クールマットは素材によって扱いやすさが違うし、ワンコの状況によっては避けた方がいいものもあります。
今回は、愛犬のために色んなマットを試してみた親バカの私が、ひんやりマットを選ぶコツをご紹介。
素材ごとのメリット&デメリットと効果の程はどうなのかもまとめてみました。
記事の内容
ペット用クールマットの素材別の特徴
ペット用のひんやりマットによく使われる3大素材、ジェル・アルミ・石の特徴を見ていきましょう。
どれも日の当たらない涼しめの場所に置くことで効果が期待できます。
ジェルマット
ジェルマットは中にジェルがが入ったマット。触るとひんやり感して、低反発素材のようなフィット感もあります。
冷蔵したり電気を使う必要がなく、涼しい場所に置くだけなので手間なし。
一定時間ひんやり感がキープし、底付き感なく快適に休めます。
いいところ
・持ち運びが楽。
・折りたたんでコンパクトにできるものが多い。
微妙なところ
アルミのクールマット
アルミの性質上、涼しい場所に置いておけばヒンヤリし、日の当たる所や暑い場所に置いておけば熱くなります。
夏は室内ならOKですが、屋外では気温が高すぎて使えません。
ワンコが乗ると割とすぐに温まり、ワンコが少しずれると短時間で温度が下がるのが特徴です。
いいところ
・丈夫
・軽くて収納が楽。
微妙な点
・ふかふかではない。
石のひんやりマット
石のマットは大理石や御影石(みかげいし)などで作られたマットです。
これらの石は熱しにくく冷めにくいので、日が当たらず涼しい場所に置いておけばひんやり感が得られます。
体温で温まるのは他の素材と同じです。
いいところ
・掃除がしやすい。
・丈夫
微妙な点
・値段が高め。
・ふかふかではない。
犬のひんやりマットの選び方
素材の他にひんやりマットを選ぶ時に気をつけるポイントはこちらです。
・安定性
・噛み癖や引っ掻きグセの有無
・重さと収納性
サイズ
当たり前のことですが、マットは愛犬のサイズに合わせて選びましょう。
マットの寸法チェックをお忘れなく。
安定性
ワンコが乗った時にマットがズレないものがベスト。
アルミプレートのように軽いものは絶対滑り止め付きがおすすめです。
ワンコの身の保護だけじゃなく、床が傷つくのを防ぐこともできますよ。
噛み癖&引っ掻き癖
噛み癖や引っ掻き癖がある場合、ジェルは避けた方が無難です。
表面が丈夫になっていたり、害のないジェルでできたマットもあるので、軽い噛み癖なら様子を見るのもあり。ただ、ひどい噛み癖なら他の素材を選びましょう。
うちも先代犬が小さい頃、ジェルマットを噛まれて中身が出てきたことがあります…。
重さと収納性
日の当たり具合によってマットの場所を変えたい時やお出かけに持っていきたい時などは重い素材だと大変です。
折り畳めるものなら場所もとりません。
犬のひんやりマットの効果はいかに?
はっきり言うと、エアコンを25度以下でつけていればクールマットの必要性はそれほど感じません。
ただ、高めの温度に設定したり、人が涼しく感じる日に扇風機だけで過ごす場合には重宝します。
逆に、すごく暑い日にクールマットだけを使ってもイマイチ。ぬるいだけで清涼感は感じられません。
暑い日にはエアコンや扇風機と併用するのがベストです。
参考愛犬へのプレゼント[誕生日やクリスマスにあげたいもの10選]おわりに
結局のところ、噛み癖や引っ掻き癖がなくて、持ち運びをしないならどの素材を選んでもOKです。
うちも、今回紹介した全素材を試してみましたが、ワンコたちはどれも普通に使ってました。
クッション性がないとダメかと思いきや、暑い時は涼しさ優先なのでアルミや石でも問題なしです。(犬によるかもしれませんが、涼しさ優先の子が多いです)
ただ、暑い日にマット単体で使っても効果が薄いので、エアコンや扇風機などと併用してあげて下さいね。