お試しでインドカレーを作ってみたいけど、スパイスを揃えるのはダルいな。
こんな時はインドカレーペーストを使ってみるといいですよ。
これは、インドの人に言わせるとインスタント的なもの。
とは言え、スパイスの香りが絶妙で美味しいカレーが出来上がります。
今回は、ペーストを使ったカレーの作り方や、味の整え方、ペーストにはどんなものがあるかをご紹介します。
参考インドカレーレシピ[スパイス選びと簡単でおいしい作り方を2つ紹介]記事の内容
インドカレーペーストはこんなもの
インドカレーペーストはインドカレーに欠かせないスパイス類とオイル、トマトペーストなどがミックスされたもの。
固まっていないカレールーだと思えばOKです。
これがあれば、いろんな香辛料を買い集めることなくサクッとインドカレーが作れます。
インドカレーペーストの種類
ペーストにはビンダルーやバターチキン、ローガン・ジョシュなどのようにカレーの種類で分けたものや、単に辛さで分けたものがあります。
ただ、日本で出回っているペーストの種類は限られてるので、細かい種類で選ぶのは難しいかもしれません。
ペーストはカルディやコストコ、大型スーパーの輸入食品店、通販で見つけることができるのでチェックしてみて下さい。
おすすめのカレーペースト
私が使ってよかったペーストはこの2つです。
「パタックス」も「シェアウッド」もイギリスのメーカーで、海外でも人気のペーストです。(インドがイギリスの植民地だった影響もあるのかな?)
スパイスがよく効いていてインド料理店に行った気分になります。
インドカレーレシピ(ペースト使用)
ペーストを使ったインドカレーの作り方はこちらです。
材料
- 好きな野菜(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、いんげん、ブロッコリーなど)
- にんにくと生姜
- 好きなお肉(エビなどでもOK)
- インドカレーペースト
作り方
肉と野菜、にんにく・生姜を炒める
インドカレーペーストを入れて炒める
うちでは4人分に大さじ4程度のペーストを入れてます。
ペーストの量は味を見て調整すればOKです。(ペーストによっては1瓶使い切りのものも)
トマト缶を加えて煮る
うちでは4人分でトマト缶を1缶加えてます。
カレーの種類によってはトマト缶の代わりにココナツミルク缶を加えても美味しいです。
※面倒くさかったのでペーストとトマト缶を同時に入れた画(笑)↓
具材が柔らかくなるまで煮る
うちはトマト缶の水分だけで煮ますが、水分が足りなければ水を足してもOKです。
必要なら味を整えて完成
味の調整の仕方は次の章へ。
インドカレーの味を調整したい時は
ペーストの種類によっては、酸味が強かったり、味が弱めだったりすることもあります。
そんな時はこうして味を整えるといい感じになりますよ。
酸味が強い時
トマト系だとどうしても酸味が強くなることがあります。
そんな時は、味を見ながらはちみつを追加するといい感じでまろやかになります。
はちみつがない時は砂糖でもOKです。
味が薄い時
味が薄いと言うか、パンチがない時は入れるペーストの量を増やします。
その他にもこれらを追加することで味が整うことが多いです。
- にんにく、生姜、唐辛子を追加
- トマトペーストを追加
- スパイスを追加(ガラムマサラやクミンパウダー、カイアンペッパー(チリパウダー)など)
インドの方に聞いたら、「それはちがう!」と言われるかもしれませんが、美味しくなりますよ。
これでもダメなら、次回はペーストの種類を変えるといいかもしれません。
インドカレーと一緒に食べたい一品
インド料理店にいる気分でカレーを食べたいなら、こんなものが一緒にあると最高です。
ナン
インドカレーには欠かせない存在。
なかなかお店で食べるようなナンには出会えないのですが、既製品を買って添えるだけでも気分が上がります。
バスマティライス
インド料理店で出てくる長細くて香りのいいお米です。
やっぱりインドカレーには日本のお米よりも、バスマティライスがよく合います。
クミンシードを少し加えて炊くのもおすすめです。
ちなみに、バスマティライスが手に入らなかったらジャスミンライスを使っても大差ありません。
パパダム
パパドはインドの薄い揚げ煎餅みたいなもの。
インド料理店に行くと、最初のおつまみみたいな感じで出されることが多いです。
本来は揚げるみたいですが、こんな風に油を塗ってレンジで1分半程加熱しても作れます。(出来栄えは変わりません)
お店で出るような大判と、ミニサイズがあるのでお好きな方で。
おわりに
インドカレーはペースト使えば日本のカレーと同じような感覚で簡単に作れます。
ペーストは日本のカレーや炒め物に少し加えて、エスニック度を上げることもできるので重宝する一品です。
自宅で簡単にインドカレーが作りたい時はお試し下さい。