超乾燥肌でアトピー持ちの私がずっと愛用しているのが、手作りのグリセリン化粧水。
使用感がいいだけでなく、材料が簡単に手に入りコスパ最強なので手放せません。(どんな化粧水を勧められても絶対変えない。笑)
今回はこんなグリセリン化粧水の作り方と注意点をご紹介。
手作りってショボいイメージがあるかもしれませんが、騙されたと思って作って欲しい一品です。
記事の内容
グリセリン化粧水は救世主だった
いきなりですが、グリセリン化粧水を使う前の私の肌はこんな感じでした。
- お風呂上がりは即効で化粧水を塗らないと肌がカサカサ
- 冬は頬やおでこが粉を吹く
- 市販の化粧水がしみる
- 全身が乾燥
- あかぎれができやすい
母曰く、私の肌は赤ちゃんの頃からザラザラだったとのこと(笑)
アトピーは3歳頃からでしたが、乾燥して痒い⇒掻く⇒アトピーがひどくなるの悪循環。
みずみずしい肌をくれ〜!と思ってました。
グリセリン化粧水を使った結果…
こんな感じの肌なので、いろんな化粧水を試しました。
有名メーカーの物、お高い物、赤ちゃん用、敏感肌用、無添加まで数え上げたらキリがありません(笑)
でも、はっきり言ってグリセリン化粧水に勝るものはありませんでした。
だって、しっとり!冬でも丸一日しっとりなんです。
グリセリンと水を混ぜるだけの簡単化粧水なのに、その後の乳液やクリームもいりません。
母や友達にも作ってあげましたが、「すごくしっとりする!潤う~!」と大好評。
手の乾燥や足の裏の乾燥など全身に使えて、「子供の頃から知ってたら良かったのに〜」と思える化粧水です。
グリセリン化粧水の作り方
グリセリン化粧水の作り方は非常に簡単です。
準備するもの
必要なのはこの3点だけです。
- 清潔なスプレーボトル(100均など)
- グリセリン(ドラッグストアなど)
- 水道水(水道の塩素もだめなら精製水)
もし、100mlの化粧水を作るならこうなります。(濃度については後述)
5%のグリセリン化粧水
- グリセリン:5ml
- 水:95ml
10%のグリセリン化粧水
- グリセリン:10ml
- 水:90ml
作り方
作り方は、容器にグリセリンと水を入れて、よく振るだけ。約10秒で完成します。
容器に油性ペンでグリセリンのラインと水のラインを引いておくと次に作る時にめちゃくちゃ楽です。
5%か10%かどっちがいい?
濃度の上限は10%(理由は後述)ですが、それ以下なら自分の肌に合う濃度でOKです。
目安としてはこんな感じです。
- しっとりタイプ→10%
- さっぱりタイプ→5%
私や母は年中10%ですが、夏は5%冬は10%にするのもあり。肌の調子に合わせてあげて下さいね。
グリセリン化粧水の使い方
グリセリン化粧水の使い方は他の化粧水と同じ。
顔にまんべんなくスプレーした後、水分がなくなるまで(肌がさらっとするまで)軽くパッティングすると本当にしっとりします。
母が「年齢×3回パッティングするのよ~」と言ってましたが、そのくらいの回数になるような(笑)コットンは使わなくていいので手で優しくパッティングしてあげて下さい。
パッティング後は乳液など必要ありませんが、乾燥する季節は上から薄くオイルを塗っておくのもあり。
私は「アトピーの跡どうにかなりませんか?」とかかりつけ医に相談した時に勧められたバイオオイル(日本製はバイオイル)を使っていますが、全身の気になる箇所に使えていい感じです。
参考バイオイル(バイオオイル)をアトピー跡に使い続けた感想を紹介
体に使う時のコツ
体に使う時もスプレーしてからサラサラになるまで軽くパッティングします。(パッティングで馴染ませるのは大事)
少し乾燥した部分だけでなく、かかとや肘のガサガサもしっとりするのでお風呂上がりには欠かせません。もちろん手の乾燥にも使えます。
ただ、外出中や家事の合間はパッティングが面倒なのでハンドクリームを使う方が便利。
私は5年以上アトピスマイルを愛用していますが、ピリピリせず芯からスーッと潤うのでイチオシです。
参考アトピスマイルを超乾燥肌でアトピー持ちの私が使った感想
グリセリンはこんなもの
作り方はわかったけどグリセリンって何者?と思った方もいますよね。
グリセリンはアルコールの一種で医薬品や食品添加物、化粧品など幅広い分野で使われています。
合成の物と植物性があり、ドラッグストアなどで売られているのは合成の物がほとんど。
100mlの小瓶よりも500mlや1Lの方が断然お得なので、私は大容量の物を買ってます。
植物性のグリセリンは健康食品のお店や通販などで売られています。
合成も植物性も両方使いましたが、特に差は感じられませんでした。(初めて植物性を使った時、極わずかに穀物のような草のような匂いを感じた程度。慣れてきたら感じなくなった)
無色透明の甘い液体で、水性なので水にもすーっと溶けて手間いらず。←スプレーで顔にシュッシュすると甘いです。
グリセリンは保湿性と吸湿性、粘着性に優れているので、市販の化粧水やハンドクリーム、シャンプーなどにもほぼ必ず入ってます。
グリセリン化粧水を作る時の注意!
