梅酒から取り出した梅はそのまま食べ続けると飽きますが、リメイクすればあっという間になくなります。
ここでは、梅酒の梅の使い道やアルコールを飛ばす方法、保存の仕方をまとめてみました。
記事の内容
梅酒の梅のレシピ
梅酒から取り出した梅を捨てるなんてもったいない!梅酒の梅の使い道はたくさんありますよ。
梅酒の梅ジャム
梅酒の梅ジャムは定番中の定番。大量消費できるし、使い勝手がいいのでおすすめです。
作り方はこちらです。
*鍋は酸に強いホーローやフッ素加工、ステンレスを使って下さい。
- 梅酒の梅の種を取って重さを量り、潰しておく。
- 潰した梅とひたひたの水を鍋に入れて、かき混ぜながら弱火にかける。
- アクを取る。(泡みたいなのがアク)
- 梅の30%~50%の砂糖とレモン汁を適量を入れてかき混ぜながら煮詰める。
- 若干緩めのジャムの硬さになったら完成。
- 瓶に入れて冷ましてから冷蔵保存。
10日から2週間を目処にお召し上がり下さい。
梅酒の梅の甘露煮
梅の甘露煮はティータイムにぴったりです。
作り方はこちらです。
*鍋は酸に強いホーローやフッ素加工、ステンレスを使って下さい。
- 好きな量の梅酒の梅に竹串で数箇所穴をあけて鍋へ。
- 梅の重さを量る。
- 梅が浸かる位の水と梅の半量ほどの砂糖を入れて中火にかける。
*砂糖はお好みで調整して下さい。 - グツグツしてきたら弱火にする。
- 落し蓋+鍋の蓋をして30分程煮込む。
- 煮汁が半分ほどになったら完成。
- 蓋をしたまま冷まし、容器に入れて冷蔵保存する。
10日から2週間を目処にお召し上がり下さい。
梅酒の梅で煮物
梅酒の梅を青魚や豚肉と一緒に煮ると、生臭さや脂っこさが取れてまろやかになります。
やり方は煮物に2~3個の梅を入れて煮込むだけ。(刻んで入れてもOK)
サバやブリの煮付け、豚の角煮は特におすすめ。煮崩れた梅も美味しいです。
梅酒ゼリー
ゼリーの中に梅を入れるのも定番のリメイク。梅酒を加えて大人の味にできますよ。
2個分の作り方はこちらです。
- 梅2個、インスタントゼラチン10g、水1カップ、砂糖大さじ3、梅酒1/2カップを用意。
- 水と砂糖を火にかけて沸騰させる。
- 火を止めて液が50~60度になったら、インスタントゼラチンを入れて溶かす。
- 梅酒を加えて混ぜる。
- 冷めたら液を梅の入ったグラスに注いで冷蔵庫で固める。
※インスタントゼラチンはふやかさなくてもOKなゼラチンです。
梅酒の代わりにサイダーやジュースで作ることもできます。砂糖はお好みで調節して下さいね。
梅酒の梅で梅シロップ
正直これは試したことがないですが、梅酒の梅で梅シロップを作る事もできます。
作り方はこちら。
- 梅酒の梅と砂糖を交互にジップロックに入れる。
- 袋を揉みながら空気を抜きつつ約1ヶ月置く。
- 砂糖が溶けてシロップに変わったら、梅を取り出す。
- 加熱してアルコールを飛ばして完成。
- 冷蔵保存する。
もっと詳しいレシピが色々出てるので気になったらチェックしてみてください。
その他の梅の食べ方
梅ヨーグルト
梅酒の梅の種を取って、刻んでからヨーグルトと混ぜ合わせるだけ。梅酒の風味と歯ごたえがたまりません。
梅酒の梅シャーベット
梅をジップロックに入れて冷凍させ、半解凍してからシャーベットのように頂きます。カチカチのまま食べるのも悪くないです。
梅酒の梅でケーキ
種をとった梅を細かく刻んで、ドライフルーツ感覚でケーキ生地に混ぜ込みます。パウンドケーキやカップケーキと相性がいいです。
梅酒の梅のアルコールの飛ばし方
梅酒の梅のアルコールを飛ばしたい時は、加熱するのがベストです。
アルコールは熱を加えると蒸発するので、加熱することでほとんどのアルコールが飛びます。
アルコールの沸点は約80度なので、100度で水が沸騰する前に飛んでしまうということになりますね。
アルコールをしっかり抜きたい時は?
アルコールは加熱すると飛ぶといいましたが、若干の風味は残りますよね。
大人なら気付かないレベルでも、子供が嫌がったりすることがあるかもしれません。
そんな時は「煮こぼし(茹でこぼし)」をすることで限りなくアルコールの風味を消すことができます。
やり方は、梅を水から茹でて沸騰したら茹で汁を捨てる☓2〜3回。
ただ、煮こぼすことによって梅の風味が損なわれるので、気になる場合にだけやって下さい。
どうしても、慎重に酒気をとりたい時は、梅の種をとって、細かく刻んでから数回煮こぼすといいそうです。←ここまでしたことはない。
梅酒の梅の保存
最後に梅酒から取り出した梅の保存方法です。
梅酒の梅はアルコール漬けではありますが、梅酒から取り出すと雑菌がついたりカビが生えやすくなります。
ということで、
取り出した梅は消毒した密閉瓶で冷蔵保存するか、ジップロックで冷凍保存がベストです。
冷蔵庫なら1~3か月、冷凍庫なら数か月~1年ほど持ちますよ。
参考梅干しの作り方[漬け方から干し方までをステップごとに解説]まとめ
梅酒の梅は使い道が色々。一手間かければアルコールも抜けるので、お子さんのおやつにも使えます。
冷蔵・冷凍すれば賞味期限も長めなので有効活用しない手はありませんね。