手がカサカサしたり、痒くなったり、ひび割れたりすると不快ですよね。
手洗いもしたくなくなるし、目に触れやすい部分なので見るたびにため息が出ることも。
私も超乾燥肌で小さい頃からアトピー持ちなので、ハンドケアを欠かすと無残なことになります…。(しかも1年中)
ただ、長年この肌と付き合ってきたので、どんなケアがしっくりくるのかもわかってきました。
今回は、効果的なハンドケアの仕方、ひび割れやあかぎれ、さかむけの対処法、おすすめのクリームや化粧水についてもまとめてみたので、手荒れに悩んでいる方は参考になさってください。
記事の内容
手の乾燥の原因
まず、手が乾燥する原因をちらっとみておきましょう。
体質はさておき、健康肌の方でも当てはまる項目は多いと思います。
- スキンケア不足
- 手洗い・水仕事
- アルコール消毒
- 空気の乾燥・寒さ・紫外線
- 体質
- ホルモンバランスの乱れ
- 加齢
- アトピーなどの皮膚炎
- 生活習慣の乱れ など
原因は一つではなく、複数が絡み合っていることが多々。私の場合は全て当てはまります…。
手の乾燥を放置すると?
いやいや、それが命取り。手の乾燥を放置していると、かゆみ、粉拭き、皮むけ、さかむけ、ひび割れ、あかぎれ、湿疹などに発展し、手荒れがどんどん悪化していきます。
皮膚が乾燥すればバリア機能が落ちますが、手荒れがひどくなるにつれてバリア機能はさらに低下。皮膚が傷つけば細菌やウイルスも侵入しやすい状態になります。
私も乾燥を無視したことで手がボロボロになったことが何度もあります..。
手の乾燥対策
手荒れがひどくなると修復に時間がかかるので、面倒くさがらずにハンドケアをするのが一番。
これから紹介する5つのことで手の乾燥を防ぐことができます。
お湯よりも水で洗う
実際に体験したことがある方も多いと思いますが、お湯は皮脂を奪ってしまうので洗い上がりがカサつきます。
手洗いや水仕事はお湯より水(冬なら温度が低めのぬるま湯)の方が手の乾燥を防げます。
手に優しい石鹸や洗剤を使う
ガッツリ洗浄力の高いハンドソープや洗剤を使うと皮膚へのダメージも大きくなります。
低刺激で肌に優しい成分配合の石鹸や洗剤も多いので、そちらを選んだ方が手には優しいです。
濡れたらすぐ拭く
手を拭かないと乾く過程で手の水分が奪われたり、菌が付きやすくなったりして良いことなし。
自然乾燥させたり、服や髪の毛でパパッと拭いたりしないで、清潔なタオルでしっかり水分を拭き取りましょう。
しっかり保湿する
手洗い、水仕事、お風呂、アルコール消毒などの後は、すぐに保湿するのが鉄則です。
乾燥を防ぐには保湿力が高いハンドクリームがベスト。その他、敏感肌用、かゆみや炎症を抑える用などいろいろあるのでドラッグストアで相談するといいでしょう。(ひどいなら皮膚科で相談)
おすすめのハンドクリーム
なんだかんだ言って、自分にピッタリ合うハンドクリームを探すのは大変。
私も小さい頃から皮膚科の保湿剤を含めいろいろなクリームを試し、最終的に「アトピスマイル」というクリームを愛用するようになりました。
手がガサガサの時でも刺激がなく、スーッと馴染んで芯から潤う感覚なのでおすすめです。
参考勇心酒造の「アトピスマイル」を超乾燥肌でアトピー持ちの私が使ってみた
おすすめの化粧水
ハンドクリームの他に重宝しているのが手作りのグリセリン化粧水。
グリセリン化粧水は家にいる時の特別ケア(入浴後や洗顔後、顔と一緒に手もパック)に使っていますが、水っぽいのにガッツリ潤います。
必要な物は水とグリセリンだけ。10秒で完成します。(詳しくは下の記事にまとめてあります)
参考グリセリン化粧水の作り方と手作りする時の注意点[愛用歴8年以上です]手袋でガード
水仕事の時はゴム手袋が大活躍。これならお湯や洗剤から余裕で手をガードできます。(ちょっと食器が洗いにくい時もあるけど)
ゴム手袋はいろんな種類がありますが、手に優しいタイプを選ぶのがおすすめ。
寒い日に出かける時も、手袋をして乾燥や冷気から手を守ってあげてください。(ゴム手袋じゃなく普通の手袋)
ひびわれ・あかぎれの対処法
もし、ひび割れやあかぎれになってしまった時は絆創膏が一番です。
絆創膏を貼っておけば痛みも和らぐし、適度な水分が保てて治りが加速というのが私の実感です。
クリームなども何度も試しましたが、やっぱり絆創膏には勝てません。
さかむけの対処法
爪のそばにできるさかむけは地味に痛いですよね。
むけた皮膚が何かに引っかかるたびに「痛っ!」となります。
さかむけは引っ張ると余計にひどくなるので、引っかかる部分の根元を爪切りや眉バサミなどで切って保湿すると効果的。
それでも痛みがあれば絆創膏が一番です。
手荒れがひどすぎる時の対処法
手に負えないほど手荒れが悪化した時は、迷わず皮膚科に行ってください。
市販のクリームや自己流ケアでさらに悪化する事もあり、我慢していてもストレスが溜まる一方です。
経験上、処方薬で劇的によくなる場合が多いので、まずは専門家に相談してみてください。
改善した後はハンドケアをお忘れなく。
おわりに
手の乾燥は忙しさにかまけて放置してしまうことが多いですよね。
ただ、手荒れが進行すると治りも遅いし、地味にストレスがかかり続けます。
乾燥は少しの時間と手間で予防できることが多いので、普段からご自分の手を労ってあげてくださいね。