衣替えの時にこんなことを思ったことはありませんか?
ダンボールならサイズは選び放題だし、リメイクもできるし、どっちみちゴミに捨てちゃうなら有効活用したいですよね。
ただ、服をダンボールに収納するのはやめた方が無難です。いや、やめて下さい(笑)←ひどい目に合った経験あり。
今回は、その理由と一時的に利用する場合のコツをご紹介します。
記事の内容
衣類の収納にダンボールはNG
ダンボールはサイズが充実してるし、タダで手に入れることも可能。はっきり言ってめちゃくちゃ経済的です。
ただ、ダンボールには、
- 虫がわきやすい(衣類を食べる虫・ダニ・ゴキブリなど)
- カビやすい
- 黄ばんだり、シミになったりしやすい
という2大デメリットがあるので服の収納には厳しいです。
なんでそんなことが起こるのか
なんで虫やカビがダンボールを好むのかと言えば、紙でできたダンボールは吸湿力や保水力も持ち合わせているから。
ダンボールは紙の層になっているので、空気も水分も栄養もバッチリ揃った虫やカビの隠れ家になります。
虫やカビの害に合わなかったとしても、匂いやジメジメ感は避けられないので衣類の長期保存には向かないのが実情です。
ダンボールで服を収納する時の注意点
引越し後などにこんな状況になった時は、これらのことに注意してみて下さい。
何度も言いますが長期の保管には向かないので、衣類がダメージを受ける前に収納ケースに入れ替えてあげてくださいね。
参考衣類の収納ケースはプラスチック製?布製?どっちがいいか比較してみた清潔なダンボールを選ぶ
ダンボールはきれいで匂いのないものを選ぶのが◎
きれいに拭いてから天日干ししてしっかり乾燥させると少しは安心です。
野菜などが入っていたダンボールは絶対やめましょう。
衣類はしっかり洗濯、しっかり乾燥
衣類は収納する前に洗濯してしっかり乾燥させるのが鉄則。
これは衣類の収納ケースを使う時も同じです。
防虫剤と除湿剤は必須
防虫剤と除湿剤は衣類収納の必須アイテム。除湿剤は下の方に、防虫剤は上の方に置くと効果的です。
なるべく風通しがいい場所に保管するのがいいでしょう。(押入れとかは湿気が多い)
参考布団の湿気が気持ち悪い!原因と対策、ふかふかにする方法を紹介詰め込みすぎない
衣類をギュウギュウに詰め込むと湿気が溜まりやすく、シワもできやすいので要注意。
服を畳んで重ねて入れると下の方が湿気りやすくなるので、丸めたりして縦に入れた方がいいでしょう。
参考服の断捨離をするコツ!売る・リサイクル・寄付する方法も紹介衣類圧縮袋に入れて収納
衣類を圧縮袋に入れれば嵩が減らせるし、防虫効果のある袋もあるので虫対策にも有効です。
圧縮する前にはしっかり洗ってカラッと衣類を乾かしておくのがポイントです。
お気に入りの服の収納は避ける
いつまでも着たいお気に入りの服はダンボール収納しないのがベスト。
特にウールやシルクなど虫が食いやすい衣類の保管は避けましょう。
次のシーズンまで適切な環境で保管してくれる宅配クリーニングを利用するのもおすすめです。
保管が終わったら洗い直す
収納から出して着る前には洗い直すか陰干しするのがおすすめ。
湿った感じや変な匂いがとれるし、見えない汚れをとることができます。
参考クローゼット収納のコツ[見違えるほどスッキリさせる10個の知恵]おわりに
ダンボールは引っ越しの時の必需品だし、ファイルなどを入れておくにも重宝します。
ただ、虫食いやカビのリスクが高いので衣類の収納には不向きです。
どうしてもダンボール収納にしないといけない時は、短期間にとどめるのがベスト。
断舎離してクローゼットのスペースをあけたり、衣類の収納ケースをゲットして洋服たちをケアしてあげてくださいね。