外国のお土産を貰うと賞味期限や消費期限がわからない時がありますよね。何となく察しはつくものの得体のしれない物を貰うと気がかりですよね(笑)
今回は英語で賞味期限や消費期限はどういうのかと表記の仕方を実物を見ながらお伝えします。
賞味期限は英語で何?
英語圏にも「賞味期限」と「消費期限」があってほとんどの食べ物や薬品類のパッケージに表示されてます。
賞味期限とは未開封で指定通りに保存された場合、この日までなら美味しく食べることができますよという意味。
お菓子類やドリンク類など期限を過ぎても食べれるものによく表示されてますよね。
さて、この「賞味期限」を英語でいうとこうなります。
- best by date(ベスト バイ デイト)
- best before date(ベスト ビフォー デイト)
「By」には「~まで」という意味があるので「この日まではベストコンディションよ」って事ですね。「before」にしても同じニュアンスです。
賞味期限の英語表記
では、賞味期限の実際の英語表記はどうなのか。
日本だと「賞味期限」なんて書かれてますが英語だとこうなります。
- Best Before+日付
- BEST BEFORE+日付
- Best BFR+日付
違いは大文字なのか小文字なのか略語(BEFORE=BFR)なのかだけ。国による違いはあるかもしれませんがほとんどの場合best beforeと表示されてます。
ちなみに、年月日の書き方はイギリス式とアメリカ式で違いがあるので詳しく見てみましょう。
イギリスの賞味期限の見方
まずイギリス式です。元々イギリス領だったオーストラリアもこの書き方です。
日にちの書き方は日 月 年 の順で日本とは真逆。
写真で見るとこんな感じです。
日を飛ばして月と年だけを表記しているものもあるし、年は2019なら19、2020なら20とだけ書かれていることも。
月を数字でなく英語の頭3文字で表記されることも多いです。(消費期限の例ですが…)
ちなみに1月~12月の表記の仕方はこのようになります。(アメリカも同じ)
February(2月)=FEB
March(3月)=MAR
April(4月)=APR
May (5月)=MAY
June(6月)=JUN
July(7月)=JUL
August(8月)=AUG
September(9月)=SEP
October(10月)=OCT
November(11月)=NOV
December(12月)=DEC
アメリカの賞味期限の見方
アメリカの場合はイギリス式とは違って日にちの書き方が月 日 年の順になります。
例えば2019年8月22日なら8/22/2019ですね。
同じ英語なんだから統一すればわかりやすいのに…。
ハワイなどアメリカ方面へご旅行の際はお気を付け下さい。
消費期限は英語で何?
消費期限は未開封で保存方法を守って保存すればその日までは安全に食べられますよ!という目安ですね。
賞味期限と違って、その日を過ぎたら食べない方がいいわけです。
さて、この「消費期限」を英語でいうとこうなります。
- expiry date(エクスパイリー デイト):イギリス・オーストラリア
- expiration date(エクスピレーション デイト):アメリカ
- use by date(ユーズ バイ デイト):両方共通
イギリス系、アメリカ系というのはどちらの表現を中心に使うのかという話。方言みたいなものなのでどちらを使っても通じるはずです。
消費期限の英語表記
消費期限の表記の仕方は、こちらがが一般的です。
- Use BY+日付
- EXP+日付
食品などには「Use by」、薬などには「Expiry」又は「Expiration」の略の「EXP」が多く使われてる印象。
日にちの書き方は賞味期限の所でご説明したのと一緒です。
まとめ
英語は難しい!と思うかもしれませんが、実際は結構簡単です。
「Best Before 日にち」なら「この日まではベストな状態!」と思えばいいし、消費期限の「Use By(Exp) 日にち」なら「この日までに使ってしまえ!」と思えばいいのかなと。
日にちの書き方だけはちょっと紛らわしいのでお気を付け下さいね!