「らっきょう漬けって難しそう!」と思ってる人は多いですが、実際はとてもシンプルです。
自家製なら味の調整もできるし無添加で安全。新鮮なシャキシャキ感と独特の強い風味が楽しめます。
今回は、らっきょうの塩漬けと甘酢漬けの作り方、らっきょうが出回る時期をわかりやすくまとめてみました。
記事の内容
らっきょうの出回る時期
らっきょうの旬は5月下旬〜7月上旬ごろ。
出荷のピークは6月なので、この時期はお店で新鮮ならっきょうを見つけることができます。(期間限定なのでお早めに)
根っこが付いた「根付き(土付き)らっきょう」と、漬けるばかりになった「洗いらっきょう」があるのでお好きな方を選んで下さい。
個人的には根っこと頭の部分を好みでカットできる泥付きの方がおすすめですが、サクッとつけたい場合は洗いらっきょうも便利です。
どちらにしても置いておくと芽が伸びてくるので、買ったらすぐに漬けるのがベストです。
>生産者から直接届く【食べチョク】でらっきょうを見るらっきょうの下処理
根っこ付きのらっきょうと洗いらっきょうに分けて下処理の仕方を見ていきましょう。
根付きのらっきょう
茎と根っこ付きのらっきょうの準備の仕方はこちらです。
② 根っこのひげの部分をカット。
③ ボウルにらっきょうを入れて薄皮を剥きながらよく洗う。
④ 傷があったら包丁で除く。
⑤ 熱湯に10秒ほどくぐらせる。(長いとシャキシャキがなくなるので注意)
⑥ ザルに上げてよく水を切る。
⑦ キッチンペーパーの上に並べて拭く。
⑧ 風通しのいい所に少し放置して乾かす。
洗いらっきょう
洗いらっきょうは既にカットされているので、流水でざっとすすぎ、芽が伸びている物があれば切っておきます。
こちらも熱湯に10秒ほどくぐらせ、水分を拭き取ってから少し乾かしておきましょう。
らっきょうの漬け方
らっきょうは塩漬けや酢漬けにして食べると美味しいので、漬け方をご紹介していきます。
らっきょうの塩漬け
材料
- らっきょう:800g
- 粗塩:80g(らっきょうの10%)
- 水:800ml
- 密閉式の2リットル容器(金属以外)
らっきょうの量はつけやすい量でOKです。らっきょうの量に合わせて塩と水の量、容器のサイズを調整して下さいね。
ちなみに1kgの泥付きらっきょうを処理すると800g前後になります。
塩漬けの作り方
② 粗塩と水を火にかけ沸騰させる。←塩を溶かす。
③ ②を完全に冷ます。
④ 容器に下処理したらっきょうと完全に冷ました塩水を入れる。
⑤ 冷暗所で10日〜2週間ほど置いたら完成。
⑥ 冷蔵保存で1年ほど保存可能。
もし塩味がきつかったら食べる前に水につけて塩抜きすればOK。(塩抜きの時間は味見しながら決めて下さい。)
そのまま食べても美味しいですが、鰹節をふったり、金山寺味噌や甘めの味噌をつけて食べるのもおすすめです。
らっきょうの酢漬け
材料
- らっきょう:1kg
- 赤唐辛子:2本(オプション)
- 酢:350ml
- 砂糖:200g〜250g
- 水:150ml
- 密閉式の2リットル容器(金属以外)
お酢は穀物酢や米酢でOK。風味が好きなら黒酢でも大丈夫です。
砂糖はなんでもいいですが、氷砂糖やグラニュー糖で作ると茶色っぽくなりにくいですよ。
らっきょうの酢漬けの作り方
② 水と砂糖をひと煮立ちさせて、砂糖を溶かす。→冷ます。
③ 液が冷めたらお酢を加えて混ぜる。
※お酢を鍋の中で混ぜるなら酸に強いホーローやフッ素加工のものがベストです。
④ 下処理したらっきょうと唐辛子を消毒した容器に入れる。
⑤ らっきょうに③の液を注ぎ入れる。(らっきょうがすっぽり液に使ってる状態)
⑥ 冷暗所に保管し、数日ゆすりながら様子を見る。
⑦ 2週間ほどで食べ頃に。
⑧ 冷蔵保存で1年ほど保存可能。
赤唐辛子は丸ごと入れてもいいし、種を取って小口切りにして入れてもOKです。ピリ辛が好きならお好みで種を入れるのもありです。
甘酢漬けの汁が余ったら、ドレッシングにしたり、カブやラディッシュの浅漬けにも使えますよ。
参考梅干しの作り方[漬け方から干し方までをステップごとに解説] 参考ヒロシさん絶賛の熊本米「くまさんの輝き」を食べてみた感想おわりに
以上、らっきょうの出回る時期と漬け方でした。
自家製のらっきょうは市販の物と違ってシャリシャリで美味!
家の中にらっきょうの匂いが漂うという難点もありますが、長持ちするし簡単なのでぜひお試し下さい!