鉢やプランターと言えばプラスチックや素焼きが一般的ですが、最近は不織布のプランターも人気。
せっかくなので、お試し感覚で使ってみたらベランダ栽培向きの代物でした。
今回はトマトやハーブなどを育ててみて気付いた不織布プランターのいい所と微妙な所をまとめてみたいと思います。
記事の内容
不織布のプランターはこんな物
不織布のプランターは買い物バッグのような見た目で、布鉢や栽培袋、不織布ポットなどいろんな呼び方があります。
素材は薄めの物や少し厚めのフェルト系までいろいろ。大きさはガロンという単位(1ガロン=約3.8L)で表示されているものが多く、サイズ展開は豊富です。
いろんなメーカーのものがありますが、うちで使っているのはアマゾンで評判が良かったJES&MEDISと書かれたプランターです。
不織布プランターを使うメリット
不織布プランターのいい所をざっくりまとめるとこんな感じです。
- ベランダが汚れない
- 通気性・排水性がいい
- 軽い
- コスパがいい
- 片付け&捨てるのが簡単
- おしゃれ
ベランダが汚れない
普通の鉢やプランターだと底の穴から土が流れることがありますが、不織布ポットには穴がないので土が流れることはありません。
不織布から流れてくる水は透明で濁りもなし。鉢底ネットや受け皿も必要ありません。
通気性・排水性がいい
布鉢は底だけでなく全面から空気と水を通すので通気性と排水性の良さもバツグン。鉢底石も特に必要なく、根腐れを防ぐことができます。
乾燥のしすぎに気をつけてあげれば使いやすいプランターです。
コスパがいい
不織布のプランターは、安くて手軽なプラスチック製よりもさらに安め。
うちの布鉢は25cm☓25cmの12個セットで1768円(1つあたり約147円)だったのでお得感がありました。
片付け&処分が簡単
布鉢は畳めるので使わない時の収納がラク。普通の鉢やプランターだと積み重ねても場所を取りますが、これならスッキリ片付きます。
捨てる時も一般ごみに出せるので処分に悩むことがありません。
軽い
他の素材に比べて圧倒的に軽くて嵩張らないので買ってくるのがラク。通販で買う場合も送料が安いです。(送料無料の物が多い)
おしゃれ
黒いプランターが多いので畳んであるとゴミ袋っぽく見えますが、植物を植えて並べると統一感があっておしゃれ。
ベランダの見た目がワンランク上がる感覚です。
不織布プランターのデメリット
不織布プランターはとても使いやすいですが、微妙な点を挙げるとしたらこんなところです。
- 移動が大変
- 耐久性が少し弱いかも
- メーカーによって雑な作りの物がある
移動が大変
布鉢は軽くて持ち運びやすいかと思いきや、植え付けてからの移動は土が揺れて大変です。
小さめのサイズなら少し気をつければ大丈夫ですが、大きいサイズになると2人がかりで慎重に動かした方がいいかもしれません。
できれば定位置に置いておくのがベストです。
耐久性が少し弱いかも
布鉢は他の素材のプランターよりも耐久性が落ちるのではないかと言われています。
ただ、うちの場合は使いかけて半年ほどなので、破れたり縫い目がほつれたりすることもなく植えた時と同じ状態。
最初はカビたりしないのか心配していましたが長雨の後も大丈夫でした。
メーカーによって雑な作りのものがある
不織布のプランターはほとんどが外国で作られたもの。
色んなメーカーから出ているので、場合によっては元々縫い目がほつれ気味の物にあたることもあるそうです。
幸いうちは不良品に当たりませんでしたが、通販ならレビューや販売元をよくチェックするといいかもしれません。
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使う前は「破れないのかな?」「カビたり腐ったりしないのかな?」なんて思っていましたが、実際に植物を植えてみたら破れることもカビることもなく使い勝手良好でした。
耐久性はもう少し長い期間使ってみないとわかりませんが、見る限り割と長持ちしそうな気がします。
コスパとコンパクトさも魅力なので、かなりおすすめです。