お彼岸と言えばおはぎ(ぼたもち)。家で作ってお供えしようと思っている方も多いですよね。
今回は、おはぎの作り方とバリエーション、保存の仕方についてまとめてみました。
参考おはぎとぼたもちの違いは何?季節だけじゃない5つの説を紹介おはぎの種類
おはぎの作り方を見る前に、おはぎのバリエーションをご紹介します。
あんこときなこは定番ですが、三色おはぎを作る時は地域によって内容が変わるようです。
- 東日本:あんこ・きなこ・黒ごま
- 関西:あんこ・きなこ・青のり
- 宮城周辺:あんこ・きなこ・ずんだ
ちなみに地元愛知県はあんこ、きなこ、黒ごまが定番でした。とは言え、これ以外の種類もあるし家庭によっても違いそうですね。
おはぎ(ぼたもち)の作り方
ここからは、モチモチ感とご飯のつぶ感が絶妙なおはぎ(ぼたもち)の作り方をご紹介していきます。
材料(約10~15個)
出来上がりの個数はサイズによって変わります。きなこ、黒ごま、青のりはオプションです。
- もち米:1.5合
- 普通のお米:0.5合
- 塩:少々
- あんこ:400~750g程度*
- きなこ:適量(好みの量の砂糖と混ぜる)
- 黒ごま:適量 (粗めにすって、好みの量の砂糖と混ぜる)
- 青のり:適量
ふつうの米の割合は、もち米の1/3量~1/2量で調節するのが一般的。もち米が多いとモチモチした食感になり、普通のお米を多めに入れると固くなりにくいのでお好みの割合で。
*あんこの量はあんこだけのおはぎを作るなら750g程度、3色おはぎにするなら400g~500g程度が目安。つぶあんでもこしあんでもOKです。
あんこが余ったら冷凍しておくと1~3ヶ月程度日持ちします。
参考あんこの作り方(粒あん・こしあん)[出来上がり量と保存方法も紹介]工程(あんこのおはぎ)
- もち米とふつうの米を合わせて洗う。
- 「おこわ」の目盛りで2の所まで水を入れる。(少し減らしても○)
- 1時間ほど浸水させ、塩少々を入れて炊飯器で炊く。
- ご飯が熱い内に濡らしたすりこぎでご飯粒が半分程度残るまで潰す。
- ④を同じ位の大きさになるように分けて丸める。(好きなサイズでOK)
- あんこをご飯より少し大きめに丸める
- ラップにあんこを広げてご飯を包む。
- 形を整えて完成。
もし市販のつぶあんが水っぽかったら、少し弱火にかけて水分を飛ばすといい感じになります。(使う時は冷ましてから)
あんこは全面つけてもいいし、底面だけ外してもOKです。
工程(あんこ以外のおはぎ)
あんこ以外のおはぎの場合、工程①~⑤まではあんこのおはぎと同じ。その先はこうなります。
- あんこをご飯の半分の大きさに丸める。
- 濡らした手でご飯を広げてあんこを包む。
- きなこや黒ごま、青のりを入れた容器に②を入れてまぶす。
- ムラなくまぶしたら完成。
きなこと黒ごまは若干の塩を足しても美味しいです。ほのかな塩味をプラスしたい時はお好みでどうぞ。
おはぎの保存
おはぎは20度以下の涼しい時期なら常温保存で1日程度持ちます。
お彼岸にお供えする場合、気温が低い春のお彼岸なら大丈夫ですが、秋のお彼岸は気温が高い時もあるので常温で半日~1日が目安になります。
その日の内に食べきれないおはぎは冷凍しておくのがベスト。冷蔵保存するよりもお米の劣化を防ぐことができ、1ヶ月ほど保存できます。
冷凍の仕方は、おはぎを1つずつラップで包んでからフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ入れるだけ。
解凍は食べる数時間前に冷蔵庫に入れて自然解凍するか、20秒くらいずつ様子を見ながらレンジにかければOKです。
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おはぎは少し手間がかかるものの、たくさん作れば冷凍保存しておけるので便利です。
まぶすものを変えるだけなので三色おはぎを作るのも簡単。家族で手分けして作るのも楽しいのでおすすめです。