五箇山(ごかやま)は合掌造りで有名な富山県南西部のエリア。世界遺産にも登録されており、白川郷と並んで人気の観光スポットです。
いつ行っても趣のある場所ですが、年に数回行われるライトアップの期間はまた格別。普段と違った幻想的な風景に出会えます。
今回は、年に数回ある五箇山のライトアップの日程とバスや車での行き方をご紹介します。
記事の内容
五箇山ライトアップの場所
ライトアップが行われるのは「菅沼(すがぬま)集落」と「相倉(あいのくら)集落」。
合掌造りは五箇山内に点在していますが、この二か所は合掌造りが集まった集落になっています。
菅沼集落(すがぬましゅうらく)
菅沼集落は白川郷からバスで30分程の集落。現在、9戸の合掌造りが残っています。
山に囲まれた集落内には「神明社」という神社や田畑もあり、トトロの世界観。合掌造りには実際に人々が暮らされていて、食事処やお土産屋さん(民芸品など)もあります。
「塩硝の館」や「五箇山民俗館」で昔の人の生活を見るのも楽しいです。(ライトアップ時は空いてない)
マップ菅沼合掌造り集落をグーグルマップで見る相倉集落 (あいのくらしゅうらく)
相倉集落は菅沼集落からバスで15分ほどの場所にある集落。菅沼集落よりも規模が大きく、20棟の合掌造りが残っています。
山間の田園風景が美しい集落で、昔から受け継がれてきた暮らしの知恵が至る所に見られます。
集落全体を見渡せる高台もあり、日本の原風景のような眺めにうっとり。写真撮影にも最適です。
集落内には合掌造りの宿もあり、食事処や民芸品のお店も点在しています。
マップ相倉合掌造り集落をグーグルマップで見る五箇山のライトアップの日程(2023)
ライトアップは年に何回か行われていて、2023年の日程はこちらです。
※2022年12月現在、一部以外の詳細は未発表。五箇山観光情報サイトに随時アップされるのでご確認ください。
冬のライトアップ
菅沼集落
文化財防火デー啓発ライトアップ
2023年1月26日(木)日没〜20時
四季の五箇山 雪あかり
2月上旬 (2023の詳細は未発表)
相倉集落
雪原に浮かぶ日本の原風景
2023年2月18日(土)と2月19日(日)時間は日没~21:00まで
春のライトアップ
菅沼集落
春待ちライトアップ
3月の毎週金・土 (2023の詳細は未発表)
四季の五箇山 春の宵
5月下旬〜6月上旬 (2023の詳細は未発表)
夏のライトアップ
相倉集落
夜涼みライトアップ
7月中旬 (2023の詳細は未発表)
秋のライトアップ
相倉集落
初秋の山里に浮かぶ日本の原風景
9月中旬 (2023の詳細は未発表)
冬支度-雪待つ合掌集落
11月中旬 (2023の詳細は未発表)
五箇山への行き方
五箇山へは車やバスで行くことができます。
参考名古屋↔五箇山はバスが便利!2つの合掌集落と白川郷へのアクセスも紹介車の場合
車で行く場合、冬の雪道には十分お気を付けください。
菅沼集落
菅沼集落までは、東海北陸自動車道「五箇山IC」から156号線経由で2分。集落の隣の「菅沼展望広場駐車場」に駐車できます。
駐車料金は通常、普通車・軽自動車の場合500円(世界遺産保存協力金)。ライトアップ時は1000円です。
相倉集落
相倉集落へは東海北陸自動車道「五箇山IC」から156号線経由で約20分。
駐車場は集落の隣にあり、軽・普通車500円。ライトアップ時は上がるかもしれません。(駐車場の詳細がまだ出ていない)
バスの場合
このエリアのバス移動なら加越能バスが運行する「世界遺産バス」が便利。
白川郷⇄五箇山エリア⇄城端駅(じょうはなえき)⇄高岡駅の間を運行しているバスで、予約なしで乗車できます。
車内はwifiも使えて快適。集落だけでなく、五箇山温泉や重要文化財の村上家などの観光スポットを回るのにも便利です。
ちなみに、集落の最寄りのバス停はこちらになります。
- 菅沼集落:「菅沼」のバス停下車すぐ
- 相倉集落:「相倉口」下車、徒歩5~10分ほど(坂なので少しきついかも)
通常ダイヤだとライトアップには間に合いませんが、ライトアップ期間は臨時バス(要予約)が出るので、加越能バスのホームページで詳細を確認してみてください。(日にちが近づくと出る)
ちなみに、集落から一番近い駅はJR西日本の「城端駅(じょうはなえき)」。
城端駅から相倉集落までは車やバスで25分前後、菅沼集落までだと40分弱かかります。(タクシーを使う場合の目安として)
五箇山ライトアップへはバスツアーも出ているので利用するのもいいかもしれません。
▶︎【クラブツーリズム】で五箇山ライトアップのツアーを探すおわりに
五箇山はホッとする景色に出会える場所。
四季や時間問わずとても素敵な場所ですが、ライトアップ期間に都合がつけばぜひ行ってみてください。