先ほど、グリセリンには吸湿性があると言いました。
そうなんです。空気中の水分を吸収し、肌をしっとりと潤わせてくれるのですごく優秀です。
でも、化粧水の濃度が濃すぎると恐ろしいことが起こるのでご注意を。
以下、グリセリン達のつぶやきです。
↓
「どっかから調達しなきゃなぁ。」
↓
「この人の皮膚の細胞から吸い取ろうか?」
↓
「そうしよう!!」
↓
結果、皮膚から水分が奪われる羽目に。恐ろしや。。。
なので、濃度は必ず守ってください!
グリセリン化粧水の濃度は5~10%です!
余談ですが、初めてグリセリンを買った時、ワセリンの要領で原液を塗っちゃったことがあるんです(笑)
「これで、潤うわぁ♪」と期待していたら顔がみるみるカピカピに。しかも痒い痒い。
グリセリンの原液を肌に使うのは絶対NG!10%以上の濃度の化粧水もNGです!
あとは、まれに肌への軽い刺激性が見られることもあるようなので、使う前にパッチテストをすると完璧です。
万が一、アレルギー反応が出た時は速やかにやめてお医者さんへ。
気を付けることは以上です!
参考手の乾燥の原因と対策!ひび割れやあかぎれ,さかむけの対処法も紹介おわりに
グリセリン化粧水はホントに私の救世主でした。
超簡単、超安価なのでパシャパシャ使えるし、潤い感もやばいので手放せなくなります。
間違っちゃいけないのは濃度だけ。試さない手はありません。
今、肌に悩んでいる方がいらっしゃったら是非お試しください。
たまたまグリセリンが家に余ってたので騙されたと思って試したらすごい調子いいです!
乾燥肌の痒みがかなり軽くなりました
ありがとうございます!
コメントありがとうございます!
嬉しいです♪私もアトピー&超乾燥肌なので手放せないです。
優しく水分がなくなってサラサラになるまでパティングしてあげると完璧です!
安いのでバシャバシャ使えますし、この寒い冬が快適に乗り切れますように☆
10%なら100+10、5%なら100+5ですよね、、水が90や95だと濃度変わりませんか?
コメントありがとうございます。
公式見直しましたが、
%濃度=溶質/溶液の重さ×100なので記事通りで大丈夫だと思います。
日焼けや、加齢で、色々試してみるものの
肌がボロボロになる一方でした。そんな時、グリセリン化粧水をつくってみると、めっちゃいい!ほんまに!本当に助かりました!ありがとうございます!
日焼け止めは、どこのものを使っていらっしゃいますか?よければ教えてください。
嬉しいコメントありがとうございます!!
グリセリン侮れないですよね
日焼け止めですが…適当にその辺に売ってる物を使ってます。(特別なのじゃなくてすいません…)
あと余談なんですが…
私は加齢対策でYouTube見ながら顔ヨガをしてます。
血行が良くなったのか、顔色がよくスベスベ度が上がりました(締まったし)←半信半疑で初めて1ヶ月ちょい
よろしければぜひ!
お返事ありがとうございます!
日焼け止め、そこら辺のでいいんですね(^^)せっかくスベスベの肌になったので大事にしていきたくてお聞きしましたが、色々使ってみますね。
顔ヨガ、初めて知りました!やってみます!ステキな情報ありがとうございます(^^)
この記事の、グリセリン化粧水に助けられました!加齢と日焼けで、何を塗ってもめくれてくる皮…。。いまは、しっとりしていながらサラサラ肌です(^^)
そこでお聞きしたいのですが、冷蔵庫保管されていますか?あと、日焼け止めや石鹸は、どこのものをお使いになられていますか?
コメントありがとうございます!
私は一週間で使い切れちゃうので常温保存してますが、母は冷蔵庫に入れてます。
効果も変わらないし、暑い時期なら冷蔵もよさそうです。
日焼け止めも石鹸もごく普通のを使ってます。(特価のとか。笑)
ただ、石鹸はそんなに使わずお湯や水だけで洗うことも多いです。(いいのかわかんないけど、私の肌にはいい感じです♪)