春や秋のお彼岸におはぎ(ぼたもち)を作る方も多いですよね。おはぎっていろんなタイプがあるけどどのおはぎを作りましょう?
今回は、おはぎの味の種類とごはんともち米で作る基本の作り方、保存期間の目安についてまとめてみたいと思います。
おはぎの種類
おはぎってあんこの物が有名だけど、何色かのおはぎを作る方もいますよね。あんな風にカラフルなおはぎが並んでたらかわいいし嬉しい気分に♪
ちょっとおはぎの種類を見てみましょう!
おはぎ あんこ
定番のおはぎと言えばこれ。ごはんを粒あんやこし餡ですっぽり包んだおはぎ。小豆は魔よけの意味もあると言われてお彼岸のお供え物にも使われますよね。
粒あんがおはぎで、こし餡がぼたもちよ~なんて言われたりもしますが、おはぎとぼたもちの区別の仕方は諸説あるので「おはぎとぼたもちの違いは何?季節だけじゃない諸説を大公開」でチェックしてみて下さい^^
おはぎ きなこ
あんこの次によく登場するのがきな粉のおはぎ。お餅の外側に砂糖と合わせたきな粉をまぶすだけの物と、あんこを包んだお餅にきな粉をまぶすものがあります。
うちは中にあんこを入れますが、甘みを抑えたいならあんこなしでもいいかも。ただ、きな粉だけの場合小さ目のおはぎにした方がいい気がします。(好みの問題だけど)
おはぎ ごま
黒ゴマのすりごまを同量のお砂糖と合わせて、あんこを包んだごはんの上にまぶしたおはぎ。ゴマの香ばしい風味があんこと合い、食感もたまらない一品。
関東の方で三色おはぎと言えば「あんこ・きなこ・ごま」だそうですが、地元愛知でもよく食べていました。三色おはぎの定義は家庭によっても違いそうですね。
おはぎ 青のり
あんこを包んだごはんに青のりをまぶした毬藻のようなおはぎ。西日本では「あんこ・きなこ・青のり」で三色おはぎと呼ばれているそうですが、地元愛知では食べたことがない一品。(のし餅に青のりを入れることはよくあったけど)青のりの風味とあんこが意外と合うそうです。
おはぎ ずんだ
すりつぶした枝豆で餡を作りお餅を包むずんだ餅は仙台の名物ですが、今や全国的に有名ですよね。このおはぎバージョンがずんだおはぎ。枝豆餡は手軽に作れてヘルシー。ご飯の粒粒ともよく合います。
青のりの緑より淡い鶯色で、三色おはぎとして用いられることも。
おはぎの作り方
おはぎの作り方には色々あると思いますが定番の作り方はこちら。お餅のようにスムーズでなく、ご飯の粒粒が残るので私の地方では半殺し(ご飯の部分だけの呼び方)なんて呼ばれてます。
粒粒がない場合はどうなんだ?という疑問もありますが、うちの場合、半殺しの反対は・・・餅と呼んでました(笑)粒を全部すりつぶすのは皆殺しと呼ぶところもあるようですね。会話にすると怖いなぁ(笑)
横道にそれたので作り方に戻します!定番のあんこバージョンです。
・もち米:2合
・普通のお米:半合
・あんこ:600g程(市販の物でも作った物でも)
※缶詰の粒あんは焦がさないようにかき混ぜがら弱火にかけ汁気を取っておく。
<作り方>
① もち米とふつうの米を合わせて洗い、2.5合分の水と塩を少々入れて30分ほど放置。
② 炊飯器で普通に炊く。
③ 炊けたらすりこぎで半殺し(粒粒が残る程度)にする。←粒加減はお好みで♪
④ ③を約15等分して俵型に。
⑤ あんこを④の数分に分ける。
⑥ あんこをラップの上に伸ばしてごはんボールを包み形を整えて完了!
おはぎの保存
おはぎは涼しい時期なら常温保存で翌日に食べる事も出来ますが、暑い時期はちょっと危険。
お彼岸にお供えする場合、3月の春のお彼岸なら1日位は大丈夫ですが、9月秋のお彼岸は常温で1日持たないことも。作ってすぐの美味しい内にお供えして、痛まない内に頂くのが一番です。
沢山作ったおはぎを保存したい場合は冷凍庫へ!冷蔵よりもご飯が劣化しにくく1か月ほど持つので保存には最適です。
おはぎを一つずつラップで包んでからジップロックに入れて冷凍庫へ。
解凍する時は自然解凍orレンジの解凍モードを使うといい感じに仕上がります。解凍後、ラップに包んだままレンジにかけるとご飯の部分も温まってよりおいしくなりますよ。(20秒位ごとにチェックすると加熱しすぎの予防に)
おわりに
おはぎは色んな種類がありますが、基本のごはん部分の作り方がわかれば後はトッピングを変えるだけ。3色おはぎを作るのも難しくありません。沢山作りすぎても冷凍できるので安心ですよ^^