゴムの使い捨て手袋を3重くらいにするor上から何かで押し付けて絞る)
⑨ 瓶にまだ熱い生姜と②の液を入れてなじませる。
⑩ 冷蔵庫に入れて2~3日すると食べ頃に。
新生姜の辛さを取りたい時は
新生姜の辛味が気になる場合は、⑦の茹で時間を3分ほどにするとマイルドになります。
3分たったら試食して、まだ辛かったら5分ほど煮てもOKです。
極力薄くスライスしたり、砂糖を多めにすることでも辛味を抑えることができますよ。
新生姜を繊維に沿って切る理由
生姜を繊維に沿って切るのは、繊維に逆らって切るよりも格段にスムーズだから。←やってみるとすぐわかります。
切り口が綺麗に見え口当たりもよくなりますよ。
新生姜の赤い部分でピンクのガリに
新生姜の赤い部分を切り取らずに残しておくと、漬けた時に淡いピンク色になります。
生姜を茹でた後、まだ熱い内に液につけると色の付きがよくなりますよ。
新生姜の甘酢漬け保存の仕方
密閉瓶に入れて漬け込んだ新生姜は冷蔵庫で保存しましょう。
食べる時は清潔な箸で取り出し、頻回に開閉しないのが長持ちの秘訣。沢山漬けた場合はいくつかの瓶に小分けしておくといいでしょう。
冷凍保存はできないことはないですが、食感が悪くなるし、風味も落ちるのでおすすめはしません。←経験済み。
冷蔵保存の場合、半年から1年ほど持ちますが、食べる前に液の濁りや色、臭いのチェックをすると安心です。
新生姜を漬けた液のアレンジ方法
ガリを漬けた液は再利用できるので、捨てるのはもったいないです。
悪くなっていないか五感を使ってチェックしてみて、大丈夫そうならこんな風に使ってみて下さい。
・きゅうりやカブ、ラディッシュなどの即席漬け
・ドレッシング
・水やソーダで割って飲む。
・玉ねぎの辛さ取り(切った玉ねぎをひたひたの液で浸して10分置く)など
おわりに
新生姜の甘酢漬けはこんな感じでとても簡単です。
外国産のガリを恐る恐る食べなくても国産の生姜でたっぷり作れるので作らない手はありません。
お料理に添えたり、おつまみとしても食べられるのでぜひお試し下さい。