節分の豆まきに欠かせない鬼。でも保育園の節分で鬼役をやる時って少し頭を使いますよね。普段役者をしてるわけでもないし、子供相手だし困ったなと言う人も多いのでは?
怖すぎても、頼りなさすぎてもイマイチなのでちょっと難しい役どころですよね。今回は保育園で鬼役をする時の演じ方とセリフ、衣装についてまとめてみたいと思います。
保育園で節分の鬼を演じる時のポイント
鬼役と言うと、いかに怖がらせようかということに頭を使いますよね。これ、小学生以上相手ならばっちり!でも、保育園児相手だと少し厳しいかもしれません。
年中、年長さんになると結構慣れてきますが、もっと小さい子だと泣く子も多くて大変なことに。だって、サンタクロースでもかなりの子が泣いたりしますから。
家に帰ってまでびくびくしちゃう子もいるし、演じる側も泣き叫ぶ子ばかりではツライ。
なので、保育園では怖さもあるけど、ちょっとユーモラスな感じにしておいた方がwinwinだと思われます。
余計な恐怖心をもたせないように、怖がったり泣いたりしている子を追いかけたり、怖がらせるような事はしないに限ります。おもしろがって鬼と遊びたがってる子との絡みは大丈夫ですけどね^^
節分の鬼の演じ方
頑張って鬼を演じるぞ!でも、ちょっと待って!
演技もそうですが流れも大事。登場の場面、豆まきの場面に分けてみていきましょう。
<登場の場面>
よくあるのが園児が集まって節分のお話聞き終わった頃に鬼が登場するパターン。少し照明を落として、和太鼓の音などと共に登場すると雰囲気が出ます。
演技としては、勢いよくどかどかと棍棒を振り回しながら登場し、腰をかがめて、子供の顔を覗き込みながらゆっくり移動する感じ。
おもしろがってる子には手を伸ばして捕まえようとしたり、いっそ捕まえちゃうのもありですが、怖がってる子は放置がベスト。
立ち止まって頭をボリボリしたり、急に振り返ったりちょっと間抜けなフリをしてみると怖いけどユーモアのある鬼になります。
ひと段落したら、次は豆まきタイム。
<豆まきタイム>
子供は怖がって逃げ回りはじめているので誰かに豆まきの合図をしてもらいます。少し軽快なBGMもスタート。
「鬼はー外!」の掛け声で豆まきが始まったら、鬼はゆっくり逃げ惑いながらオーバーリアクション気味に痛がるとばっちり。ある程度したら退散して終了です。
鬼の節分の時のセリフ
鬼のセリフって困りますよね。会ったこともないし(笑)
昔話に出てくる鬼を思い浮かべるといい鬼の方が多かった気も。←この場面では使えない。
怖い鬼で人食い鬼もいたけど、ちょっと刺激が強いかな。
なので・・・創作しちゃいましょう。
まず、登場の場面では、
低い声で「ガッハッハッハッハ」と豪快に笑ったり、「グオオオォー」「グアアアアアァァ」と雄叫びをあげて見るのも手。
「その豆をよこせー」とか「おまえのおやつをとりあげるぞ~」とか「この保育園のおもちゃは全部いただだいた!ガハハハハ!」とか子供全員に向かってドスの効いた声で叫んでいくのもいいと思いますよ。
節分は心の中の邪気を払うって言う考え方もあるので、
「友達に優しくできないのは誰だー!?」とか「おもちゃの譲りっこができない奴はどいつだー!?」なんてのも使えるかもしれませんね。
豆を投げられて逃げる時は「イテテテテテ・・・」「もう悪さしないから勘弁してくれー」「痛いよ~許してくれ~」などと言いながら退散ですね。
保育園で節分 鬼の衣装は?
鬼の衣装と言えば角にお面に雷様ヘア+鬼パンツって感じですよね。器用な人がいたら作ってもらうこともできますが、そうもいかない時は多々あります。そんな時はトレードマークのパンツとカツラだけ既製品で揃えるのもあり。
鬼のお面は保育園で作るからOKですよね。←なかったら豆のおまけでついてますし。
ボディーは、ガチでいくなら購入もできますが手持ちでなんとかすることも可能。例えば、
・赤鬼なら赤のトレーナーに赤のカラーパンツ+鬼パンツ+赤の手袋と靴下
ボトムスは鬼パンツさえあれば黒で代用するのもありだと思いますよ。
金棒は、100均などにあれば買ってもいいし、ラップの芯やペットボトル、牛乳パックなどを利用して工夫することもできます。
保育園なので、あまりリアルで激コワな鬼だとちょっと衝撃的。それでいて、ソフトすぎると年長さん辺りにあまり響きません。ソフトとハードのバランスを取るカギはお面の表情ですね。
昔、大人が見ても怯むホラー映画のような鬼を見たことがありますが、あそこまで気合が入るとホントにきついとかも(笑)いや、絶対。
おわりに
鬼役となると気合が入ると思いますが、小さい子の前では怖さのレベルを抑えて、ユーモラス度を少し上げるとウケる率が高いと思います。あまり怖いと収拾付かなくなりますし(笑)それでは、子供達と楽しい節分を!