カニと言えば立派な毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニなどが有名。
でも、うちがこよなく愛すのはワタリガニです。
「なんか貧弱じゃない?」と思うかもしれないですが、新鮮なワタリガニの美味しさは格別。塩辛いボイルガニなどとは比べ物になりません。
今回は、昔から渡り蟹が大好きなうちの家族が、お気に入りの一品をお目にかけたいと思います。
通販でワタリガニを買ってみた
昔は生きたワタリガニが近所のお店にも売っていましたが、最近は売っていたとしても茹で蟹が主流。
通販で立派なボイルガニを買っても、塩辛かったり、スカスカだったり、水っぽかったりとあまりいい経験がありません。
それでも…
と思って検索しまくっていたら、地元愛知県の「まると水産」で活〆ワタリガニを発見。2022年の冬に初購入してみました。
愛知はワタリガニの漁獲量が全国1位。(どおりで子供の頃から親しんでたわけだ)
このお店のワタリガニも伊勢湾・三河湾でとれたものだそうです。
ちなみに、今回購入したのはこちら。時期によってオスが主流だったりメスが主流だったりしてお値段も少しずつ変わります。
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「まると水産」は昔よく釣りに行った豊浜(愛知県の南知多町)にある会社。カニ以外にもシャコやしらす、新鮮な魚介類などが人気です。
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到着したワタリガニは計5匹。メスかオスかは「店長お任せ」になっていて、今回は時期的に全てメスでした。(12月後半)
愛知のワタリガニは年中とれるものの、ミソの多いオスなら9月〜11月頃、子持ちのメスなら冬から春にかけてがベストのようです。
ぎっしり氷詰めしてあり、カニは動きませんでしたが新鮮は抜群でした。
商品説明には「1kg(3~5匹)」とあったので5匹だとかなり小さいのかと思いきや、1人で食べてちょうどいい大きさです。
大満足だったので母の日にも注文してみたら、またまたいいサイズのメスが4匹入っていました。
ワタリガニを茹でてみた
カニは鮮度が命!生のまま保存すると変色したり身が痩せるということで、到着してすぐに5匹とも茹でてみました。
大鍋で2回に分けて茹で、茹であがりはこんな感じです。
蒸すか茹でるか迷ったものの、茹でる方が楽だったので茹でガニに。
茹で汁にもすごくいいダシが出ているので、かにすき、味噌汁、うどん、炊き込みご飯などに使えます。(冷凍保存できる)
5月に買った時は蒸してみましたが、こちらも絶品でした。
参考干し椎茸はこれ一筋!国産でコスパ最強のおすすめ品はこれ!ワタリガニを食べてみた
茹でたてのカニは「ウマイ!」の一言。
少し気がかりだったものの、身がぎっしり詰まって甘く、卵もたくさん入っていました。(メスなのでミソは少なめ)
食べるのに夢中で写真を撮り忘れましたが、昔の美味しいワタリガニを思い出させてくれるほど絶品でした。
食べきれなかったカニは冷凍へ。茹で立てには敵いませんが、解凍して食べたり、かにすきにしても最高です。
買う前、レビューを読みあさっていた時に、臭みがあったと書いている方がいて少し心配でしたが変な臭みはゼロ。(カニの匂いはするけど) 生を家で茹でているので塩辛くもありません。
どのカニも身がぎっしりで、子もしっかりと入っていて大満足です。
5月に買った方は時期的に卵が入ってないかなと思いきや、予想外にぎっしり入っていました。身もたっぷり詰まって甘く、12月のと同様に絶品でした。
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おわりに
通販では何回かカニを買っていますが、正直「これは美味しい!」というカニに出会ったことがなかったので、今回も期待と不安が半々でした。
でも今回は大当たり!さすが、活〆のカニは冷凍ガニやボイルガニとは違うなぁと実感しました。
今回は子を堪能したので、次回はミソの多い時期にしてみようかなと思ってます。