あかぎれは痛いし、治りが悪いですよね。
私はアトピー+乾燥肌なので、あかぎれとの付き合いは小さい頃から。どうにかならないかと試行錯誤してきました。
今回は、いろいろ試した中から自分にピッタリだった方法をお伝えしようと思います。
記事の内容
あかぎれには絆創膏が一番だったが
結論から言うと、すでにできてしまった「あかぎれ」や「ひびわれ」には絆創膏が一番でした。
お見苦しいですが、写真で経過をご覧に入れたいと思います。(毎回こんな感じの経過です)
※絆創膏でかぶれる場合や、手のつけられないあかぎれは皮膚科へ。
絆創膏を貼る前のあかぎれ(0日目)
絆創膏を貼る前はパックリ切れた赤い部分に痛みがあり、乾燥したり温まると痒みも出てくる状態。
クリームを塗っても症状が和らぐのはその場限り。悪化することはあっても、よくなる気配はありません。
絆創膏を貼って1日後
絆創膏を貼ってみると、すぐに痛みが軽減。痒みも感じなくなります。
貼ってから1日経過する頃には、赤く切れた部分がなくなり痛みも感じなくなります。
ちなみに、絆創膏が剥がれるのを避けるため、クリームなどは付けていません。
絆創膏を貼って2日め
2日めには溝も消失。元通りの皮膚ではありませんが、ほぼ回復しています。
ここで絆創膏をやめてもいいのですが、念のためもう1日絆創膏で保護すれば確実です。
あかぎれに絆創膏がいい理由を考察
いろんなクリームを試しても、皮膚科でもらったステロイド軟膏を塗っても撃退できなかったあかぎれ。(ステロイドは炎症が強い時には効果的だけど)
実は、アトピーで掻きむしって皮膚がめくれた部分も、絆創膏を貼っておけば1~2日で復活するという経験を何度もしていました。
なんででしょう?
外部の刺激から守ってくれる
絆創膏は患部を水や乾燥などから守り、バイ菌などの侵入を防ぐ働きもあります。
傷口がバリアで守られた状態になるので、皮膚にとっては好都合。
あかぎれがガサガサに乾燥した状態より、潤った状態の方が痛みやかゆみを感じにくいのも利点です。
湿潤環境がカギ
昔は傷を乾燥して治すことが一般的だったようですが、今は傷を湿潤環境で治すのが効果的だと言われています。
傷を覆うことで程よい湿潤環境ができ、これが皮膚の再生を助けてくれるそうです。
ただし、清潔な状態を保つのは鉄則。傷口にバイ菌が入り込むと化膿したりするリスクがあるので、適宜貼り替えて清潔に。
ひびわれ・あかぎれ予防も忘れずに
あかぎれ・ひび割れのできやすさには体質的な要素もありますが、ある程度予防することはできます。
あかぎれになってからだと痛いし面倒なので、ここ数年はこれらのことも心に留めています。
- 手はしっかり拭く。
- 手洗い、水仕事の後は、すぐ保湿。
- お風呂上がりにもしっかり保湿。(手は忘れがち)
- 水仕事には手袋(パウダーフリー)を使う。
- 寒い日の外出には手袋を使う。
- 夏は手にも日焼け止めを塗る。(特に自転車に乗るときなど)
長い間、手のケアはかなりいい加減でしたが、こまめに愛を注ぐようになってからはあかぎれが激減しました。
ちなみに、痛かったり、ベタつくクリームはケアする気分が失せるので、手にしっくり馴染む保湿剤を使うのも大事。
私はアトピー持ちで刺激にも敏感なので子供の頃から保湿剤探しに苦戦しましたが、ここ何年も安心して使えている愛用品はこの2つです。
おわりに
あかぎれは本当に頑固ですが、個人的に絆創膏パワーは絶大だと実感しています。
手のケアをして予防するのが一番ですが、あかぎれになってしまった場合は試してみてください。
あかぎれが治ったあかつきには、手のケアは怠らずに♪