旬のさつまいもが出回ると無性に焼き芋が食べたくなります。でも家で作るとイマイチだったりすることもありますよね。
今回は自分で美味しい焼き芋を作る5つの方法と焼き芋に合うお芋の種類、残った焼き芋の保存方法をご紹介します。
記事の内容
焼き芋の作り方5選
さつまいもは低めの温度でじっくり加熱することでデンプンが糖に変わり甘みがアップします。
これを踏まえて美味しい焼き芋の作り方を見ていきましょう。
焼き芋をオーブンで作る方法
オーブンで焼き芋を作る時は低めの温度でじっくり焼くのがコツです。
- さつまいもを洗う。(皮は剥かない)
- 水分の残ったさつまいもをアルミ箔で包む。
- さつまいもの大きさに合わせて160度で60分~90分ほど焼く。(途中で1度ひっくり返す)
- 竹串がスッと通れば完成。
アルミ箔で包まず洗ったさつまいもをアルミを敷いた天板に直接乗せて焼くことも可能。その場合は表面が香ばしく水分が程よく飛んだ感じになります。
アルミ箔で包んだ場合は蒸し焼き風のしっとり感があるので、どちらにするかはお好みで。
焼き芋をレンジで作る方法
レンジを使う時は普段モードで短時間チンしてから低めのワット数に切り替えて長めに加熱します。均一な太さの物を選んだ方がムラがありません。
- さつまいもを洗う。
- 濡らしたキッチンペーパー(2枚程度)で包む。
- その上からラップで包む。
- さつまいもの大きさに合わせて、600Wで1.5分~2分加熱する。
- 大きさに合わせて200W(解凍モード)で8分~10分加熱する。
- 竹串がスーッと刺さったら完成。
蒸かし芋に近い感じですが甘くておいしく仕上がり。
レンジ調理でも甘くて美味しい焼き芋が楽しめるように作られた「クイックスイート」というねっとり系の品種もあります。
焼き芋をトースターで作る方法
焼き芋は手軽にトースターで作ることもできます。
- さつまいもを洗う。
- 水気を残したままオーブントースターに入れて焼く。
- 大きさに合わせて15分~25分程度焼いたらひっくり返す。
- さらに15分~25分程度焼く。
- 竹串がスーッと通ったらオフにする。
- そのまま10分ほどトースター内で放置して完成。
さつまいもを濡らしたキッチンペーパー2枚程度で包んでからアルミ箔に包んで焼くとしっとり感が増します。
時短ワザ
時間がない時はレンジとトースターの両刀遣いもおすすめです。
- さつまいもを洗いラップで包む。
- お芋の大きさに合わせてレンジで1分半~2分程度加熱する。
- ラップを取り、アルミで包む。
- トースターで10分前後焼く。(途中で1回ひっくり返す)
- 竹串がスーッと通れば完成。
焼き芋をフライパンで作る方法
鉄のフライパンや鍋があれば美味しい焼き芋ができます。(テフロン加工など空炊きNGのフライパンは避ける)
- さつまいもを洗う。
- さつまいもをアルミで包む。
- フライパンに乗せてフタをし、弱火で加熱する。
- 大きさに合わせて30分から1時間ほど焼く。(途中でひっくり返す)
- 竹串がスーッと通ったら火を止める。
- フタをしたまま10分程度放置して完成。
焼き芋を焚き火で作る方法
焚き火で作る焼き芋は格別。アウトドアでさつまいもを調理する時はぜひ試してみて下さい。
- 熾火(おきび)を作る。
- さつまいもを洗って濡れた新聞紙で包む。
- その上からアルミ箔で2重に包む。
- 熾火の灰の中に入れる。
- さつまいもの大きさに合わせて15分〜25分程度でひっくり返す。
- さつまいもの大きさに合わせてさらに15分〜25分程度焼く。
- 竹串がスーッと通れば出来上がり。
濡れた新聞紙を巻かずにさつまいもに直接アルミ箔を巻いて焼くこともできます。
新聞紙を使えばしっとり食感、使わなければ皮が少し焦げ気味で石焼き芋っぽい感じに。どちらにしても美味しいのでお好みで。
焼き芋に合う品種
さつまいもは昔ながらのホクホクした品種や最近人気のねっとり品種などいろいろな種類があります。
どの食感がいいかは人によりけりなので、好みのお芋で作ってみて下さい。
- ホクホク:紅あずま・紅こがね・鳴門金時・紅さつまなど
- ねっとり:安納芋・紅まさり・ひめあやか・クイックスイート
- しっとり:紅はるか・高系14号・シルクスイート
ホクホク系・ねっとり系・しっとり系の詳細はこちらにまとめてあります。↓
参考さつまいもの旬が来た!ホクホク・ねっとりな種類と8つの絶品レシピ
焼き芋は保存できる!
焼き芋が余ったら保存することもできるので安心です。
冷蔵保存
冷蔵庫なら数日程度の保存が可能。保存の仕方はこちらです。
- 粗熱を取る。
- キッチンペーパーで包んでしっかり冷ます。(乾燥予防)
- 余分な水分を拭き取る。
- ラップでぴっちり包んで冷蔵する。
冷凍保存
長く保存したい場合は冷凍するのがベスト。やり方はこちらです。
- 粗熱を取る。
- キッチンペーパーで包んでしっかり冷ます。(乾燥予防)
- 余分な水分を拭き取る。
- 1つずつラップで包む。
- フリーザーバッグに入れ、空気をしっかり抜いて冷凍する。
保存期間は1~2ヶ月前後が目安ですが、早めに食べるに越したことはありません。
解凍方法
解凍する時は冷蔵庫や室温で自然解凍するか、レンジで30秒位ずつ様子を見ながら加熱します。
半解凍位で食べればアイスクリームっぽい食感。自然解凍後はトースターで焼き直しても美味しいです。
参考さつまいもの保存方法と賞味期限(丸ごと&カット済)と変色した時の対応おわりに
焼き芋はじっくり低めの温度で加熱するのがポイント。
ホクホク系やねっとり系などいろんな種類のさつまいもがあるので、好みに合ったお芋を選ぶのも成功のカギです。
食物繊維が多くてヘルシーなのでぜひおやつに作ってみて下さい。