奈良県三輪地方にある大神神社は日本屈指のパワースポットとして有名ですが、ここでお土産を買うなら何がいいのか。
今回は子供の頃からほぼ毎年参拝しているこの神社周辺でおすすめの名物をご紹介します。
大神神社の御神水
大神神社の末社「狭井神社(さいじんじゃ)」は病気平癒の霊験あらたかな神社。
ここには大神神社のご神体三輪山から湧き出るお水を汲める薬井戸があります。
「万病に効く」といわれる御神水はお土産と呼ぶには恐れ多いんですが、昔からお参りするたびに親戚の分も汲んで来ていました。
自分でペットボトルを持参して汲むこともできるし、汲んだものが社務所にもあります。
健康に心配のある人にはありがたいお水です。
参考狭井神社は病気平癒の神様 薬井戸や不思議な御神水もすごい!大神神社すぐのもなか みむろ
これは絶対買って帰る一品。白玉屋榮壽で約170年も前から作られている四角いシンプルな最中です。
実は私、和菓子なら最中より饅頭派なんですが、ここのはわざわざ買って食べたい一品です。
皮はぱりぱりで中の餡はとてもお上品。天皇家御用達でもあるそうですよ。
お店は大神神社の大鳥居の隣(本店)と三輪駅の近くの路地に小さなお店(参道店)があり、本店の方は和風喫茶も併設されてます。
上の写真はJR三輪駅近くの方です。詳しい場所は下記ホームページで。↓
ホームページ:https://www.begin.or.jp/~mimuro/
三輪そうめん
奈良県三輪地方の特産品と言えば三輪そうめん!
この地方はそうめん発祥の地とも言われているんです。
紀元前の時代に飢えと疫病で苦しむ民の救済を祈願した所、
「肥沃な三輪の地で小麦を育てなさい」
というお告げがあり、そうめん作りが始まったという伝説も残っています。
大神神社の周辺にはそうめんやにゅう麺が味わえるお店が沢山あり、そこで買うこともできるし民家の軒先でやっているような小売店に置いてあったりもします。
ちょっと気の利いた贈答品を買おうと思ったら老舗の「三輪そうめん山本」「千寿亭」もおすすめ。
そうめんのお店はこちらにまとまってます。↓
参考大神神社周辺のそうめん処6選 [名物の三輪素麺は最高です]三輪そうめんのふし
そうめんのばちとも呼ばれるもので、そうめんを伸ばす時に両端の棒にひっかける場所。少し曲がっていびつになった部分です。
この部分は形が不揃いなのでカットして別売りされてます。お味噌汁やお吸い物にサッと加える事ができ重宝しますよ。
上にあげたような大神神社近くの食堂の軒先やそうめん販売所などでも買うことができます。
普通のそうめんよりリーズナブルで普段使いにはありがたい一品です。
でっち羊羹
丁稚羊羹は色んな所にありますが、三輪の手作り丁稚羊羹は水羊羹のような喉越し。
二の鳥居ののすぐ脇のお店にありますが、結構よく売れてます。
つるっとした食感がよく、甘さ控えめなのでパクパクいけますよ。
ただ、賞味期限は短めなのでご注意を。
堅焼きせんべい
実はこれ、三重県伊賀市の特産品で忍者の携帯食。伊賀市と大神神社のある桜井市はほぼお隣だからですかね、大神神社周辺でもよく見かけます。
小ぶりで厚みのあるほんのり甘いおせんべいで、めちゃくちゃ固いのが特徴。割って食べられるように小さな木槌も入ってます。
いくら丈夫な歯をもってしても噛み切るのがすごく大変なので口の中でふやかしながら食べるのがベスト。
せんべいの上にはゴマか青のり。隠れファンの多いせんべいです。
うちは二の鳥居に向ってすぐ左手側の小さな民家風のお店でよく買ってます。
おわりに
奈良にはあまり名物がないという人もいますが、大神神社周辺には意外と特産品が多いです。
ちょっとマイナーな物も入ってますがそこはご愛嬌(笑)
もう少し足を伸ばせば他の奈良名物にも出会えますよ。それではいいお参りを!