タイの人がこよなく愛すインスタント麺と言えば「MAMA(ママー)」のラーメン。
タイの友人に言わせると「これを買っておけば間違いない!」という国民的ラーメンです。
そして、タイの2番人気は「YUMYUM(ヤムヤム)」というメーカーのインスタント麺。こちらも通販などでよく見かける一品です。
ということで今回は、MAMA(ママー)のラーメン2種とYUMYUMのラーメン1種を食べ比べてみました。
参考タイカレーのレシピ[ペースト使いで簡単に本場の味が再現できます]MAMAのタイラーメン(トムヤムクンナームコン)
まずは、ママーの濃厚スープのラーメンです。(クリーミータイプ)
黄金のパッケージには美味しそうなトムヤムヌードルが描かれていますが、こんなエビは入っておりません。
ちなみにトムヤムクンのクンはタイ語でエビのこと。トムヤムは酸味と辛味と甘みが絶妙なスープのことです。
中身はこんな感じで麺とパウダー、ペーストが入っています。
出してみるとこんな感じ。パウダーはめちゃくちゃシトラスの香りがし、ペーストの方は真っ赤です。
どんぶりに麺とパウダーとペーストを入れたら350mlの熱湯を注ぎ、フタをして3分待つだけ。ベビースターラーメンのような感覚です(味は違う)。
ただ、私はいつも100均のラーメン丼に入れて1~1分半ほどチンしています。
出来上がりはこちら。
クリーミーというだけあって少しオレンジがかった濃厚スープです。
味はシトラス系の心地よい酸味がガツンときます。辛さはほどよく、酸味>>辛味といった感じ。(辛さが苦手なら辛いかも)
クリーミータイプと書かれているものの、ミルクっぽさやココナツっぽさはなし。
1袋55gと軽食サイズではありますが、タイらしい絶妙のフレーバーで、麺もピッタリ合ってるのでかなり癖になる一品です。
MAMAのタイラーメン(トムヤムクンナームサーイ)
次はママーの普通タイプの袋麺です。
シルバーに赤のストライプが入ったパッケージで、中には麺と唐辛子パウダー、シトラス系のパウダー、ペーストが入っています。
こちらのパウダーはシトラスの香りが少し弱めでネギが多め。別途で唐辛子パウダー付いていて、ペーストは最初の濃厚タイプとよく似てます。
調理法は350mlの熱湯を注いでからフタをして3分です。(私は熱湯注いでレンジで1~1分半)
せっかくなので、濃厚タイプと普通タイプを並べてみました。
ちょっとわかりにくいですが、普通タイプの方は濃厚タイプよりスープがクリア。濃厚タイプよりもシトラス系の酸味がマイルドです。(食べ比べると一目瞭然)
別途で唐辛子パウダーが付いていたものの、辛さは大差なし。量も同じです。
どちらが好きかは好みの問題ですが、シトラスの深い酸味が好みなら濃厚タイプ、もう少しあっさりが好きなら普通タイプがおすすめです。
YUMYUMのタイラーメンも似てる
お次はYUMYUM(ヤムヤム)のラーメンです。
タイではMAMAがダントツ人気だそうですが、YUMYUMはタイでもMAMAに次ぐビッグブランド。通販や海外のスーパーでもよく見かけるシリーズです。
トムヤム2種とスパイシーシーフード、グリーンカレー味があり、トムヤム・シュリンプはMAMAのあっさりタイプによく似ています。
作り方もMAMAのヌードルと同じで簡単。グリーンカレーは食べたことがないですが、シーフードも美味しいです。
YUMYUMの方が手に入りやすいし、MAMAと味も似ているので試して見る価値は大アリです。
ちなみに、日清食品から出ているトムヤムクンヌードルもかなり評判がいいです。
さすがは世界のカップヌードルですね。
おわりに
タイのインスタント麺は癖になる味。甘酸っぱくてピリ辛のトムヤム好きにはたまりません。
サイズが普通の袋麺よりも小さいので、軽めのランチやおやつ、夜食にもピッタリ。ガッツリ食べたい時は2袋でもいけちゃいます(笑)
海外食品店でお安く手に入ることもあるので、チェックしてみてください。