ぜんざいは家で簡単に作ることができ、甘さや濃さを自分好みにアレンジできます。
作り方は小豆から作る方法、粒あんやゆで小豆から作る方法、あずきバーを使った裏技などいろいろ。
今回はぜんざいの作り方4パターンとおしるこ、冬至に食べたいかぼちゃぜんざいの作り方、ぜんざいの日持ちについてまとめてみました。
記事の内容
ぜんざいの作り方 4パターン
さっそく、ぜんざいの作り方を見ていきましょう。
本格的に作るなら小豆から、時短で作るならゆで小豆や粒あんから作るのがおすすめです。
小豆からぜんざいを作る
まずは本格的に小豆からぜんざいを作る方法をご紹介します。
ちょっと手間はかかるものの作り方は簡単。甘さの調整が自由自在なので好みの味に仕上がります。
材料(たっぷり2食分)
- 小豆:100g
- 砂糖:70g~130g(基本は小豆と同量の100g)
- お湯:適量(ゆで小豆に加えるお湯)
- 塩:少々
- お餅:2個
砂糖や塩、お湯の量は少なめに入れながら好みで調節して下さい。スッキリ甘さ控えめがよければもっと砂糖を減らしても大丈夫です。
お餅は白玉だんごで代用してもOK。だんごの作り方はこちらです。↓
参考団子の作り方 [上新粉,白玉粉 ,だんご粉,もち粉の違いも紹介]作り方
- 小豆を洗う。
- 大きめの鍋に小豆とたっぷりの水を入れて火にかける。
- 沸騰したら火を止め、フタをして15分ほど放置しザルにあける。
- 鍋に小豆と小豆が浸かる程度の水を入れて火にかける。(アクが出たら取る)
- 沸騰したら弱火にしてコトコト煮る。
- 小豆の頭が水面から出ないように水を足しながら柔らかくなるまで煮る。(1時間前後)
- 小豆が指先で簡単に潰れる固さになったら火を止める。
- フタをして30分ほど蒸らす。(煮えムラをなくすため)
- トースターにアルミを敷いて餅を焼く。(5分~10分程度)
- ⑧に砂糖を加えて弱火で煮る。
- お湯を足して好みの濃さに調整。(丁度いい濃さならお湯は必要なし)
- とろみが付いてきたら塩を少量ずつ加えて好みの味に整える。
- 器に盛り、餅を乗せたら完成。
ポイントはこの3点です。
- 最初に小豆を茹でこぼしてエグみやアクを取る。
- 小豆を煮る時は弱火でコトコト。(グラグラ煮ると小豆が割れる)
- 砂糖を入れるのは小豆が完全に柔らかくなってから。(豆が固い内に砂糖を入れると柔らかくならない)
ゆで小豆からぜんざいを作る
小豆を茹でる工程は1時間以上かかるので、ゆで小豆を使えば素早くぜんざいが作れます。
材料(2食分)
- ゆで小豆:200g
- 水:3/4カップ(150ml)前後で調整
- 砂糖:適量(必要なら)
- 塩:少々
- お餅:2個
ゆで小豆は市販のものを使ってもいいし、手作りして冷凍しておいたゆで小豆作ってもOKです。
作り方
- トースターにアルミを敷いてお餅を焼く。(5分~10分程度)
- ゆで小豆と水を鍋に入れて弱火にかける。
- かき混ぜながら煮る。
- 必要なら砂糖を少しずつ入れて甘さを調整。(砂糖入りのゆで小豆なら無しでOK)
- とろみがついてきたら塩を少々入れて味を整える。
- 器に盛り、餅を乗せたら完成。
煮ている時に濃いなと思ったら水を少しずつ足して調節してみて下さい。
粒あんからぜんざいを作る
市販の粒あんや手作りして冷凍しておいた粒あんを使えば伸ばすだけの手軽さです。
参考あんこの作り方(粒あん・こしあん)[出来上がり量と保存方法も紹介]材料(2食分)
- 粒あん:200g
- 水:3/4カップ~1カップ(150~200ml)
- 砂糖:適量(甘みが足りない時)
- 塩:少々
- お餅:2個
作り方
- トースターにアルミを敷いてもちを焼く。(5分~10分程度)
- 鍋に粒あんと水を入れて弱火にかける。
- かき混ぜながらとろみが付くまで数分煮る。
- 甘みが足りなかったら砂糖を適量加える。
- 塩を少しずつ入れて好みの味に調整する。
- 器に盛ってから餅を乗せて完成。
あずきバーからぜんざいを作る
これは変わり種ですが、あずきバーからもぜんざいが作れます。
以前ツイッターで話題になっていたので作ったみたら意外といい感じでした。
材料(1食分)
- あずきバー:1本
- 市販の大福:1個(雪見だいふくでもウマい)
作り方
- あずきバーを棒からはずす。(少し溶かすと外しやすい)
- 器に入れてレンジで1分程度加熱。
- レンジから出してスプーンで混ぜる。(濃かったら少し水を足す)
- 再度15秒~30秒ほどレンジにかける。
- 大福を乗せて完成。
おしるこの作り方
ぜんざいとおしるこの定義は地域によって違うようですが、地元名古屋では小豆粒が入っているものが「ぜんざい」、入っていないものが「おしるこ」と呼ばれていました。(関西もそうらしい)
ということで、小豆粒が入っていないサラッとしたおしるこの作り方をご紹介します。
材料(2食分)
- こしあん:200g
- 水:3/4カップ~1カップ(150~200ml)
- 砂糖:適量(甘みが足りない時)
- 塩:少々
- お餅:2個
こしあんの作り方はこちらです。↓
参考あんこの作り方(粒あん・こしあん)[出来上がり量と保存方法も紹介]作り方
作り方は粒あんから作る場合と同じです。
濃さや甘さはお好みで調整して下さい。
- トースターにアルミを敷いてもちを焼く。(5分~10分程度)
- 鍋にこしあんと水を入れて弱火にかける。
- かき混ぜながらとろみが付くまで数分煮る。
- 甘みが足りなかったら砂糖を適量加える。
- 塩を少しずつ入れて好みの味に調整する。
- 器に盛ってから餅を乗せて完成。
かぼちゃのぜんざいの作り方
カボチャのぜんざいは寒い冬の間も元気で健康に暮らせるようにとの願いを込めて冬至に食べる習慣があります。(鏡開きに食べることもあるけど)
あずき自体にも魔除けの意味があるので縁起のいい食べ物です。
作り方
- かぼちゃを洗って一口大に切る。
- 耐熱容器に並べて水を少し振りかける。
- ふんわりラップをして柔らかくなるまで加熱する。(2食分で2~3分程度)
- ぜんざいを温める。
- ぜんざいの中にかぼちゃを入れて少し煮たら完成。
ぜんざいの日持ち
ぜんざいの保存の仕方と日持ちはこんな感じです。
ぜんざいは冬に作ることが多いので、常温は冬の寒いキッチンを目安にしてます。
- 常温:1~2日
- 冷蔵:1週間程度
- 冷凍:1~2ヶ月程度
ただし、砂糖を減らした場合は冷蔵保存で数日以内に食べるか冷凍をおすすめします。
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ぜんざいはこんな風にいろんな方法で作れます。
市販のぜんざいも手軽で美味しいですが、甘さや濃さの調整がしやすいのが手作りの良さ。
寒い時期には芯から温まり、暑い時期には冷して食べるのもあり。余ったら保存して食べても美味しいのでぜひ作ってみて下さい。
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