バウルーは直火式のホットサンドメーカー。日本製で安心感があり、1970年代から愛用され続けている一品です。
火のある場所なら家のキッチンでもキャンプでも大活躍。使い道が幅広いのも魅力です。
今回はバウルーの使い方と手入れの仕方、ホットサンド以外の使い道をご紹介します。
記事の内容
バウルーの使い方
それでは、バウルーの使い方をご紹介していきます。
シーズニングは必要ない
シーズニングは錆止めのオイルやワックスを落として、新たに油をなじませる作業。
スキレットやダッチオーブンなど鋳鉄(ちゅうてつ)製の道具にはシーズニングが必要ですが、バウルーには必要ありません。
バウルーの本体素材はアルミダイキャスト、内側にはくっつきにくいフッ素樹脂加工(テフロン加工)がしてあるので、軽く洗ってから使えばOKです。
ホットサンドの作り方
ホットサンドの作り方は簡単。
シングルなら6枚か8枚切りの角型食パン、ダブルなら8枚か10枚切りの角型食パンが作りやすいです。(ダブルで6枚切りを使う時は具を減らすと◎)
- 食パンを2枚用意してバターを塗る。(片面でも両面でもOK)
- 1枚の食パンをバターの面が下になるようにしてセット。(香りよくカリッと仕上がる)
- 具を乗せる。
- もう1枚の食パンをバターの面を上にして乗せる。
- 蓋をして持ち手のストッパーをかける。
- 弱〜中火で片面2分前後焼く。
- ひっくり返して2分前後焼く。
- いい焼き加減になったら完成。
バウルーは1枚のトーストやフレンチトーストも焼けます。
ポイントバウルーは直火のみ。(IHには使えない) ポイントダブルで厚めのパンを使う時は具を減らして調整。 ポイントダブルの片面のみでホットサンドを作る時は、もう片面でも何かを焼いて空炊きを防ぐ。(ウィンナーなど)バウルーの洗い方
バウルーを使い終わったら、食器用洗剤とスポンジで洗って拭けばOK。
バウルーは上下が外せる分離式ではないので洗うのに少し不便ですが、慣れればそこまで苦ではありません。(改造方法もネットにあがってます)
テフロン加工(くっつかない加工)を長持ちさせるために、こちらの点には気をつけてみて下さい。
- バウルーが冷めてから洗う。(熱い内に水をかけると加工が痛む)
- たわしなどでゴシゴシこすらない。(スポンジがベスト)
- 空焚きはNG!(テフロン加工が劣化する)
バウルーのホットサンド以外の使い道 6選
バウルーはホットサンド以外にもいろんな料理が作れます。(バウルー以外のホットサンドメーカーでも作れます)
ふっくらジューシーに蒸し焼きできるのが魅力です。
お好み焼き
お好み焼きはシングルなら普通サイズが1枚、ダブルならミニサイズが2枚作れます。
- バウルーの両面に油を塗って加熱する。
- お好み焼きの生地を流し入れて蓋をする。
- 持ち手のストッパーをしめて焼く。
- 蓋を開けてヘラで底面をヘラで剥がす。(くっつきを防ぐ)
- ひっくり返して焼く。
- ソースを塗ってトッピングを乗せたら完成。
餃子
シングルのバウルーを使えば、餃子もカリッとジューシーに焼くことができます。
- バウルーの両面にごま油を塗って熱する。
- ごま油を追加して餃子を並べ、蓋をしめる。
- 持ち手のストッパーをしめていい焼色になるまで焼く。
- 水を大さじ1〜2程度入れて蒸し焼きにする。
- 片面焼きならこれで完成。両面焼きならヘラで底を剥がしてからひっくり返して焦げ目をつける。
ステーキ
ステーキもシングル向きですが、とても美味しく仕上がります。
ステーキだけでなく、チキンやラムチョップ、ハンバーグ、ウィンナーなどもおすすめ。
ミニハンバーグやウィンナーなどはダブルでも焼けます。
- バウルーの両面に油を塗って熱する。
- ステーキを乗せて蓋をしめる。
- 持ち手のストッパーをしめて焼く。
- ひっくり返して好きな焼き具合に焼く。
焼きおにぎり
焼きおにぎりはシングルでもダブルでも作れます。醤油とごま油の香ばしさがたまりません。
- ごはんに麺つゆとゴマを混ぜてラップで軽く握る。
- バウルーの両面にごま油を塗って熱する。
- ごま油を足して①を乗せる。(ダブルならご飯が枠に収まるように長方形に敷き詰める)
- 蓋と持ち手のストッパーをしめて、いい焼き加減になるまで焼く。
- ひっくり返してお好みの焦げ目がつくまで焼いて完成。
目玉焼き
目玉焼きはシングルでもダブルでもでき、ダブルなら同じサイズの目玉焼きを2つ作るのに便利です。
- バウルーに油を敷いて熱する。
- 卵を割り入れる。
- 蓋と持ち手のストッパーをしめて焼く。
- 黄身の曇り具合がいい感じになったら完成。
焼き肉まん
シングルのバウルーを使えば、肉まん、ピザまん、カレーまんなどを焼くこともできます。
形は平たくなりますが、皮がカリッとして美味しいです。
- バウルーの両面に油を塗って熱する。
- 肉まんを乗せる。
- 蓋とストッパーをしめて焼く。
- ひっくり返してお好みの焼き具合まで焼く。
おわりに
バウルーはテフロン加工なので使い方も手入れも簡単。
ホットサンドのバリエーションも無限ですが、それ以外の料理にも重宝するのでおすすめです。