梅干しの赤紫蘇って重宝しますよね!
土用干し後のカリカリ紫蘇や梅酢に浸かったままのしそ漬けなど色々ありますが、我が家では主役の梅干しより人気です(笑)
今回は梅干しの赤紫蘇の保存方法や賞味期限、おすすめの使い方をご紹介します。
記事の内容
梅干しの赤紫蘇の保存
まず、梅と一緒に漬けた赤紫蘇を保存するにはこんな方法があります。
- 土用干し後、カリカリのシソを加工してから保存
- 土用干し後、梅と一緒に梅酢に戻して保存
- 土用干し後、梅酢にくぐらせてから別の瓶に保存
- 土用干しせず、梅と一緒に梅酢の中で保存
赤紫蘇を梅酢に漬けたままにしておくと腐敗や変色の原因になるという意見もありますが、うちは昔から梅酢に漬けたまま保存してます。
色は濃いめかなと思いますが、腐敗したことやカビたことはなく長期保存できてますよ。(塩分濃度は20%)
梅干しの赤紫蘇の賞味期限
赤じその保存期間は梅とシソを漬けた時の塩の量次第です。(清潔な取り扱いは大前提)
梅干しの赤紫蘇は梅と同じ塩分濃度で下処理しますが、塩分濃度20%前後で漬けていれば常温で半永久的に持ちます。
先日、実家で20年前に漬けた梅干しが送られてきましたが、その中に一緒に入っていた赤じそも美味しく食べられました。むしろ、味がまろやかになっていたので驚きです。
20年前の梅と紫蘇。↓
ちなみに、梅と一緒に梅酢に漬けてあった赤紫蘇だけを軽く絞ってジップロックで常温保存したこともありますが、2年位経っても平気でした。(塩分濃度20%)
逆に減塩した物やハチミツなどが入った物だと冷蔵庫保存で状態を見ながら早めに食べる必要があります。
もみしその使い方
「梅を漬けた後の赤じその使いみちに困る」と言う人もいますが、それなら私が頂きたいくらい(笑)
色んなアレンジがありますが、こんな使い方がおすすめです。
土用干し後のカリカリ紫蘇
ゆかり
土用干し後のカリカリ赤紫蘇をすり鉢でするか、ミルで粉々にし塩を混ぜればゆかりの完成。
乾燥度が足りない時はレンジで10秒刻みくらいで様子を見つつチンしても大丈夫です。
お弁当、おにぎり、パスタ、揚げ物や和え物などいろんな場面で重宝しますよ。
赤しそ天ぷら
天ぷらの衣に手作りゆかりを加えると風味がよく上品な味になります。
食べる時の塩にゆかりを足してゆかり塩にするのもおすすめです。
大根サラダ
千切りにした大根と手作りゆかりを和えるといいつまみになります。
和風パスタ
和風のツナパスタやきのこパスタにゆかりを加えると大人な感じになります。
梅酢に漬けたしっとり紫蘇
赤紫蘇ごはん
これは定番中の定番ですが外せません。
ご飯と一緒にチビチビ食べるのも格別ですが、刻んだ紫蘇をしらすやゴマとあわせて混ぜご飯にすると超絶美味です。
参考しらすの旬と産地、美味しいしらすレシピ12選赤紫蘇おにぎり
梅干しのおにぎりが苦手だった子供の頃、赤紫蘇ならおいしく食べられました。(ジュワーッとならないから)
刻んでとろろ昆布やゴマ、鮭フレーク、鰹節などと一緒に混ぜご飯にしてから握っても激ウマです。
赤紫蘇パスタ
ゆかりバージョンも美味しいですが、しそ漬けパスタも最高です。
刻んだしそ漬けをしらすやゴマと炒めてパスタと絡めるだけ。オイルごとツナ缶を入れてもおいしいです。
赤紫蘇フライ
赤紫蘇をイワシやアジなどの青魚やお肉と一緒に揚げると、臭みが消えてさっぱりした味になります。
豚バラの薄切りでシソ、チーズ、アスパラを巻いて揚げても美味です。
赤紫蘇で豚肉焼
広げた赤紫蘇を薄切り豚肉の上に置いて、パプリカやチーズを巻いて焼くといいおかずに。
おつまみにもなるし、バーベキューでも使えます。
赤紫蘇チャーハン
チャーハンに刻んだ赤紫蘇を少量入れると、塩見と風味が加わっていいアクセントになります。
赤紫蘇きゅうり
きゅうりと刻んだ赤紫蘇をビニール袋の中で揉んで30分ほど休ませれば完成。
薄切りの大根、長芋、なすなどでも同じ方法で浅漬けが出来ちゃいます。
梅しそ豆腐
赤紫蘇をそのままor刻んで薬味としてやっこ豆腐の薬味に。
お醤油代わりになるし風味と酸味も楽しめます。ネギや鰹節と一緒にどうぞ。
赤しそ餃子
餃子のタネの中に刻んだ赤紫蘇を適量入れます。あまり多いと酸味や塩見が強くなりすぎるので隠し味程度に入れると◎
野菜だけの餃子を作る時は特におすすめです。
参考野菜餃子が旨い!タネの作り方と味付けの仕方を解説赤紫蘇茶
少量の赤紫蘇に白湯や昆布茶などを注ぐと赤シソ茶の完成。
ほどよい酸味と塩見がクセになり時々無性に飲みたくなります。
参考らっきょうの漬け方(塩漬け・甘酢漬け)と出回る時期のまとめおわりに
梅干しの赤紫蘇は漬けた時の塩分次第で長期保存が可能。使い道も沢山あるので、どうしても余分に漬けたくなります。
赤紫蘇だけでもご飯何杯かいけちゃいますが、それ以外の使い道もおすすめなので是非お試し下さい!