ハーブにそっと触れた時、手に付く優しい香りはたまりませんよね。
香りの良いハーブと一緒に暮らせば、心が豊かになるのは確実です。(←実感中)
ということで今回は、自分で育てたい癒やしの香りを持つハーブをご紹介します。
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香りが良すぎるハーブ14選
さっそく、育てるだけで癒やされる素敵な香りのハーブたちを見ていきましょう。
どのハーブも育てやすく、鉢でもバッチリ育ちます。
ハーブは鼻を近づけたでけではそんなに香りませんが、優しく手で触ってみるとめちゃくちゃいい香りがつきます。
ラベンダー
ラベンダーはハーブ界の女王。紫の絨毯のような北海道のラベンダー畑を思い浮かべる人も多いでしょう。
ラベンダーの香りは芳香剤や石鹸、アイピローなどにも使われる癒やしの香り。
香りがいいだけでなくお花もきれいで育てやすいので、観賞用にもピッタリです。
イングリッシュラベンダーやフレンチラベンダーなど色んな種類があり、花の形や色が少しずつ違いますが、香りはどれも最高です。
ローズマリー
ローズマリーは爽快感と落ち着きの両方を持ち合わせたクセになる香りです。
肉料理の臭み消しにも使われるほど香りが強く、葉っぱをサッと触るだけで手にパンチの効いた良い香りが付きます。
白〜紫の小さなかわいいお花も咲き、鉢植えでも花壇周りのヘッジとしても育てやすいハーブです。
ミント
ガムや歯磨き粉などによく使われるミントはスーッとした爽快感を味わえるハーブ。
日陰でもどんどん育ち広がるので寄植え向きではありませんが、香りもグリーンな見た目もフレッシュです。
シャキッと爽快なペパーミントや甘さが加わったスペアミントの他にも色んな種類があり、甘い香りを楽しむならアップルミントやパイナップルミントがおすすめです。
お花は白からピンク系でシソの花や猫じゃらしを連想させる感じ。葉っぱは斑入りの品種もありますよ。
セージ
セージはシソ科のハーブでサルビアと同じような花が咲きます。
色んな種類のセージがありますが、コモンセージは甘い薬草のような香りで、アメリカの原住民が浄化に使っていたと言われるホワイトセージも同じような香りがします。
甘くてフルーティーな香りがお好きならパイナップルセージやチェリーセージ、アップルセージもおすすめで、赤いお花もきれいです。
レモンバーム
レモンバームはシソ科のハーブで、スペアミントの葉っぱを波々にした感じです。
葉っぱを触ると爽やかなレモンの香りがして気分がアップ。元気がほしい時にピッタリです。
小さくて白いお花はシソのようで可愛らしいし、育てるのも簡単です。
レモンバーベナ
レモンバーベナは笹を太くしたような葉っぱが特徴で、葉っぱをクシャクシャッとすると弾けるレモンの香りがします。
レモンの香りはレモンバームよりも強く、ハーブティーにするにもピッタリ。
香水木と言う和名があるほど香りがいいので、心地よいレモンの香りを楽しみたい人におすすめです。
バジル
パスタやピザのイメージが強いバジルですが、アロマテラピーにも使われるほど香りが良いハーブです。
いろんなバジルがありますが、イタリア料理に欠かせないスイートバジルは甘くて落ち着く香りが特徴。
庭でついつい葉っぱを触ってしまうほど心地の良い匂いがします。
どの種類もどんどん増えるので育て安さは抜群です。
参考バジルは種類が豊富!たっぷり収穫するための育て方も紹介しますレモンマートル
レモンマートルは「レモンよりレモン」と言われるほど香りが強いハーブ。
細長い葉っぱをポキポキっと折ると安らぐようなレモンの香りがします(レモングラスにも似てる)。
シトラールという香り成分の含有量が世界のどの植物よりも多いと言われ、レモンの香りの王者と言ってもいいでしょう。
白〜黄色のお花は固まって咲くのでモフモフして可愛い感じです。
※ホームセンターなどでは苗木を見つけるのが難しいかも。
参考レモンマートルは癒やしのハーブ!使い方や育てるヒントを紹介しますレモングラス
一見、草に見えるレモングラスはタイ料理に欠かせないハーブ。
レモンマートルと同じでシトラールをかなり多く含み、強い柑橘系の香りが特徴です。
ただ、葉っぱや茎を触っても特に香らず、太い茎のところでカットする必要あり。
お庭で香りを楽しむと言うよりは、お茶や料理に使う方が向いているハーブです。
参考不織布プランター(布鉢)はベランダ向き!使って感じたメリットとデメリット
タイム
タイムは極小の葉っぱを持つシソ科のハーブ。にもかかわらず、手で触れるとすごくいい香りがしてスリスリしたくなります。
タイムはめちゃくちゃ種類があり、甘さと爽やかさを併せ持つコモンタイムやレモンの香りが素敵なレモンタイムなどいろいろ。
売り場で見かけるのはコモンタイムやレモンタイムが多いです。
カモミール
カモミールティーで有名なカモミールはデイジーのようなお花が可愛いキク科のハーブ。
お花をそっと触るとりんごのような甘い香りがして心地よく、花の時期が待ちきれません。
花はハーブティーにもできるのでとても重宝します。
カレープラント
カレープラントは地中海原産のキク科のハーブ。めちゃくちゃいいカレーの香りがするので、食欲をそそられ元気をもらえます。
ただ、食べると苦みがありカレーの味はしないので、料理よりは観賞用にすることが多いです。
シルバーがかった葉っぱと夏頃に咲くミモザのような黄色いお花が特徴的で寄植えにも最適。
乾燥させても香りが長持ちし色も変わりにくいので、ドライフラワーやポプリに使うのもおすすめです。
紛らわしいですが、カレーリーフとは違うのでご注意を。
ゼラニウム
少し厚めのユニークな葉っぱが特徴のゼラニウムは、大きめのきれいなお花と強い香りが特徴。
葉っぱの部分に触れると、ちょっとローズっぽくて爽快感があるグリーンな香りがします。
とても丈夫で挿し木でも育ち、お花の観賞用にもピッタリです。
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ガーデニングをするにあたって、香りはすごく大事。
ついつい香りを求めて庭に出たくなるようなハーブがあるとガーデニングが一層楽しくなります。
手に香りをつけたり、葉っぱをポケットに忍ばせたりして子供のように遊ぶのも楽しみの1つです。