いちごは結構当たり外れがあるので、どうせ食べるなら甘くておいしい物を選びたいですよね。
今回は、いちごの旬と8つの人気品種についてまとめてみました。
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いちごの旬
本来のいちごの旬は5月〜6月頃。露地栽培やプランター菜園なら、この頃が収穫時期です
ただ、今のいちごはハウス栽培が主流。クリスマス需要に合わせて12月頃から出始め、1月〜3月頃に一番多く出回ります。
寒い中で甘みを蓄えながら育つ1月末〜2月末頃のいちごは特に甘みが強くて美味しいです。
参考いちご狩りの時期[シーズン次第でおいしさと値段が違います]いちごの産地
いちごの収穫量ダントツ1位は言わずと知れた栃木県。その後を追う福岡県も大産地の1つです。
その他、熊本、静岡、長崎、愛知などでも盛んに栽培されているのでスーパーで見かけることも多いでしょう。
いちごの品種 8選
日本は世界でもトップクラスのいちご大国。国内だけで約300種類の品種があり、新品種も続々と登場しています。
そんな中でも生産量が多く人気の8品種はこちらです。
とちおとめ
「とちおとめ」は栃木県の代表品種。1996年に品種登録されて以来、ずっと人気のいちごです。
栃木県や関東エリアを中心に広く栽培され、生産量も出回っている量も日本一。ズバリ、日本を代表する品種と言っていいでしょう。
しっかりした果肉は甘さと酸味のバランスがよく、果汁たっぷり。割と日持ちするのも嬉しいところです。
スカイベリー
「スカイベリー」も栃木県生まれ。2014年に登録された新しい品種ですが「とちおとめ」と並ぶ栃木の看板いちごです。
果実は大きく形が良くてツヤツヤ。酸味が控えめで甘い果汁たっぷりのいちごです。
あまおう
「あまおう」は2005年に登録された福岡ブランドのいちご。東の「とちおとめ」に対抗する西の代表品種です。
愛称が「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字からきているだけあって、ずっしり丸みがかった大粒。
果肉がしっかりしていて、甘味と酸味のバランスがいいイチゴです。
ゆうべに
「ゆうべに」は2015年に誕生した熊本のオリジナル品種。
大きめで整った円錐形の果肉は香りが強く、果汁たっぷり。酸味がやや弱めな分、甘さが引き立ちます。
いちごと熊が合体したイメージキャラ「ゆうべに太郎・次郎・三郎」も可愛いです。
紅ほっぺ
2002年に品種登録された静岡生まれの「紅ほっぺ」は果肉の中心部分も薄い紅色に染まったいちご。
少し長めの円錐形で、強い甘みとやや強めの酸味が特徴です。
果肉の食感はしっかり系。爽やかで甘酸っぱいいちごが好きな人にぴったりです。
ゆめのか
「ゆめのか」は2007年に登録された愛知県のオリジナル品種ですが、長崎県でも多く作られています。
大きめで粒揃いの実はヘタの方まで真っ赤。果肉はしっかりしていて、甘味と酸味のバランスがよくジューシーです。
名前には「みんなの夢が叶うおいしいいちご」という縁起のいい意味も込められています。
さがほのか
「さがほのか」は2001年に登録された佐賀生まれのいちご。果肉はしっかりしていて、強い甘みとマイルドな酸味が特徴です。
佐賀を中心に九州で栽培され、「ほのか」という名前で出回っていることもよくあります。
あきひめ
「あきひめ(章姫)」は1992年に登録された静岡生まれのいちご。
紅ほっぺができるまでは静岡の代表品種で、今でも愛知や静岡を中心に栽培されています。
長細い形の果肉はやや柔らかめでジューシー。酸味が少なく甘みの強い品種です。
おわりに
本来、いちごの旬は春〜初夏にかけてでしたが、今は技術の進歩で冬〜初夏頃まで売られています。
いちごは種類がめちゃくちゃ多いですが、上で紹介したような品種は手に入れやすく美味しさは保証付き。
たくさん出回る美味しい時期に食べ比べるのもおすすめです。