もちろん!プランターや鉢でもバッチリ育てられる品種はいろいろありますよ。
ベランダや玄関前のスペースを活用して家庭菜園を始めるのは楽しいもの。
無農薬の美味しい野菜を作って心も体も元気になりましょう!
今回は、プランターや鉢向きの野菜10選と、家庭菜園を始めるコツをご紹介します。
参考秋植え野菜を育てよう!プランターでも簡単に育つおすすめの13種類記事の内容
家庭菜園初心者が挑戦したい10種の野菜
これからご紹介する10種類は、私が家庭菜園を始めた頃から失敗なく育てられている野菜ばかりです。
何を育てようか迷ったら参考にしてみて下さい。
ニラ
ニラはほとんど手がかからず、1度植えたら何度でも収穫できるのが魅力。
ある程度伸びた段階で株本から2cmくらいの所でカットすると、すぐにまた伸びてきます。
種からでも苗からでも育ち、飛んできた種で自然に生えていたこともあるほど丈夫です。
3年位して育ちが悪くなったら株分けしてあげると元気になります。
冬は枯れたようになりますが、暖かくなれば復活するので様子を見てあげて下さい。
ねぎ
ネギは種や苗から育てるのが普通ですが、プランター菜園ならネギの根っこを再生させる方法がおすすめ。
ネギの根っこをいつもより1cm位上で切って土に植えれば育つので簡単です。(緑に部分がメイン)
上の写真くらいまで育ったら、株元から2cmくらいの所で切って追肥することで何回か収穫できます。(写真は4回ほど収穫してますが元気です)
花が咲くと繊維だらけでまずいので、その前に収穫するのがベスト。薬味にするなら若い芽を切って使ってもOKです。
ある程度収穫を続けると育ちが悪くなるので、再び新しい根っこを植えて育ててあげて下さい。
ミニトマト
ミニトマトは春に苗を植えると夏〜晩秋にかけて収穫できます。
苗をキツキツに植えると育ちが悪くなるので、深い鉢や野菜用プランターに余裕を持って植えてあげるのがベスト。
支柱で枝を支え、アブラムシなどに注意しながら育てれば結構簡単に収穫できます。
いろんな品種がありますが、甘いのがよければ千果(ちか)やシュガープラムがおすすめです。
唐辛子
唐辛子はとても育てやすく、辛いもの好きの人にぴったりです。
春に植えれば夏〜晩秋にかけて収穫でき、次から次へと実がなります。
唐辛子の辛さは品種によりけりで、ハバネロのように激辛のものからマイルドなものまでいろいろ。
辛いのが得意でない人はししとうもおすすめです。(←天ぷらが最高)
使い切れなかった唐辛子は乾燥させて保存すると長持ちしますよ。
リーフレタス
葉っぱ系のレタスは育てやすさ抜群。
夏や冬を避け、春先や秋口に種や苗を植えて育てることができます。
どんどん葉っぱが出てくるので、食べる分だけ外側の葉っぱから収穫しつつ、トウが立つ前に食べてしまうのがベストです。(種をとるなら花を咲かせる)
サニーレタスやサラダ菜など何種類かのレタスが入ったレタスミックスの種を使うのも楽しいです。
小松菜
小松菜は冬のイメージですが、春蒔きでも秋蒔きでもOKです。
春蒔きなら1ヶ月前後で収穫でき、秋蒔きの場合はもっと時間がかかりますが虫が付きにくいという利点があります。
お正月は小松菜が高くなるので、雑煮に合わせて栽培するのもいいですね。
大きくなってから収穫するのもいいし、若くて柔らかい内に収穫して味噌汁やお浸しにするのもおすすめです。
参考不織布プランター(布鉢)はベランダ向き!使って感じたメリットとデメリットピーマン
ピーマンは家庭菜園の定番。
初夏に植え付ければ夏から晩秋くらいまで収穫できます。
失敗が少なく、育て方も簡単で、たくさん収穫できるので初心者でも安心です。
ピーマンの肉詰めや焼きピーマン、ツナパスタなど色んな料理に使えるのも魅力です。
いんげん
いんげんは小学校で育てた経験がある人も多い野菜。
春に種を植えれば2ヶ月ほどで育ち、夏頃には実がどんどんついてきます。(苗からでもOK)
「つるなし」と「つるあり」があり、鉢やプランターで育てるなら「つるなし」の方が簡単。
「つるあり」の方は収穫量が多いですが、大きくなるので支柱を立てて管理する必要があります。
ゴマ和えや天ぷら、豚肉炒めなどにピッタリです。
ラディッシュ
ラディッシュは失敗なく作れる野菜の代表格。春か秋に種まきをして育てることができます。
二十日大根と言われるだけあって成長が早く、地植えなら1ヶ月ほどで収穫可能。
ただ、鉢やプランターで育てる場合や秋蒔きだと収穫までに2ヶ月前後かかることもあります。
ラディッシュの実はサラダや甘酢漬けに、葉っぱは炒め物や味噌汁に入れるのがおすすめです。(葉っぱのトゲトゲしさは火を通すとなくなります)
ミニチンゲンサイ
ミニチンゲンサイは普通のチンゲンサイより少し小さめで、プランターや鉢でも難なく作れます。
春か秋に種蒔きができますが、春蒔きの場合はトウが立ちやすいので早春に蒔くのがベター。
1ヶ月ほどで収穫でき(秋まきはもっとかかる)、おいしそうな内に株元から切って収穫します。
チンゲンサイは型くずれしにくいので、炒め物やスープにするとおいしいです。
参考紫蘇(青&赤)の育て方と収穫の仕方[種と苗からの栽培方法を紹介プランター菜園のコツ
ここからはプランターや鉢で野菜を作る時のコツをご紹介します。
育てる前にチェック
お目当ての野菜を育てる前に、植える時期(エリア別)、日当たり、水やり、肥料のことなどをサラッと調べておくと成功率が上がります。
ラベルの説明書きを読むのでもOKです。
プランター・鉢選び
プランターや鉢は通気性と水はけがいいものがベスト。
小さすぎても大きすぎても育ちが悪くなるので、植える野菜に適した大きさと深さの鉢を選んであげて下さい。(野菜の名前で検索すれば出てきます)
参考鉢のサイズと種類[どの植木鉢を選べばいいのかがわかります]
通気性と水はけが抜群で、使わない時は折りたたんでおける布製の鉢も人気です。
土は市販のものでいい
土の説明を読むと「〇〇と〇〇をミックスして・・・」なんて書いてありますが、最初は市販の野菜の土を使えばOKです。
ガーデニングにハマって余裕が出てきたらオリジナルミックスを作るのもいいですね。
最初は苗からトライ
上で紹介した野菜は種からでも育てやすいものばかりですが、苗から植えたほうが成功率が上がります。
ある程度育った元気な苗を植えればすぐに収穫できるので、野菜作りの喜びが実感できます。
毎日観察
野菜を育てるには毎日の観察が大事。
水は大丈夫か、元気に育ってるか、虫がついてないかなどをチェックしてあげてください。
野菜の成長が嬉しいし、心が潤うので言われなくても観察しちゃいますけどね(笑)
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今回ご紹介した野菜はプランターや鉢で簡単に育つものばかり。
経験上、花が咲いても実ができないとか、途中でダメになる野菜もいくつかありましたが、この10種類は失敗知らずです。(もちろん、お世話は必要)
無農薬の美味しい野菜が食べられるし、癒やしの時間が増えるので、ぜひ育ててみてください。