バウルーと言えばキャンプで定番のホットサンドメーカー。焚き火の上でもガスコンロの上でも外カリッ、中フワッのホットサンドが作れる優れものです。
アウトドア好きなら絶対欲しい一品ですが・・・買う時に悩むポイントが1つ。シングルかダブルか・・・。悩みどころなので、それぞれどんな長所・短所があるのか見ていきましょう。
バウルーはシングルかダブルか
田巻金属株式会社製造でイタリア商事から売り出されている日本製のバウルー。元々はブラジルがルーツですが、日本でも1970年代からずっと愛され続けているアイテムです。
種類はシングルかダブルかワッフルの3種ですが、シングルかダブルかの2択で悩む人が非常に多いです。
両方買っちゃえばと言われればそれまでだけど、それもなぁ・・・となるし。
シングルとダブルの共通点としては
・くっつきにくいフッ素加工
・似たようなサイズ(食パンサイズ)
・直火のみでIHには使えない。
・食パンなら6枚切り又は8枚切りを使うとしっかり密着する。
・ホットサンド以外にも使える。
共通点も多いですが、それぞれ特徴的な所も。シングルとダブルのキャラを見てみましょう。
バウルー シングルの特徴
シングルのバウルーは仕切りがないタイプ。平らなフライパンが2枚くっついたような感じです。
重さ:450g
IH:使えない。(直火のみ)
内側:フッ素加工
シングルのメリットは・・・
・仕切りがないのでコロッケやカツサンドなどにしやすい。
・仕切りがない分、具がまんべんなく沢山入る。
・普通のサンドイッチのように何頭分にでも切れるし、切り口もきれい。
・普通のトーストも作れる。
・ハンバーガーやベーグルなどの丸形パンもいける。
・餃子やステーキ、お好み焼き、目玉焼きなども作れる。
・ダブルより洗いやすい。
デメリットは・・・
・耳がダブルのようにパリッとしにくい。
・具材を入れすぎるとはみ出てきたり、汁が出たりすることも。
バウルー ダブルの特徴
ダブルというとシングルの2倍のサイズのような気がしますが、サイズ的にはほぼ同じ。最大の違いは真ん中に仕切りがある事です。重ね合わせた一組の食パンから2つのサンドイッチができるからダブルなんですね。
重さ:420g
IH:使えない。(直火のみ)
内側:フッ素加工
真ん中に仕切りがあるからと言って食パンを切ってから入れる必要はなく丸ごと設置できます。
メリットはというと・・・
・耳の部分が多く、カリッとなる。
・真ん中でカットするのが楽。
・シングルよりパンの部分がふっくら。
・2種類の味が楽しめる。
・サイズ的に食べやすい。(特に子供)
・目玉焼きやホットケーキなども小さいサイズが2つできる。
デメリットは・・・
・五徳の上だとシングルのように安定しにくい。
・真ん中に仕切りがある事で具が沢山入らない。
・真ん中で切った時に断面が見えず写真映えしない。
おわりに
バウルーはシングルもダブルもそれぞれ良くてホントに迷いますね。私はシングルの方が使いやすいかなーと思いますが、用途次第なのでなんとも言えません。
実際、レビューを見てもシングルがいいという人、ダブルがいい人半々位。皆さん迷われて買われたみたいですね。でも、使い始めたら満足度が高いのは言うまでもありません。よいお買い物を。